国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

なっとらん

2018-04-27 | 日記
ニューヨーク在住中、ヒスパニック系移住者の子供達に聖書を教えていたLindaですが、その腕を買われたのでしょうか。通っているプロテスタント教会の南米出身者の信者さんから頼まれ、このたびスペイン語による聖書の勉強会の講師を務めることになりました。彼女は牧師さんにもその内容を知っておいてもらうため日本語の要約を作ろうとしていましたが、その際にネットの翻訳サイトを使ってもいいか、と尋ねられたので、私は「頼むからそれだけはやめてくれ」と答えました。以下その理由を説明します。

私のFacebookでは基本的に西語でしか発信しませんが、ひっきりなしに来る友達申請をいちいち断るのも面倒だし、気を悪くされても困るので、ある日こう書きました。

No quiero ser amigos de Facebook con quien no he encontrado nunca. Discúlpenme, por favor.(私は一度も会ったことのない人とはFacebookの友だちにはなりたくありません。どうかお許し下さい。)

その時はそれだけだったのですが、後日「これが日本語環境で閲覧している(&翻訳機能をオンにしている)ユーザにはどのように表示されているのだろうか?」と気になったため、各種翻訳サイトに上の西語文を持って行って訳させてみました。その結果がコレ↓



いずれもハチャメチャな日本語訳を返してきました。それは予想通りだったのですが、2番目(Infoseek)の「謝罪してください」にはさすがに仰天しました。こりゃ絶対アカンでしょう。閲覧者の多い所なら炎上必至です。ちなみに、ほぼ同じ意味の "Perdóname." をInfoseekとexciteは「許してください」と正確に訳しますが、今度はGoogleが「私を許しなさい」と上から目線になり、これも荒れる原因となりかねません。(実際、自動翻訳を安易に使用したことによるトラブルの例がここここで紹介されています。なので、学生には「自動翻訳を使うなとまでは言わないが、絶対に信用してはいけない」と指導しています。)

どうやらスペイン語から日本語へ翻訳する際のハードルは英文和訳よりも少し高そうです。以下はアマゾンのお薦めが鬱陶しいことを愚痴った投稿文 "No entiendo ¿por qué me recomienda un autor nacionalista?"(なんで俺にナショナリストの作家を薦めてくるのかわからん)の翻訳もどき。



Googleは直接目的語(〜を)であるはずのun autorを主語と誤読しているし、Infoseekに至っては間接目的語のme(私に)も直接目的語(私を)に読み違えるというオマケ付き。唯一exciteは「著者を」(直接目的語)と正しく解釈していたものの、「理由」の後の助詞欠落のため日本語になってない(残念)。

結局のところ、どのサイトも助詞の使い分けがまるでなっていないということです。(日本語教室の中級クラスの生徒さんでも実は難しいことなのですが。)それだと当然ながら意味が変わってしまう。さらにスペイン語では主語を省略できることがトンデモ訳を誘発しているようにも思われました。

ということで、要約の翻訳は当分の間(自動翻訳がまともなレベルに到達するまで)私が引き受けることになるのかな、と思っていたのですが、英語で作成することにしたそうです。牧師さんは英語が読めるので。
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一長一短

2018-04-25 | 日記





春分の日に挙行された学位授与式(卒業式)の代休を取って訪れたのは、もちろんオランダではなく、富山県砺波市でもなく、県内のとある農業公園でした。(ちなみに父は先週の叔母達との温泉旅行の際、砺波チューリップ公園に寄るつもりだったそうですが、大渋滞で諦め引き返したとのこと。)



爬虫類好き(ただしカエル、カメレオン、カメなど一部)のLindaは動物エリアでゾウガメを撫でるにとどまらず、何歳か、どこから来たのかと飼育員さんに尋ねていました。一方ネズミが大嫌いなためか、カピバラには決して触れようとしませんでした。それでいて「食べると美味しい」と言っていたのには笑えました。

アルパカはあちらで見慣れているためかほとんど素通りでした。





13万球が植えられているというチューリップ畑は確かに壮観でしたが、他にはとくに見るべき植物もなし。(菜の花は既に咲き終わって刈られてしまっていたのか見当たりませんでした。)平日だったためか多くの施設が閉まっていました。それであの入園料には割高感があったのも事実です。(ついでにLindaの好きな乳製品数種を買って、しっかりお金も落としてきました。)

帰りに足を伸ばしたのがここですが、愛知川沿いを下るつもりが道を間違えてかなり時間をロスしました。看板には7世紀前半に大陸から伝えられたものを復元したとあり、直径13mの大水車(関西最大とのこと)が存在感を示していたものの、ただそれだけ。併設の資料館は閉館、そしてカヌーランドもお休みでした。

最近は雑踏を嫌って平日に観光地を訪れるようにしていますが、やはり一長一短ですね。
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いつもの

2018-04-23 | 日記
昨日の午後はいつものに参加しましたので写真を上げときます。









桜餅は道明寺粉というのを使えば意外と手軽に作れるんですね。昨日の教室では天然色素を加えていましたが、帰宅途中に寄った業務用食料品店では最初からピンク色に着色したものも売られていました。これならもっと簡単。材料はあらかた揃ったので近い内に作ってみるかもしれません。ただし来年用には桜の葉を塩蔵しておかないと・・・・・先生によると向いているのはヤマザクラの葉でソメイヨシノはダメなんだそうです。(葉を食べなければいいのかもしれませんが。)

おまけ
 彼女が付けているエプロンは百均(セリア)で買ってきた布切れをつなぎ合わせて作ったものです(2作目)。十分な面積を確保するため何店も探し廻りました。
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そそくさ

2018-04-09 | 日記
昨日は日本語教室の花見だったので一応報告。

当地でも例年よりだいぶ桜の開花が早かったみたいですね。あらかた散ってしまっていました。先週に入って低温が続いていたため少しは望みをかけていたのですが、金曜夕刻の大雨でトドメを刺されました。まだ2〜3割しか咲いていなかったということは過去に何度かありましたが、こういうのは記憶にありません。

花びらの絨毯も悪くないとLindaは言ってましたけど。ちなみに城の向こう側は半分ぐらい残っていました。



「浦島太郎」の紙芝居の上演。逐次翻訳しましたが、その結末にLindaは「何て悲しい物語なの」と感じ入った様子でした。

開始前に小雨が降ったものの、その後は晴れ間が見えたのでもう大丈夫と思われたのですが・・・・・また曇ってきて今度はやや大粒の雨。以後も晴れては曇って時々雨の繰り返し。そして突風の度に花吹雪となりましたが、本当の吹雪かと思うほど寒かったので、紙芝居の後は少しだけゲームをやって切り上げました。


普段ならまだ残っている梅も見に行くなど公園内を散歩してタップリ2〜3時間は過ごすのですが、結局1時間ちょっとで解散となりました。なお私は土曜の朝から水洟が止まらなくなり、花粉症が急に悪化したのかと思っていたのですが、帰宅後から寒気がし始めました。どうやら風邪を引いたみたいです。一晩寝たら少し楽になりましたが、今日から授業開始なので早く治さないと。
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画伯

2018-04-08 | 日記

Lindaは東京で陶器にペインティングするためのグッズを買い集めていましたが、それで少し前からコタツが作業場になっています。





このヘタウマ感が何とも。ただし図案はネットからヒントを得ているみたいです。
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消えた?

2018-04-06 | 日記
次の年末年始には帰省する予定はありませんが、ちょっと気になったので検索してみたところ・・・・・

やはりこの時期のルフトハンザは安いですね。所要時間が短いためサンパウロで1泊せずともコチャバンバに向かえるのはありがたい。

一方、昨年は見なかったこんなのが。19万円ちょっとでサンタクルスまで行けてしまうのは魅力的です(あとサンタクルス〜コチャバンバが約1万)。関空発着はラクだし昨年末の入国審査時のように揉めないで済む可能性が高いので、仮に選ぶとしたらこっちかもしれません。

ところで昨年は本ブログで幾度となく登場した「最終兵器」ですが、なぜか検索上位には出てきません。航空会社を絞ったら見つかったものの、割安感はどこかへ行ってしまいました。それでいて乗り継ぎが良くなったということは全くなし。やはり昨年の値段(最安時11万円台)が「異常値」(何かの手違い)だったのでしょうか?

東京発着だと最安はイベリア航空ですが、利便性を考えたら断然エチオピア航空ですね。
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