国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

一瞬焦った

2015-10-31 | 日記


Lindaがまた写真を送ってくれました。本当に忙しそうです。ところでメッセージに "mis manitas me arden"という一文(翻訳サイトで和訳すると「私は私の(小さな)手を焼きました」)があったので、もしかしたら画像のパン焼き窯で火傷をしたのかと慌てました。が、調べてみたら「手が荒れている」という意味のようです。私の西語読解力もまだままですね。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いきさつ6(最初の会話)

2015-10-30 | 結婚@NYまで
メールのやり取りを始めて1ヶ月ほど経ったある日、夕食後に電話がかかってきました。(私は忘れてしまいましたがLindaは憶えていました。5月2日だそうです。)受話器を取った父は「お前や」と言って私に手渡しました。相手が外国語を話していたからです。

実は以前にも何度かそういうことがありました。日本語教室の生徒さんのうちの一人(ペルー人)が当日の直前になって休むことを伝える場合にはメールでなく電話を使われていたので、それだと思ったようです。だとしても何でこんな日のこんな時間帯に?(連休中で教室はありませんからね。)

(以下笑い話:後に私がLindaとスカイプで話しているところやプレゼント用の装飾品を買っているところを父は目撃していたので、私に誰かいそうだとは思っていたようですが、その相手を件の生徒さんだと思い込んでいたらしいです。弟からそれを聞いて大笑いしました。いくら何でもそれはあり得ないでしょう。だって二児のお母さんですから。)

で、電話に出た私は聞き覚えのない声を耳にしてLindaと直感しました。案の定でした。しばらく挨拶を交わしてから気になったことを言いました。「国際電話なんかかけて大丈夫?」(いくら安くなったといえ長電話だと通話料もバカになりませんから。)それに対して「プリペイドだから平気」という返事でしたが(よくは解りませんでしたが)、「どうせなら無料で話せるスカイプにしよう」と提案しました。時間を気にしなくても済みますからね。ノートパソコンのある2階の自室へ行ってこちらから呼び出しました。思うにスカイプを実際に使ったのはこの時が初めてでした。

(以下余談:メールのやり取りを続ける内に「どんな人だろう」と興味が湧いてきたので、"Linda Velasques" あるいは本名の "Urbelinda Velasquez" をキーワードにGoogleやFacebookで調べてみたところ、米国在住の女性が数件ヒットしたため特定できず。結構年配の女性もいて「この人だったらちょっと・・・・」と思ったことをここに告白しますが、後で判ったことにはそれら検索結果の中に該当者はいませんでした。そしてようやく、スカイプの「連絡先の追加」メニューでメールアドレスによって検索し、それと思しき連絡先にたどり着きました。手紙に書かれていた住所と一致していましたし、言語もスペイン語となっていましたから。ちなみに向こうも数ある同姓同名者の中から同様の方法で私を見つけていたようです。つまりスカイプで話す下地は既にできあがっていたのでした。)

どちらもリクエストや承認はしていなかったのですが、私が呼び出したらLindaはすぐ出ました。ただし、その日は私の使っている回線が最悪。(月500円定額と格安なので元から遅いのですが、データ通信が一定量を超えるとさらに厳しい速度制限がかけられてしまい、メールの送受信以外ほとんど使い物にならなくなります。あいにく前日は使いすぎでした。)そのため私からのビデオ送信は不可能。向こうからの映像もモザイクがかかったような粗さで何が何だか。結局早めに会話を切り上げ、土曜の朝に改めて話すことになりました。

それ以後は毎週土曜の午前8時から2時間ほど話すのが週課となりました。容量に関係なく高速の職場LANでの通話(注)は快適そのものでしたが、最初の頃はなぜか頻繁に接続が切れました。どうやら向こうの不安定なネット環境が原因だったようです。(注:いくら休日とはいえ私的利用と言われたら返す言葉はありません。でもやめません。)

それはともかく、Lindaとの会話ではあらゆることが話題に上り、決して飽きることがありませんでした。(言葉の数では7:3ぐらいだと思いますが・・・・もちろん7は母語話者の方です。)前にも触れたように何ヶ月も「フレンズ」をスペイン語で毎日視聴していた効果は絶大で、聴き取りにもあまり苦労せずに済みました。もちろんLindaが普段よりゆっくり目に話してくれたということもあります。なお当時も今もそうですが、よく理解できない場合は「もう一度」(Otra vez, por favor.)とお願いすると、彼女はスピードを落とすだけでなく分かりやすい単語・表現で言い換えてくれます。よくよく気配りのできる人だと感心させられます。
Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ありがたいけど

2015-10-29 | 日記

これもLindaが送ってくれた写真ですが、今あちらは日本のお盆にあたる Semana Santa(聖週間)ということで、彼女は家業のパン屋さんの仕事を手伝うのに追われているそうです。明日からはもっと多くの人が訪れるのでさらに忙しくなるとのこと。なのでしばらくは通話も我慢します。

ところで、このところほとんど毎回のように彼女のご兄弟やその子供さん(甥や姪)がゲスト出演してくれるのですが、とにかく大家族なので皆の顔と名前がちゃんと憶えられるのか、とても自信が持てません。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いきさつ5(最初のメール)

2015-10-28 | 結婚@NYまで
(メアドは一部伏せ字にしました。)
件名: ¡Hola!
差出人: 泉 泰弘 <izumi@???.???.ac.jp>
日時: 2014年4月2日 16:56:53JST
宛先: Velasquez Linda <linda???@hotmail.com>

Linda-san,

No sé cómo podría escribirle a alguien con quien nunca he encontrado. De todos modos, muchísima gracias por escribirme.

Se tardó un poco de tiempo para leer su carta porque no me acostumbro una escrita totalmente en mayúscula y no pude distinguir algunas letras, y por supuesto, me falta vocabulario, pero comprendo aproximadamente.

Dice que usted vive en Nueva York. No tengo mucho conocimiento sobre esta ciudad excepto que fue atacada por las terroristas en 2001, el 11 de septiembre, que es la misma fecha con el golpe de estado en Chile, 1973, y que es el hogar de Giants y Jets. (Soy fanático de NFL, pero el fan de Raiders.) Ahora me acuerda que la comedia de situación (sitcom) "F•R•I•E•N•D•S" tiene lugar en NY. En el octubre del año pasado compré Blu-ray de la colección completa, y continuo mirando los episodios todos los días. A decir exactamente, un episodio por día, en ingles por primera vez y en castellano por segunda vez para mejorar las habilidades de esos idiomas. Ahora empiezo a mirar el serie 7. Cuando lo termine, voy a mirar en portugues. (Y después en alemán o francés?) Me gusta aprender y usar los idiomas extranjeros aunque no sea con soltura.

A veces voy a otro país por trabajo. En ultimos años visité Namibia, el parte sur de África, repetidamente para la investigación del cultivo de arroz. Ya he estado 5 de 7 continentes del mundo, y me sobran Australia y Antártida. Sin embargo no me gusta viajar de verdad, aunque casi nadie lo cree. Yo casi nunca vuelo fuera de mi profesión. De vez en cuando voy de paseo en bicicleta, pero es principalmente para mantener mi peso. Prefiero estar en casa escuchando la musica (clásica) y leyendo libros. Literatura rusa y latinoamericana son mis favoritos.

Por consiguiente, imagino que no nos encontraremos en el futuro porque soy una persona que no me muevo para ver alguien y prefiero estar sólo. Pero voy a agregar una frase, "a menos que el Dios lo desee." Soy budista en serio, pero creo existencia de dioses o algo divinidad. (Empecé a tener conciencia de eso cuando vivía en Paraguay, ya hace casi un cuarto de siglo.)

Permítame por mi mala letra. Podré escribir un poco mejor en inglés.

Un abrazo,
                                Y. IZUMI

(そういえばこの時は敬称の "usted" を使っていましたね。Lindaからの手紙がそうだったので合わせた訳です。が、次のメールで親称の "tú" を使うよう私の方から持ちかけました。ところで今更ですが、"á"、"é"、"í"、"ó"、"ú"、"ñ" およびそれらの大文字が化けて表示されている方もおられると想像します。ですが、機種依存文字が全てのOSおよびブラウザに対応することはないと思いますので、このままとします。)

3つ目の段落は「あなたはニューヨークに住んでいるそうですが」から始めて「自分がその都市について知っていることといえば2001年9月11日に起こった同時多発テロの標的にされたこと、NFLのジャイアンツとジェッツの本拠地であること、そして連続コメディ『フレンズ』の舞台となったことぐらいです」と続けています。

(以下余談:いわゆる「同時多発テロ事件」の後にチリのことを書いていますが、それは28年前の9月11日に同国の社会主義政権がCIAの全面的支援による軍事クーデターで倒されたことを指しています。ついでながら「3.11」といえば日本人は反射的に東日本大震災を思い浮かべるでしょうが、世界的には2004年の同日にマドリードで発生した連続列車爆破テロ事件の方かもしれません。私はその時たまたまヨーロッパにいて震撼させられました。それ以来11日を「何かとんでもないことが起こる不吉な日」と考えています。)

今思うに、前年の10月から「フレンズ」の視聴を原語のみならずスペイン語の音声&字幕でも始めたのは何かの「予兆」だったのでしょうか。そのBlu-rayボックスを購入したのは英語学習の本で紹介されていたから、要はたまたまに過ぎません。また、西語での視聴についても5年以上続いていた中級の教室が(相次ぐ退会者のために維持できなくなって)その年の3月いっぱいで終了していたという事情があります。要はそのままだと西語が鈍ってしまうと危惧していたためですが、結果として語彙と聞き取り力が格段にアップすることとなりました。

閑話休題。その2日後に返事が届きました。(私に負けず劣らずの長文ですが、さすがに他人の書いたものは載せません。)最初は文章のみでしたが、やがて画像(職場の桜満開の様子や子供の頃訪れた観光地など)も添付するようになり、そのようなメールのやり取りが週に一往復ぐらいの頻度でしばらく続きました。
Comments (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早いよ

2015-10-27 | 日記

スカイプ経由で送ってくれました。Lindaの部屋の前にはこれが飾ってあるようです。ここでも大文字と小文字がごちゃ混ぜですね。

ただし、ここで説明されている通り、本当は彼女の姓はまだ "Velásquez Jiménez" のままです。ところで、6ヶ月を過ぎると改姓に家庭裁判所での手続きが必要になるとは知りませんでした。ならば何としてもそれまでに来てもらわないと・・・・・
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

何とかセーフ

2015-10-27 | 番外

↑これ何か分かりますか?

若い人は表紙をめくっても首を傾げるかもしれませんね。もうほとんど使われていませんから。10年以上前に滋賀銀行で買った500米ドル分(20ドル5枚、50ドル4枚、100ドル2枚)の旅行小切手(トラベラーズチェック、略してTC)です。

購入の控えも残っており、カーボンコピーが消えかかってはいますが辛うじて読めます。2005年2月18日とありますから私が初めてナミビアへ行く少し前のことですね。事情がまるで分からない国へ行くということで、万一盗まれても大丈夫(再発行可能)であることを考慮し1000ドル分持って行ったのですが大失敗でした。北部の街で両替を試みたところ、長いこと待たされた挙げ句、なんと小切手の1枚1枚に数ドル(率でなく定額!)の手数料を取られたため大損。(2割ぐらい減ってしまったかな? ちなみに同国へ渡航するなら当時も今も日本円のキャッシュだけで十分です。下手に米ドルに替えたりすると確実に損をします。)

これに懲りたため500米ドル分は手付かずのままとなったのですが、以後ナミビア以外の国へ出張する機会が全くなく残ってしまいました。(ラスベガスでは今でも普通に使えるという話ですが行きたくもないし、空港や機内で免税品を買う場合も受け取ってくれるという話ですが、贅沢品を何万円分も買う気はしません。)8月のミシガン出張で「ついに使用のチャンス到来」と思ったのですが・・・・・ウォルマートでの支払いに使えるか訊いてみたところ「アメックス(American Express)ならOK、他はダメ」の返事。(後悔先に立たずですが、その時「では銀行へ寄りましょうか?」というコーディネーターの先生のお言葉に甘えておけば良かったのかもしれません。)


その翌月ですが、いくら何でもニューヨークなら大丈夫だろうと思っていました。結婚式の前日にLindaの案内で世界の金融地区として有名なウォール街を訪れた際、銀行と両替屋を数店回ってみたのですが、結果は全滅でした。やはりアメックスでなければ受け取れないとのことで仕方なく日本へ持ち帰りました。

そこで改めて換金方法を探してしてみたところ、既に日本国内での販売は2014年度末で終了しており、販売された分の買い取りについても銀行は続々と中止に踏み切っているとのこと。空港などで店舗を構えている外貨両替専門店トラベレックスのサイトもあたってみましたが、あいにく私の持っているMaster CardのTCは買い取りの条件に合致せず。ちょっと焦りました。そうなると買った滋賀銀行へ持って行くしかないのかな、と考えて検索したところ、何と!

2009年9月末の販売に続き、買い取りも昨年9月をもって終了していたとは知らなんだ。愕然です。

が、天下のMaster CardやVISAのお墨付き、しかも有効期限なしとして販売したものを一方的に交換停止にするなどというふざけた真似が許されるはずはありません。それで「とりあえず直接訊いてみよう」と気を取り直し、購入したH支店に電話で問い合わせてみたら、Master CardのTCでもBank of Americaまたは(名前は忘れてしまいましたが)どこかの生協(CO-OP)の文字、あるいはトーマス・クック(Thomas Cook)という人の肖像画の印刷されていないものなら買い取ってくれるとのこと。「ややこしいこと言うなあ」とは思いましたが、調べてみたら幸いにも該当していなかったのでホッと一息。昨日の昼休みに換金に行ってきました。

「滋賀銀行ならどの支店でもOK」ということだったので足を運んだのはより大学に近いO支店です。(が、今思うに少々遠くても話が済んでいたH支店へ行くべきだったのかもしれません。)通常の窓口ではなく写真右手奥にある「ご相談」のコーナーに回されましたが・・・・・

いきなり目に入ったのは例の案内。大丈夫かな?

当日の交換レートが表示されていましたが、おそらく私に適用されるのは一番右の「外国通貨」と思われ、片道3円、往復だと6円もの法外な手数料を取られます。(本当ならTCから直接ドル現金に換えてもらえると一番ありがたいのですが、それは不可能でいったん円に変えてからドル現金にする必要があるとのこと。要はキッチリ6円分目減りするということです。アホクサ。前もって2005年2月18日のレートを調べてみたところ、1ドル=105円前後で今の方がかなり円安に振れていますから、極悪レートでも損をすることは決してないのですが・・・・やはり癪です。ボリビア渡航のため米ドル現金はいくらでも欲しいところですから。)

対応した行員さんは本当に換金しても良いのかの確認と番号の照合のため何度も長電話をかけていました。結局この人と同じくらい待たされることになりましたが、ようやくOKが出たので全てのチェックにサインをして無事に換金終了。


嬉しい誤算がありました。買取計算書の控えを2枚もらったのですが、最初のは間違ってドル現金の交換レート(実勢レート-3円)を適用してしまったものであり、正しい方はTC用レート(実勢レート-1円)で計算してあるとの説明でした。(もともとTCは購入時の手数料が1%で済み、両替する際にも現金より良いレートが適用されるという理由で少々の使い勝手の悪さには目をつぶって買ったことを思い出しました。)1000円弱ながら余分に受け取ることができたので、ちょっと得をした気分です。

何にしても紙くずにならなかったのは本当にラッキーでした。万一まだTCをお持ちの方がおられたら1日でも早く換金されることをお薦めします。いつ何時完全中止になるか判りませんので。

追加情報
 ドル現金が必要な場合に私が最近もっぱら利用しているのは、とある専門業者さんです。時間は違いますが昨日夕方のレートがこれ↓



米ドル購入のレートは銀行より3円も安い!(時々このようなお値打ちレートが提示されることがありますが、そうでない日でも利ざやは片道1.5円に抑えられており、市中の金融機関と比べたら断然お得です。)しかも10万円以上の両替ならば宅配手数料も向こう持ち。それゆえこれまで5回ほど依頼したことがありますが、これまでのところトラブルは一度もありません。(このような業者を他にもう一つ知っていますが、今そちらは外貨売却のレートが結構いいですね。)

なお、他に片道わずか20銭+500円の手数料で外貨を手に入れることができる方法も知っています。ただし、そのために(一般的とはいいがたい)口座を開設しなければならないし、手続きも少々ややこしい。加えて空港での受け取りオンリーなのでここでは紹介しません。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いきさつ4(最初の手紙)

2015-10-26 | 結婚@NYまで
何にしても匙は、いや賽は投げられました。(意味が逆になってしまう。)2014年3月30日にK君と再会し、やはり別れ際にLindaから託された手紙を受け取りました。

(この日付はスケジュール帳に残っているので間違いありません。なお、私の記憶では「準備はできている」云々の翌年に手紙をもらったことになっているので、そう言ったのは2013年3月ということになります。前述の「心境の変化」をもたらすような出来事が同年の2月に起こっているので辻褄は合う。ところが前にも書いた通り、その年は月末までナミビアに行っていたので、それはあり得ない。2年も経っていたというのは考えにくいし、K君と2013年の違う時期に会っていたという記憶も記録も残っていない。困りました。→追記:改めてジックリ考えてみましたが、手紙を受け取るまで自分が言ったことを完全に忘れていたので、やはり2年前のことだったのかもしれません。)


上はその一部です。(全部貼ったところでどうせ誰も読めないだろうとは思いましたが。)パッと見て「丸文字みたいだな」と思いました(失礼)。それはともかく私には非常に読みづらいものでした。ほとんど大文字で書かれていましたから。

(大文字は小文字と比べると字の大きさの変異が少ない、つまりメリハリがないため何文字も続くと頭が痛くなってきます。ついでながら、インターネット黎明期はメールのやり取りに“ñ”やアクセント記号付き母音が使えず、代わりに "n˜" や "e´" などとアルファベットに続けて「~」や「´」を打つといった手法が一部で使われていたようですが、他に大文字だけを使って書くという方法もありました。メールに限らず大文字については各種記号を省略しても良いという不文律があったからだそうです。それを思い出しました。)

それでも文字は何とか判読できましたが問題は中身。語彙不足のため電子辞書と首っ引きで解読を試みましたが、わからないものはわからない。それでも自己紹介や家族構成が中心だったので半分ぐらいは何とか理解できました。(ただし、その後のメールでは7年前に他界されたお母さんに続いてお父さんも亡くされていたと誤読し、今年の夏にスカイプで挨拶する直前までずっとそう思い込んでいました。我ながらひどい。)そして、文面から書き手の謙虚な人柄が伝わってきたので私は返事を書く気になりました。で、私が最初に送ったメールはといえば・・・・(長いので次回にします。)

ところでLindaは最初なかなか手紙を書く気になれなかったそうです。その理由は彼女の生まれ育ったボリビアでは女性の方から男性にアプローチをかけるのは非常に「はしたない」「慎みがない」とされているから、というのものでした。しかし、従姉妹のAさんに何度も促されて筆を取ったのだとか。この話を聞いて「それほどの勇気を振り絞って書いてくれたのなら向こうが送ってくる限りは返事を出そう」と心に決めたのでした。
Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お知らせ

2015-10-26 | 日記
金曜夜は植物系ゼミの合同飲み会でした。サプライズ的に私の院生(男)が作ってくれたケーキが運び込まれたので、私が卒業研究の指導をしている4回生(男)と一緒にカットしました。(食べられる前に撮っとくんだった。)

また同じグループの先生方からお祝いの品をいただきました。フランス製の鍋ですが厚手で加熱も保温も良さそうです。私はこういうことにはまるで疎いのですが、聞いたところでは結婚祝いの定番だとか。この場を借りてお礼申し上げます。


その晩は職場に泊まったので、昨日の土曜日は朝から自転車遠乗りに出かけるつもりでした。が、ボリビアへ帰る途中のLindaからの呼び出しを待つため自室に留まることにしました。その間手持ちぶさたなので本ブログの原稿を書き始めたのですが、思いのほか筆が進み、気が付いたら「いきさつ」の14まで(婚約まで)が出来上がってしまいました。そうなると週に一度というチンタラペースの更新では全部上げる前にボリビア行きの日を迎えてしまう恐れが出てきました。そこでとりあえずは「過去」の更新を週2~3度にするつもりですが、婚約以降の分量がどのくらいになるのかは今のところ予測が付きませんので、もしかするとさらにペースを上げるかもしれません。(さすがに毎日というのはないと思っていますが。)
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

連鎖反応?

2015-10-26 | 日記
(下の写真を掲載するにあたってはちゃんと許可を得ていることをまず申し添えておきます。)

一昨日土曜日の晩に長浜ユネスコ日本語教室が行われている国際交流ハウスの前で撮りました。スペイン語の会話が聞こえてきたのでどこから来たのか尋ねてみたらみんなボリビア人でした。19時まで子供関係のイベントをしていたそうです。

それはさておき、この日の朝方に教室のメーリングリストから来週開催の講師会議の案内が来たので、私はこの際ということで(いつまでも黙っていても仕方ないと考えて)結婚の報告を書いて送信しました。(何度も書いているように当初の予定は来年早々でしたから、周囲にはXデーが1ヶ月を切ったところで知らせるつもりでした。ところが、3ヶ月前倒しのドタバタ挙式になったため大部分の職場関係者や知人には事後報告となりました。)

しばらくして代表のAさんから返信がありましたが、同じ土曜クラスのベテラン講師Sさん(男性)も今月結婚されていたとのことでちょっと驚きました。(毎週会っているのにお互い何も言いませんでした。)

実は職場でも似たような状況が起こっています。先月中旬には隣の部屋のI先生が間もなく結婚されることを披露宴に出席予定の先生から偶然聞きました。また、1回生向け少人数授業で一緒だった別のI先生に「実は先月例のボリビア人の女性(注)と結婚しまして」と報告したところ、「実は私もこの前入籍したばかりで来月挙式の予定です」と返されてビックリ。(注:そちらのI先生はブラジルに長期滞在した経験をお持ちでポルトガル語が堪能です。それで、Lindaがスカイプを通してゲスト出演してくれた時に会話も少ししてもらいました。)どうも私の知らないところでいろいろと物事が進んでいたようです。というより他人事には徹頭徹尾無関心な人間ですからね。

何にしてもこういうのは無意識的に伝染するものなんでしょうか? とくに職場の方は学科教員の1/3を未婚者が占めるという状況がしばらく続いていたのですが、1年足らずの間に4人が寝返ってしまいました。めでたいことなので(負の連鎖ではないので)別に構わないのですが不思議な気がします。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

迂闊だったか

2015-10-26 | 日記

ちょっと大きな荷物が届きました。中はこれです↓

ネットオークション経由で入手した中古マウンテンバイクですが、先代と同じプジョー(仏)です。商品ページの写真を見るとタイヤがほとんど減っていないようなので入札に踏み切りましたが、実際その通りでした。(サドルはボロボロと書かれていましたがカバーを付ければ問題ありません。)名門メーカーのフルサスペンション(前と後ろに緩衝装置付き)なのに格安で送料の方が安かったくらいです。(なお、どういう訳かハードテイル (サスペンションなし) のカテゴリで出品されていました。)ただし、前後のフェンダー(泥よけ)とスタンドが付いていないので、その分だけ出費はかかります。

実は私のではなくてLindaが乗るために買いました。別のブログで「自転車の遠乗りは今年限りかもしれない」などと書きましたが、できたら一緒に出かけてみたいと考えたので。(もちろん、いきなり琵琶湖一周とか県境峠越えのようなハードなツーリングに連れて行くつもりはありません。)しかしながら実物を見ると誤算がいくつかありました。

彼女のサイズ(身長150cm)を考えればSサイズにすべきだったのでしょうが、これはMサイズ。それでも何とかなるだろうと甘く考えていたのですが、サドルを目いっぱい下げても両足を同時に地に付けるのは無理っぽい。さらにサスペンションの分だけ重くなっており女性にはキツいかも。

私が今乗っている(S'TERRA JET 7700)も出してきました。こちらのサドルはもう少し低くまで下げられますが、Lサイズということでフレームが大きく、サドルからハンドルまでが長いため今度は手が届かない恐れが。どうしよう?

ということで、最終的にはLindaが試乗した上で決めてもらうつもりですが、ダメだったら私の予備車になります。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする