国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

片腹痛い

2021-05-29 | 日記
昨日の午前中、大学の水田で作業をしていたらLINEの通知音が。滅多にないことなのですが、見てみたら日本語教室の生徒さん(ベトナム人)からでした。

しばらく下へスクロールせず、考えてみて下さい。どなたも「これは悩ましい」と思うんじゃないでしょうか?














ということで、16分後に下の返事を(慣れないスマホ画面で書いて)送ったのですが・・・・・・


その後(昼休み中)のやり取りです。先の「疑問」は上にある通りですが、それ以前にこの問題の作成者には文句を言いたい。四つの選択肢のいずれも「〜している」が「○歳児」のことなのか親のことなのかハッキリしない。(蛇足ながら「○歳児の△親」、および「〜している」と「○歳児の」が並列でともに「△親」を修飾しているという二通りの解釈ができてしまう。)「保育園や幼稚園に通うのは子供に決まってるだろう」には「通勤だったらどうします?」と返しましょうか。それはイチャモンだとしても2番目は文法的にペケだし、4番目は笑いを取りに来てるとしか思えない。(校正すらまともにできんのか?)この程度の文章能力で外国人向けの日本語問題を作成するとは笑止千万。「身の程を弁えろ」(←この字だったのか)とも言いたくなってきます。

追記
 子供が一人で役所へ行って住民登録や外国人登録ができるはずはない。ゆえに「〜している」は「父親(または母親)」のことだと受け取る方が自然でしょう。つまり問題の作り方そのもので失敗していると言わざるを得ませんが、もしミスリードを狙っての出題なら問答無用で「糞問題」と認定させてもらいます。なお私なら選択肢は「〜している○歳児」で止めておき、質問を「申請できるのは誰の親か?」にします。
Comments (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

40. エピローグ

2021-05-29 | 運転免許
(20回ぐらいと予想し、そう予告していた連載もとうとうその2倍の回数に。キリのいい数字ということもあるので少々長くなっても今回で完結とさせていただきますね。)

写真撮影後、免許証が出来上がるまで何か啓蒙用のビデオでも見せられるのかな、と思っていましたが、少し待っただけで一人ずつ名前が呼ばれ、ついに夢にまで見た(注)免許証を受け取りました。(注:それは冗談にせよ二人とも試験の夢は本当に見ました。)なおこちらには「免許証交付予定時刻」として「守山市 午前の学科試験合格者 午後3時30分頃」と表にありますね。何でそんなに待つ必要があるのか全く不可解ですが、実際に交付されたのは12時ちょっと過ぎでした。私の時はどうだったか憶えていませんが、こんなに早くはなかったはず。デジタル技術のお陰ですね。それから父の時代は後日警察署で受け取り(長いこと更新も同様)だったとのこと。

職場に戻り自室で記念撮影。この直後、Lindaは「これは半分以上あなたのものだ」と言いました。私の協力に感謝しての発言とは思いますが、そんなことはないですよ。誰よりも頑張ったのはあなたです。(以下余談ですが、この日と前回は有給休暇を取って受けに行きました。昨年4月から年5日の有給休暇取得が義務化され、雇用者側には罰則規定が設けられました。それで私も大手を振って休めるようになったのですが、有給は半日単位で取れるため10回までは大丈夫だな、と考えたことも。)

帰宅後、Lindaは教材の山を床に広げて撮影していました。いつか自身のFacebookに上げるつもりかもしれませんが、現物はどうするんでしょうかね?

そして私はノートパソコンのデスクトップに並べていた学習用サイトのブックマーク(画像左上)を全てゴミ箱へ。

こうして半年以上に及んだ悪戦苦闘の日々もようやく終わりを告げました。ずいぶん回り道をしたようですが、ネットのどこかで読んだ「免許の取得費用は年齢×1万円」という相場(目安)からすると(本来の意味で)「御の字」といえます。とはいえ、この2ヶ月(最初に本免に落ちてから5回目に合格するまでの間)というもの私はずっと足に棘が刺さったような気持ちでしたし、Lindaの辛さはその比ではなかったでしょう。初回受験であと一歩というところ(2点不足)まで来ていたので、もしかするとあそこまでやらなくても良かったのかもしれないという思いはあります。ちょっとぐらい待つことになってもそのまま米原で受け続けていれば、いつしか同じ問題に当たっただろうし、あるいは守山でも4月以降は受験回数が稼げそうだったので、遠からず実際に合格した55番、もしくはそれと同レベルの易しい問題が回ってきたはずです。(もし恣意的に難易度の高い問題をぶつけてくるということがなければ。)しかし何を言ったところで結果論。悔いを残すのは嫌だったので、Lindaも私もできそうなことは全てやりました。我慢の日々が延びた分だけ合格の喜びも大きくなりましたし、一昨年1月の帰国時に陥った大ピンチを乗り切った時と同様、私たちの結束が強くなったことも疑えません。

ところで合格後最初の日曜の夜、Lindaからこの本(上左)を見せられました。スペイン語版学科教本を買った時に「おまけ」としてもらったものですが、二人ともすっかり忘れていました。そしてページをめくっていた彼女が思わず声を上げました。あの「忌まわしきイラスト問題」があったからです。(ほぼ全てのページの上部に赤字で「この問題の一部又は全部の複製・転載を一切固く禁ず」と書かれているので、ぼかし掛けときますね。なお質問の中身はLindaが実際に解いた英語問題とは少し異なっているようでした。)

もはやその気は(必要も)ありませんが、捜せば他に本番と同じ問題が見つかるかもしれません。なので最初からこれをやっておけばもっと早く合格できた可能性は高いです。(滋賀県独自の問題は同じものをネットで探せないため、翻訳版作成の手間は生半可ではなかったでしょうけど。)何にせよ、日本語問題にも取り組む必要性に気が付いたのが遅かったし、本の存在自体を失念していたので、今更何を言っても無駄ではありますが・・・・・・ただし日本人の協力が得られない外国人にとってこの問題集は所詮「猫に小判」でしかなく、ここから出題するのは不公平じゃないかと言いたい気持ちはあります。

さて、父の車に付けられていた仮免許練習標識は、その日の内に初心運転者標識(いわゆる初心者マーク)に置き換わりました。(ここに書きましたが、一緒に買ったものです。同様にネオジム磁石で補強しました。)翌日からLindaは父の専属ドライバーとして活躍しています。

一方、こちらに書かれている通り私の車はアルミ素材のためマグネット式はダメ。教習所から卒業祝いでもらった2枚のうち吸盤式の方は使える(内側に貼れる)ため、最初はリアガラスに貼っておいたところ知らぬ間に脱落。それでフロントガラスにと思ったのですが、こちらによれば法に触れる可能性があり、警察官に見咎められたら最悪Lindaに反則金4000円と違反点数1点が課せられてしまう恐れも。

それで先日余呉湖へ行った時は、後部は強力な布テープで貼り付け、前面はネットで買ったアリゾナ州のプレートの上に置いて運転してもらいました。ただこれも本当はルール的にダメのような気が。さらに貼りっぱなしにするつもりだったリアの方も翌日帰宅時に落っこちていました。直射日光で加熱されて粘着剤が溶けてしまった模様。ということでこちらもペケ。検索で見つけた非粘着静電気シールタイプ(これなど)なら大丈夫かとも思ったのですが、「強風で飛んでいった」とか、「貼ったり剥がしたりを繰り返していたら付かなくなった」といったレビューを読むと躊躇してしまいます。どこかに決定打はないものか? これが最後に残った悩みです(完)。

後日追記

百均ショップのセリアへ行って2枚買ってきました。(ネット情報通り、ダイソーやドン・キホーテにはマグネットタイプしか置いていませんでした。)本文にリンクを貼ったアマゾンで販売されている品とは別物のようですが、とにかく安上がり(半額程度)になりました。Lindaが私の車を運転する機会はそうないと思いますが、その日まで封を切らず温存しておきます。下手に貼って吸着力が落ちても困るので。
Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国それぞれ

2021-05-29 | 日記
今朝もアプリでニュースをチェックしていたらこれが。計9回も出張した国だけにどうしても気になるんですね。(なお1ヶ月前にはこういうニュースが。月並みな感想ながら対応の違いにもお国柄が現れると思いました。→追記:気が付きませんでしたが、昨日はこの記事が。)

そういえばナミビアの公用語について何か書いていたなと思い出し、本ブログを検索したものの見つからず。別ブログの方でした。しかしながら、昨年担当した「国際文化学概論」では、それとほとんど同じ内容の講義資料(オンデマンド配信用)を作成していました。そして既にこちらに貼り付けていました。(ちなみにリンク先の終わりに書いた通り、その講義は隔年で実施されてきましたが、来年どうなるかは決まっていません。ピンチヒッターだった私に再度声が掛かるか、という以前に開講されるのかも。)
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする