国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

めっ!

2021-05-23 | 日記

楽天市場で買いました。食べ頃を待っています。(2個は冷蔵庫に。)外皮にキズやスレ、ネットの乱れなどがある「訳あり」品です。それはともかく、さっき読んだこの記事ですが実に嘆かわしいですねぇ。
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34. 糞問題

2021-05-23 | 運転免許
早速ですが、下の問題の解答を考えてみて下さい。

「夜間走行中は、注意して運転しなければならない。」

正解が「×」と聞いて「は?」とならない人はいないでしょう。この引っかけ問題を知っている人は別として。中川家(兄弟漫才コンビ)の教習所ネタ(秀逸)に出てきます。教官役の礼二(弟)がこの問題を出し、生徒役の剛(兄)が「○」と答えたら即座に「×」で、その理由は「昼間も注意して運転しなければならないから」というもの。(さらに礼二は「車の窓から空き缶を投げ捨ててはいけない」にも「×、空き缶以外も投げ捨ててはいけないから」と悪乗りします。)漫才なのでもちろん笑って見てれば済む話ですが・・・・・

ところが驚いたことに、これを実際に出していた都道府県があったそうな。(まさか今も?)シャレになりませんわ。ここここここなどあちこちで糾弾されていますが、それも当然だと思います。こんなのは受験者を混乱させるだけ。百害あって一利なしです。次にこれはどうでしょう?

画像下の「解説」にある通り「30メートル以内が追い越し禁止」なので、それを知っていれば「×」と答えたくなります。けれども10メートル以内は当然ながら禁止なので「○」も間違いとはいえない。(ちなみに以前触れた「総排気量125cc未満の自動二輪は高速道路を走れない」も125ccピッタリが含まれていないため、どちらでも答えられます。)

またこちらには「踏切とその端から前後5メートル以内の場所では、駐車も停車もしてはならない」について相談が寄せられており、回答者の見解は分かれています。それは「法令を正確に理解しているか?」を問うという意図ならば正解は「×」、「法令の適用としては正しいか?」なら「○」、つまり解釈次第でいずれの答えも成立するからです。

もしこれが大学入試だったら「不適切問題」と見なされるのは間違いありません。その日の内に高校や教育委員会などから抗議が来て(出題委員が誰なのかは秘匿なので)少なくとも学部長レベルの偉いさんがマスコミの前で「この度は申し訳ありませんでした」と頭を下げることになるでしょう。(そうならないよう曖昧なところは事前のチェックで徹底的に潰しているはずですが、それでも時々出ちゃうんですよねぇ。)

けれど秘密主義が徹底しているこの試験でそういった話は寡聞にして聞いたことがないし、その可能性もおそらくゼロに等しい。(少し前、出題ミスで不合格となった受験者を追加合格にして受験料を返すことにしたという記事は見ましたが・・・・捜してみたらこれでした。道路交通法の改正に対応しなかったのが原因であり、ここで槍玉に挙げているものとは全く種類が異なります。)「何ともお気楽な世界ですなぁ。うらやましい。」と嫌味の一つも言いたい気分ですわ。

最後にもう一つ書かせてもらうと、「普通自動車で日本の公道を安全に運転するための十分な知識を備えているかを問う」というのが私の考えるところの運転免許学科試験の主旨なのですが、仮免にしても本免にしても現行の試験はそれを大きく逸脱しているとしか思えません。

後日追記
 5月16日の朝刊に掲載された「在留資格ってなんだろう」という特集記事に元入管(入国管理局→出入国在留管理庁)職員がコメントを寄せていました。以下はその一部です。

まず指摘しなければならない問題は、巨大な権限を持つ入官の「不透明性」です。「国家主権に関わるから」という理由で、入官は外国人に対して収容や仮放免の判断基準を明確にする必要も、処分理由の説明をする必要もないとされてきました。それに対して外国人は不服申し立てをすることができません。

本文や過去記事で私が何度か述べてきた不満と諸悪の根源が共通しているように思われたので引用させてもらいました。組織でも制度でも透明性が確保されていなければ自浄作用だってまともには働かんでしょう。

後日追記2
 毎年ではないですが、職場の会議で採り上げられる「日本留学試験」というのがあります。やはり問題冊子は持ち帰り禁止(非公表)だそうですが(こちら参照)、今後もずーっと「国家主権に関わるから」に類する理由でノラリクラリと逃げ回るつもりでしょうかね? なお主催者のサイトでは「過去問題サンプル」が閲覧できるものの、2010〜17年出題分の一部に限られているようです。にもかかわらず、この記事によれば巷には過去問が出回っている模様。有料ゆえ全部は読めませんが、受験生の「自衛策(自助努力)」の結集(結晶)と思われます。
Comments (3)
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