陰謀説

さきほど業務出張から戻りました。

今朝私が乗ったのは６時49分発の姫路行き新快速ですが、向かい側の２番ホームには関西空港行き特急はるかが入線。


大型スーツケースを持った人が数名乗り込んでいました。おそらく関空まで行く人達と思われますが、私は「本当にそれでいいんですか？」と問いたくなるのをこらえていました。（なお、これは来日するLindaを迎えに行った時のネタの蒸し返しです。）


このはるか９号（経路１）は当然ながら乗り換えなしなので便利は便利。経路２（新大阪まで新幹線）のように800円余分に払っても20分しか早く着けないのであれば、そちらを選びたくなる気持ちは解らないでもありません。が、ちょっと待った！

上のように京都まで新幹線で行き、そこから同じはるか９号に乗れば700円浮かせられます。もちろん到着時刻は同じ。ということで、米原からはるかに乗るメリットは京都での乗り換え（ホーム移動）が省けることと最初からスーツケースを荷物専用スペースに置けることだけですが、それに700円の価値があると考えるか否かは人それぞれでしょう。

で、私がガッカリしたのは、そしてケシカランと思ったのは、スマホによる検索ではGoo路線検索にせよ、NAVITIMEにせよ、乗換案内NEXT（ジョルダン）にせよ、この京都乗り換えを表示しないことです。経由地に京都を指定してさえも！ （なお乗換案内NEXTは登録しないと経由地の設定すらできません。）つまりユーザに十分な選択肢を提供していないということになります。

米原→京都、京都→関西空港と分割して検索することはできるものの、それだと乗り継ぎ割引（在来線の特急料金が半額）が反映されないため、この料金体系を知らない人にとっては猫に小判。（知っていれば発車時刻を知るために使えます。）お値打ち経路を利用させないようJRが裏から手を回しているんじゃないか、と邪推すらしたくなりますわ。私の大嫌いな陰謀説ですけど。

バグじゃなかった

今年もJR大阪近郊区間大回り旅をしようと考え中です。こちらによれば、今年３月におおさか東線が新大阪まで延伸された結果として最長経路も更新されたとのこと。とりあえず新たに開通した区間（新大阪〜放出(はなてん)）には乗車することとして・・・・・

和歌山まで足を伸ばしたいのは山々ながら、それだと始発に乗ったとしてもいつもの夕食の時間には帰宅できなさそう（奈良から寄り道せず関西本線→草津線経由で戻っても坂田着は18時半）なので今回はパス。路線がゴチャゴチャしている大阪近郊は詳細な経路の指定が必要となります。ところが、最初に検索を試みたHyperdiaではどうしても新大阪→大阪を選んでしまうため、NAVITIMEへ移動。三分割しての検索のうち、最初の田村→近江塩津→新大阪→鴫野→尼崎は問題なしでした。（追記：ただし「鴫野」を「鴨野」と思い込んでいたため最初は「経由駅が見つかりません」で検索できず。しばらくして勘違いに気が付きましたが、今度は「鴫野」の読み方が判らず手こずりました。これも私にとっては十分難読駅名ですわ。それに比べたら滋賀県にはこれといったものがないですね。インパクトがあるのは「ぜぜ」ぐらい？ 逆に「マキノ」などという読み間違えようのない駅まであるほどです。）ところが・・・・・・

次の尼崎から高田までの検索結果に仰天。５時間以上を要し、空路を利用するため経費も２万以上。これは昨年も経験した検索システムのバグに違いないと思ったのですが・・・・・よく見たら目的地が奈良でなく神奈川の高田になってました。すぐさま修正して再度検索。これで大丈夫のはず。






しかしながら、出てきた結果はさらに凄かった！（上はスクリーンショットから切り取った画像６枚を繋げています。）総所要時間は何と８時間を超え、経費は先の倍以上。関空→羽田、羽田→伊丹と飛行機に２度も搭乗させられるのだから当然そうなりますわな。

改めて経路をじっくり見て判明しましたが、「王寺」（奈良県）でなく「王子」（東京都北区）を経由地に指定していたのが原因でした。（目的地の高田の前でしっかり王寺駅も通っているのが笑えます。）それにしても融通の利かないこと。（ちなみにHyperdiaで同じ検索をすると「経路が見つかりませんでした」と出ます。潔いと言うべきか？）もちろん「王寺」を入力し直したらまともなルートが表示されました。



その後、Hyperdiaでも３箇所まで設定できる経由地を選び直したところ、同じ結果を得たので、よりスッキリしているこちらを貼っておきますね。このようにスムーズに乗り換えると午後３時半に帰還できてしまうため、今回も途中で道草を食うつもりです。改札外には出られないので、どこかの駅の待合室かホームで昼食を摂るだけですが。（なお和歌山をスキップすると思ったほど遠回りできないのがもどかしいです。一筆書きルールがあるので仕方ないですが。未乗車区間だった和歌山線快速の王寺〜高田間を通ることができるので、まあ良しとしますか。）

追記というか訂正
　その後、逆コースはどうだろうと思い検索してみたら・・・・・


こっちの方がずっとスマートというか理想的でした。（二分割で済むし。）朝家をゆっくり（それでも６時ですが）出ればいいし、帰りが早すぎるということもない。なお大阪で一番早い電車（12：45発）に乗っても湖西線と北陸本線の接続の悪さのため近江塩津で37分待たされることになり、結局長浜着は同じ。となれば、上のように53分のランチタイムを設けた方が賢明。構内で駅弁を買って食べます。（ついでながら加茂での47分待ちは打つ手なしのようですね。奈良に振り替えたところで改札内には何もありませんから。）あとは昨年みたいなトラブルに見舞われないことを願うのみです。

さらに追記
　上に示したコースの乗り換え回数を数えてみたら、どっち回りの場合も11回。大回り旅の記録更新となります。もし和歌山も経由する最長ルートにすれば、さらに増えて13回。ただし始発に乗っても到着時刻は20時31分（反時計回り）とか21時08分（時計回り）と遅くなるようなので、たぶんやりませんわ。

なななんと！

ほとんど毎年聴きに行っているひこね第九オーケストラのサマーコンサートですが、第20回のポスターを見たところ今年のメインは演奏時間約80分を要する大曲のようです。全く予想していませんでした。

私はこの作曲家が一番好きでCDも数百枚所有しているものの、生で聴いたことは一度もなし。（知名度の低い作品が地方で演奏される機会は滅多にないので。）それも最高傑作と謳われている第８番（注）とあっては絶対に聞き逃せません。（注：私的には未完であっても９番の方ですが。）

実はその前の週の日曜も招待券をもらっているのですが、場所が少し遠い。どうしようかな？

おまけ
　せっかくFacebookもあるのに更新が２年近く止まっているのは残念。

買うか？

成田に迎えに行ってから１ヶ月経ちました。「光陰矢の如し」とはよく言ったものですが、これほど早く過ぎたことは記憶にありません。先の週末は久しぶりに二日とも何も予定が入っていなかったため、のんびり過ごしました。土曜日の午後は自分でも信じられないほど昼寝。そして昨日の午前中は自転車を積んで余呉湖へ行きました。









変わり映えしない写真ばかりですいません。なおLindaは「次に来る時には弁当を持ってきて１日中テントかハンモックで寝ていたい」と言っています。悪くないアイデアですね。両方とも持っていませんけど。

考察

ご家族来日という一大イベント、そして家の田植えが終わり、さらにはLindaの永住権取得も実現。ということで、ようやく落ち着きました。だからという訳でもないのですが、４月の日記でチラッと触れた私たちが幸運にも少数グループ（３割）に入っていられる理由について考えたことを書いてみます。

以前何かで読んだことがあり、ここやここなどあちこちで解説されていることですが、「恋愛ホルモン」や「快楽ホルモン」などと呼ばれる脳内物質が分泌されるのは長くて３年らしいです。思うに、それが多く出ていた人ほど減少した時に感じるギャップも大きくなるはず。とくに国際結婚の場合は、理性：感情比もおそらく同国人のカップルより小さいでしょうから、その影響をまともに受けてしまうことで急速に愛情が冷めるのではないかと想像します。

さて、私たちのケースを考えてみると、宙ぶらりんの状態にピリオドを打つため私が日本での同居を持ちかけた（勢い余ってプロポーズまでしてしまった）のはミシガンでの初対面の翌日。配偶者ビザ取得に必要不可欠な結婚についても、手続きが面倒なボリビアでの挙式を断念し、急遽ニューヨークで執り行ったのは再会の２日後。ということで時間的にも心理的にも何ちゃらホルモンが出る幕はまったくなかったといえます。結局のところ「熱くならなかったものは冷めようがない」ということになりますか。

もう一つ考えたこと。これは「もしも話」ですが、Lindaと会うために利用させてもらったミシガン研修が参加者不足で流れていたとしたら・・・・・・件の記事の途中に書いているように、その年のうち（たぶん８月か９月）に１週間ほど休みを取ってニューヨークへ飛んでいたと思います。そして現実と同じように来日＆同居を持ちかけたでしょうし、その流れで婚約まで進んだということも十分あり得たでしょう。

そしてさらに、「ここでは簡単に結婚できてしまうんだね。ではこの際ついでに・・・・」となったかどうか？ 私の性格（決めたら早い）からすると、その可能性もなくはなかったと思います。が、ここは「神のみぞ知る」としておきましょう。（もちろん向こうが了承したかは別の話。おそらく返事は「ちょっと待って」だったと想像します。）

おまけ
　口喧嘩もたまにしますけど、エスカレートしそうだと感じたら私は英語に切り替えます。（そうしないと中身でなく口数で負けますからね。）すると向こうも考えて話す必要が出てくるため、次第に冷静さを取り戻すことに。第三言語でのコミュニケーションは関係悪化にブレーキをかける有効な手段となっています。（既にこちらで解説されていました。）

ビ？

昨年紹介したお気に入りの番組を放送開始から１年以上たった今も逃さず観ています。今週の前半はスペインでした。（後半は再放送なので観ません。）

で、「旅する人」（ヒロシ）が入ったレストランが紹介されたのですが・・・・・

これにはガックリ。「ワイン」にはちゃんと訳せていましたし、他の字幕もまともでしたから、これはほぼ間違いなくタイプミスでしょうね。（よりによって一番目立つ店名の表記をミスるとは。）あと、せっかく河馬の産地を訪れながら（下戸のため）飲まなかったというのも残念。

と、ここまで書いたところで念のため検索し、ここに貼ってあるリンクを踏んだところ・・・・・・本当にそういう名前と判ってビックリ。でも何で寸止めにしてるんだ？

追記
　朝のランニングから戻って来ましたが、その途中に「もしや？」と思ったので調べてみたら、やっぱりそうでした。カタラン（カタルーニャ語）では "vi" だったんですね（こちら参照）。彼の地では１音節で済ませてしまうほど身近な飲み物ということでしょう。

さらに追記
　カステリャーノで "vi" は 動詞 "ver"（見る）の単純過去の一人称単数形ですが、それがカタランでは "veure" → "viu" なのでワインとはかぶりません。なお活用形はこちらで調べましたが、カステリャーノより２〜３割難しそうな印象。この言語を今から覚えようという気にはなれませんね。歳が歳ですし。

おめでとう

今日は家の田植えの予備日として有給休暇を取っていたのですが、昨日のうちに終わったので、今月中に済ませなければならない例の件で大津の入国管理局出張所へ行ってきました。週明けということで少し混んでいましたが、10分ほど待って窓口で手続き開始。その十数分後に「在留資格　永住者」と記された在留カードがめでたく交付されました。

今後しばらくはここへ来なくても良くなったということで記念撮影。さらに大津合同庁舎の前でも、と思ったのですが、警備員さんにジェスチャーで「写真はダメ」を示されたため撤退。

彦根に戻り、昨年のモモ狩りの帰りに入り損なったステーキハウスでお祝いのランチ。今晩もスパークリングワインで乾杯します。

帰宅後に新しいカードを見せてもらいました。これまでとは異なり「在留期間（満了日）」の欄（年月日の数字が入るところ）が全て「＊」になっています。あんまり想像したくはないですが、私にもしものことがあった場合に「日本人の配偶者」だと、文字通り解釈すれば在留資格を失うことになるため（注）、やはり永住権を取っておくに越したことはありません。（注：ここやここなどを読むと、その場合でも「定住者」の資格で日本に住み続けることはできるようです。が、代行で手続きをやってくれそうな後者のリンク先 (司法書士事務所) は手数料をしっかり取るんですね。「火事場泥棒」は言い過ぎでしょうけど。）

なお有効期間は2026年の今日まで、つまり７年間です。前に紹介した日本語教室の生徒さんは10年間有効でしたから、初回は短めに設定されているということでしょうか？ とはいえ、更新手続きは申請書に写真を貼って提出するだけ（手数料不要）なので、これまでの申請のことを考えたらアホみたいなもんです。

おまけ
　カードの受け取り時に職員さんに言われたことですが、１年以上日本を離れる場合には事前に再入国許可申請を済ませておく必要があるそうです。さもないと永住権を失ってしまうのだとか。（許可を得ていれば５年以内に帰国すれば良いとのこと。）現在のところ（私が働いている間は）そういう事態は考えにくいですけど、一応頭には入れておきます。

せっかくなので

昨日参加したこちらの様子も紹介しておきますね。ところで、もう一人の生徒さん（ブラジル人）は以前から時々大量に作って販売もされていたようですが、最近パン屋を開業されたのだとか。うちは当分その予定はないです。

朗報？

昨日帰ったら上のハガキが届いていました。２月始めに申請したこの件の結果を知らせるというものです。（日付印は５月７日ですが、お役所も10連休中は当然休んでいたので、業務再開を待って発送したということですね。ちなみに申請時に受け取った受付票の裏面には「標準審査期間は４ヶ月となっています」とありますが、実際には３ヶ月で済みました。）

右画像の波線部分にちょっと怖いことが書かれているため今月中に休みを取って大津へ出向くつもりです。審査結果は電話で問い合わせても教えてくれないので、どっちにしても窓口まで行かないといけない訳ですが・・・・

今回も収入印紙のところが丸で囲んであり、「永住　8000円」にチェックが入っているので、許可されたものと思っていますが・・・・・わざわざ足を運んで「ダメでした」だったら怒りますよ。こういう場合にはお上に楯突いても何一ついいことがないのは承知していますけど。

追記
　まずあり得ないとは思いますが、事前に8000円分の収入印紙を購入させておいて窓口で却下するなら、これは立派な詐欺ですね。

お知らせ

本日未明（現地時間の水曜午後）、ご家族が無事コチャバンバに帰還されたとの連絡を受けました。（サンパウロでの乗り継ぎが最悪で、約20時間待ちとなってしまったのはお気の毒でした。）私ができることは成田での見送りまででしたが、これで責任を全うできホッとしています。

既に述べましたが、これから滞在中（４／27〜５／６）の写真を１日ずつ載せていきたいと思います。（週明けからかな？）なお、日記の日付は（私たちのボリビア渡航時と同じく）写真が撮影された日に合わせます。

５月12日追記
　本日から掲載を開始しました。この週末にだいぶ書きためることができる見込みなので、１日１回のペースで公開できそうです。

５月13日追記
　Lindaから聞いたところでは「仕事中（昼間）眠くて仕方がない」とこぼしている方が何人もいるそうな。どうかクビにならないで下さいね。