国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

素通り(1日目)

2024-08-15 | 日記
(旅行前に立てた3日間の計画はこちら。


出発日の朝食です。洗い物を出したくなかったので貰い物のカップ麺で済ませました。食べたのいつ以来だろう?(他にどん兵衛きつねとカップヌードル醤油味もありましたが、とくに好きな2品を選びました。)相変わらずUFOは美味しいですね。ソースの濃い味付けがLindaはちょっと苦手なようですが、まんざらでもなかった様子。そして数あるカップヌードルの中でもシーフード味は最高傑作だと思っています(次点が醤油で次がカレー)。たしか何年か前に放送された外国人シェフによる人気投票でも1位に輝いたんじゃなかったっけ?

田村から中津川までは昨年9月の鉄道旅行と同じなので割愛。6時34分発より早い電車に乗っても結局中津川10時ジャスト発にしか乗り継げないので急ぐ必要もなかったのですが、前に書いたのと同じ理由、つまり1本遅らせたがために足止めを食らって後悔したくはなかったので17分発で米原へ。(予定通りの34分発だと名古屋からの中央本線上りが普通になり、前回撮り損ねた定光寺駅の看板も撮影できたのでしょうが、それほどの価値はないです。)気象庁の南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)も出ていますしね。「名古屋での待ち時間に発生したら最悪だな」と思ったりもしました。

ということで今回も中津川で38分の待ち時間。駅のキオスクでメロンパンやカレーパンなどを購入し、ちょっと重いおやつを食べました。この後は山登り。「腹が減っては戦はできぬ」ですからね。

藪原駅を出て電車の進行方向そのまま、つまり画像の右方向に進みます。(左に進んで踏切を渡り、反対側を歩くと旧中山道上の歴史的な建造物や石碑が見られますが、峠越えが主目的なのでこだわりませんでした。なお、そちらでも陸橋を渡って同じ道に合流することになります。)

こういう看板が至る所に設置されているので迷うことはありません。"Toriitoge Pass" のダブり表記は感心しませんが。

先の予告記事で紹介した案内看板の前で。実は「オー!」と声を上げて右腕を勢いよく突き出しているのですが、単にそれがやりたかっただけです。以下余談。

この4月から始まった教育テレビの将棋講座(日曜朝の「将棋フォーカス」の1コーナー)の講師、中川大輔八段は年の1/3は山に登っていると噂されているほどの山好き。(それゆえNHKのスタッフもなかなかつかまえられないのだとか。)

そういう訳で、上のテーマ「盤上百名山」なのですが・・・・・

「さすがにこじつけなんじゃ?」と思うことも多々。

これなんか笑わずに済ますことは困難。(いわゆる「羽生世代」のベテラン棋士ですが、デビュー直後はこんなキャラじゃなかったのに。)ちなみに「厚み」というのは駒を前進させて中盤を制圧することを指しますが、それを自信たっぷりに中川山脈と呼んでいた時は吹き出しました。

毎回「行くぞ、オー!」と叫んでから講座が始まります。要はその真似がしたかっただけ。(本当はこの画像と同じく二人並んでセルフィーを撮るつもりでしたが、それだと左腕も写り込んで絵にならないため断念。)


途中から味のある石畳の道に。


藪原の町並みが見えました。


樹齢数百年の巨木を眺めつつ・・・・・

程なくして鳥居峠(標高1197m)に到着。さらに上にあるらしき展望所はパスして先を急ぎました。ところが、直後の分岐点で左の林道に入ってしまうというミス。そのまま進んでも奈良井には出られたでしょうが、クネクネ道ゆえ距離は長く、下りるまでに相当時間がかかると判断し、引き返しました。

正しい峠道に復帰し、あとは下るだけ。

そして奈良井宿へ。ここに至るまでにすれ違ったのは外国人女性1名、また追い越したのが日本人グループ数組。難易度は昨年の馬籠〜妻籠ルートより明らかに上ですが、あちらの男女の滝や峠の茶屋(注)のような見どころはなく、ひたすら地味な古道という印象ですから仕方ないでしょうね。(注:それらしき建物の脇を通りましたが無人でした。閉鎖されたのかも。)宿場町は結構賑わっていました。が、私たちは先日の記事に書いた「本線」(14時11分発のバス「ステップくん」で塩尻に移動)ではなく、1本早い13時25分発中央本線上り列車に乗ることに決め、脇目も振らず(昼食も摂らず)奈良井駅に向かいました。少しでも早く長野に着いて冷房の効いたホテルの部屋でくつろぎたくなったからです。

何はともあれJR東海で最も高い位置にある駅(標高934m)を制覇しました。ちなみに隣の藪原駅は同924m。つまりどっちを起点にしても疲労度はほとんど変わらないということです。

なお先述のロスタイム(10分強)を入れても所要時間は約1時間45分で、奇しくも先の日記で述べた最短のそれとほぼ一緒でした。

松本から先の篠ノ井線には乗った記憶がないのですが、長野市には日本作物学会の講演会で1度来ているかもしれません。だとしたら2度目になります。

どこで撮ったのか忘れましたが、なかなかの絶景だと思ったので。(ファイル名の "IMG_20240811_152225.jpg" から判断すると撮影時刻は姨捨を出て稲荷山に向かう途中ということになります。それにしても「うばすて」とはすごい名前。アナウンスを聞いて思わずギョッとしました。)

長野駅から徒歩10分強のホテルにチェックイン後、しばらく休んでから鉄板の観光名所へ。(ちなみにそのホテルですが、少々古いとはいえ二人で1泊8000円台とリーズナブル。しかし日が経つにつれ、そこも他も安い部屋がどんどん消え、とうとう皆無に。6月早々に確保したのは大正解でした。)




以上、時系列で。この後、坂道を戻りながらソフトクリームとジェラートを食べました。まだ参道には多くの観光客が繰り出していましたが、左右の土産物屋は既に半分以上が閉店。そして夕食にと考えていた蕎麦屋も大半が16時には閉めてしまうようで(注)、急遽ネットで見つけた夜間も営業している店に入りました。(注:Lindaは香りの強い十割そばを食べたがっていましたが、それも数量限定の店がほとんどで、この日は難しかったでしょうね。)

メニューに「大もりそば」「大ざるそば」があったので、「天ぷらそばも大盛りにできますか?」と尋ねたところ200円増しだったので二人分を即注文。テレビで見る東京の名店などは3〜4口ほどで食べてしまえるほどの量なので、たぶん大盛りが自分の胃袋には適量だろうと予想したからですが・・・・

来てみればガッツリ大盛り。そうなるとLindaが残す可能性大ですが、元からそれも引き受けるつもりでした。それにしても彼女の食べ方はサマになってきました。まだ音を立ててすするのは無理なようですが。

幅が微妙に異なるのがいかにも手切り。最初はちょっと硬いかな、と思いましたが、そのうちにいい食感になりました。そばも天ぷらも美味でコスパは十分でした。

ホテルに戻り、散策中に入った果物屋で買ったフルーツのうち(右のリンゴはそのまま持って帰ることにして)左の桃(傷物で1個100円)と中央のプルーンをデザートに。桃は果肉こそ硬かったものの尋常ではない甘さに感激。もっと買っときゃ良かったなぁと二人で悔やんだのでした。初日はこれで終わりです。

追記
 中川大輔八段の最もよく知られた対局は、おそらく2007年(七段時代)のNHK杯vs羽生戦でしょう。(敗局というか大逆転負けですが。)こちらで解説されています。ついでに動画も。ひふみん(加藤一二三九段)の解説がとにかく笑えます。
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