国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

授業崩壊?

2021-05-02 | 日記
さっき新聞でこれと同じ内容の(もう少し詳しい)記事を読みましたが、最初目に入った見出しにちょっとビックリ。

失礼ながら「最近あちらでは学生の受講態度がそれほどまでに悪化してるんだろうか?」(うちも私語や居眠りはままあるけど)と思ってしまいました。

その見出しの冒頭は「近畿大荒れ」でした。何年も前から共同研究をしている間柄ゆえの錯覚です(苦笑)。

なお「建物や施設の荒廃が進んでいる」という風には取りませんでした。志願者数8年連続日本一を誇るお金持ちの大学らしいので。
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13. AIの弊害

2021-05-02 | 運転免許
ある日、自動翻訳による英語問題を解いていたLindaから尋ねられました。「この "forbidden" ってなに?」と。私は思わず「えっ?」と耳を疑いました。「今更それを訊いてくるか?」とも思いました。運転免許の試験では最重要単語のはずの "forbid"(禁止する)の過去分詞ですから。

けれども、よくよく考えてみれば、それまで見てきた英語オリジナルの問題で「禁止されている」として使われていたのは専ら "~ is prohibited" とか "~ is not permitted" という言い回し(あるいは "You should not ~" や "You must not ~" のような直接的表現)。そして、"prohibit" や "permit" はスペイン語に "prohibir" や "permitir" という(語源が同じゆえ)クリソツの動詞が存在するためLindaにも十分理解(類推)可能です。しかしながら、AIは "forbidden" のみならず "banned" 、 "not allowed"、 "impermissible" (許可されていない)など、ありとあらゆる同義語を使ってきました。(困ったことに同じ和文でも日によって違う英訳が返ってくることも。)これはあくまで一例に過ぎません。

前回書いた通り、MUSASIには利用可能な英語の試験問題があまりにも少ないため、Lindaにトレーニングを積ませるべく日本語から英訳した問題のプリントアウトも渡していたのですが、私がそれをすればするほど彼女の語彙を憶える負担が増えていくというジレンマを抱えることになりました。そうでなくてもLindaが作っていた単語帳は相当なボリュームになっていましたし、せっかく苦労して単語や熟語を憶えても、それが試験で使われないものならば全くの無駄です。そこで事前にMUSASIの英語問題と見比べつつ可能な限りその表現に合わせるよう手直しましたが、この作業が結構面倒でした。

しばらく道草を食ったので次回は話を戻します。ただし、英語による受験の難しさについては全然書き足りないのでこれからも。

おまけ
 巷に出回っている試験問題(予想問題)は、当然ながらほとんど全てが日本語ですが、あちこち捜し回って"honmen eng" の01と02を見つけました。(なお前にも触れたようにリンク先から "karimen eng" の01〜05にもアクセス可能です。)誰が作ったかは存じませんが、たしかに日本の道路交通法を元にして作成されているようです。ただし、そこで使われている言い回しが本番の試験と同じという保証はどこにもありません。ご利用は慎重に。
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