第3回を迎えた「誕生学とJAZZであなたをもっとステキに♪」本日無事に終了いたしました。お越しくださったみなさま、ありがとうございました

前回、昨年の11月の時は、たくさんの方に来ていただけることに自分でプレッシャーをかけてしまい、ちょっと固い感じの演奏になってしまいました。今回、震災後初めてのイベントで、何より来ていただいた方に楽しんでいただけることを一番に思ったとき、自分も心から楽しいと感じながら演奏することが最も大事かと思いました。
今回やすべーさんの絵本のチョイスもとっても良かったので(「ちょっとだけ」という、赤ちゃんが生まれたお姉ちゃんの、がまんする気持ちを描いた絵本で猛烈に泣けます)すぐに曲をつけることができて、自分自身がいつもじーんとしながら弾いていました。
ある方に言っていただいてうれしかったのが「誕生学からジャズピアノへの流れがスムーズでとても良かった」ということ。命とはその長さに関わらず全て尊いもの。大人である私たち自身、愛情をかけて育ててもらったから今があります。誕生学講座のあとのやすべーさんからのメッセージにつける曲は「A Child Is Born」。そして絵本の読み聞かせにも音をつけて聴いていただき、それが終わったらピアノ・タイム。今日は「雨ふり」「しゃぼん玉」を1、2曲目にして続けて聴いていただきました。
やすべーさんの優しい語り口にすでに涙する方も多く、そこへピアノの音が入ってまたうるっとされるみたいです。以前マリーンのインタビューで「聴く人を泣かせるつもりで歌っている」というような内容を読んだことがあり、言葉や音楽で聴く人の気持ちを揺さぶることができるって素晴らしいことだと思いました。
今日の私の演奏に「じーんとしました」という感想をいただいて、それは私にとって本当にうれしい、ありがたい感想でした。
自分自身が生きていて、こんなに素晴らしい時間を、やすべーさん、そして多くの方と共有できたことに、心から感謝いたします

またこのイベントでお会いできる日を楽しみに・・・。