関西人のつぶやき

ジャズピアノプレイヤーmatsucofの音楽と日常

♬初心者ジャズピアノ教室♬

場所はさいたま市見沼区の自宅。コードや簡単な耳コピの仕方など、それぞれの方のレベルに合わせて、丁寧に教えます。珍しいヤマハの木目グランドピアノで、好きな曲を弾いてみませんか?左の「メッセージを送る」からお問い合わせ下さい。

宏クンと呼べる人

2007年01月28日 17時19分14秒 | 音楽
今日2回目の投稿です。最初に訂正を一つ。TRIXの「Passion」のことを書いた時に、ダンナさまが「神保さんのソロ・アルバムの曲の感じ」と言ったと書きましたが、ソロ・アルバムではなく、カシオペア時代の曲などの感じだそうです。ソロ・アルバムには似た感じのものはないそうなので、訂正させていただきます。

午前中に前から予約しておいた、ヤマハきっずくらぶのコンサートに行きました。といっても会場は、駅前のヤマハ音楽教室の1室だったのですが・・・。
何とそこに、「おかあさんといっしょ」でエレクトーンのお姉さんをやっていた、川田祐子さんが来られたのです。以前、大型ショッピングモールでの屋外コンサートを見に行って、子供がとても喜んだので、そこできっずくらぶというものに入会しました。音楽教室自体は悩んだ末、兄のピアノ教室に行かせることにしたので入りませんでしたが、エレクトーンを使ったコンサートは私もとても興味があったので。

今日はかなり間近でSTAGEAによる演奏を聴くことができました。最初はトトロの「さんぽ」を弾いてくれて、子供たちも大喜び。その後の内容は以前とだいたい同じで、お姉さんが歌うときは「STAGEAは透明人間さんが弾いてくれま~す」になってしまうので、演奏を観たいこちらとしては若干の不満が。音あてクイズのときは色々と弾いてはくれるのですが、何せ曲が短いので「もっと聴きた~い」という気分に。ただ今日は親向けにご自身のオリジナル曲「シンフォニア」を演奏してくださり、壮大なオーケストレーションに感動しました。

子育てが一段落したのを機に、昨年グレード2級を取得されたそうで(2級というのは全部で37人しかいないそうです)こんなプロの方でもさらなるグレードアップを目指すものなんだと。見習わなければいけません。

帰りにお姉さんと写真を撮ってもらえるということで、オリジナル曲の感想と一緒に、「窪田宏さんはよくご存知ですか?」と聞いてみました。すると

「宏クンとは一緒にバンドをやってました。お友達なんですよ♪」

思わずお姉さんと握手してもらってしまいましたよ。それにしても宏クンか~。呼んでみたい・・・。

♪Happy Birthday♪

2007年01月28日 09時48分12秒 | 音楽
今日は私の音楽人生に多大な影響を与えてくださった方の、48回目のお誕生日です。

中学生の頃から色んな音楽を聴いて来ました。かれこれもう28年になろうとしています。(ちょうどこの方がミュージシャンとしての活動をスタートされた頃です)大学ではぜったいバンド、それもフュージョン・バンドがしたいと思い、高校生の頃は、少しずつ指のトレーニングを再開していました。流れ星がたくさん見れた日には「ピアノがうまくなりますように」と、そればかりお願いしていた。

大学の音楽サークルでは、いいバンドのメンバーに恵まれ、充実した音楽ライフを送ることができました。その後OL生活を経て結婚。長男が生まれ、自分で音楽をするどころではなくなった。それでも古いシンセサイザーをつないで、ヘッドホンでちょっとだけ弾いてみたりはしていました。

長男が幼稚園に入った時、やっぱりもう少しジャズに詳しくなりたいと、ジャズピアノを習ってみることに。それまでずっと耳でコピーすることしかしてこなかったので、コードやスケールの勉強は「なんじゃこりゃ」の世界でした。その頃はマスターした曲を家でお友達ママに聴いてもらったり、ジャズピアノの教室で発表会などがあったので、バンド活動以来、わりとよく人に聴いてもらっていた時期でした。しかしそれもまた長女の妊娠、出産で中断することに。

上の子と下の子は7歳離れています。上の子が幼稚園に入って、自分の時間を持つことに慣れてしまってからの出産、育児は、一からやり直しな分、結構ツライものでした。0歳の間は音楽に対する情熱もすっかりなくなっていました。やっと1歳になろうかという頃、気持ちにも余裕ができた時期でした。TRIXのデビューとともに、初めて「窪田宏」という名前を知り、そこから私の毎日は変わっていきました。

ソロ・アルバムを買い集め、ライブに行き、どんどんその魅力にハマっていきました。そしてTRIX3枚目の「ART」が出た昨年、今までずっと悩んでいたことに結論を出しました。
「何かやらなければいけない」それを「音楽」に決めるまでにはいろんな事柄が重なり合っているのですが、それを決定させてくれたのが窪田さん、そしてTRIXでした。私が育児でツライなあと思っていた時、まるで救世主のように?現れたTRIX。今朝も久々に「MODE」を聴いて、「ゴクロウサン」に癒されました。窪田さんが歌ってくれてるんだな~と思うとうれしくて。

私もあと少しで40代になりますが、KK JAMの3人、小曽根真さん、塩谷哲さん、西脇辰弥さん、そしてDAVE KOZと、私の憧れのミュージシャンはみんな40代なのです。だからその人たちと一つの共通項ができることがうれしい。年を取ることもまんざら悪いことではないと思えてきます。

年男の窪田さん、今年もそのパワフルで繊細な演奏で、私たちにポジティブなエネルギーを与えてください。たくさんのご活躍を心から期待しています。