国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

ハズレの日(3日目)

2024-08-17 | 日記
6時半に朝食を摂り、そのままチェックアウト。駅に向かいます。

前日は検索で見つけていた最短ルートへの入り口が見つけられず、結局グルっと回ることになりましたが、この日は抜かりなし。舞鶴城公園を突っ切れば、アップダウンはあるもののかなりのショートカットになります。


甲府城址の見物もできました。


身延線は階段を降りてから85m先にあります。それを知らず発車時刻ギリギリに来たら乗り遅れるかも。

終着駅ゆえ線路が切れており、ここで折り返し運転となります。なお乗車時間は2時間52分(32駅)で1本の列車としては今回の旅で最長となるはず。

山梨にも善光寺が。敢えて足を運ぼうとは思いませんが。(そういえば甲府駅前にある信玄公の銅像は撮り忘れました。)

ここでも一つ前の駅名にドキッとしました。「裸島って?」(本当は「波高島」です。)

これまた乗車を記念して撮影。(ちなみに、しなの鉄道、小海線に続いて人生初乗車でした。)

富士川の向こうにあるので世界遺産の山ではありません。(それにしては低すぎるし。)

見えるのは反対側の車窓から。(前日の小海線からも雲の上に出ているのが見えました。)

建物の間からも。で期待したのですが、先に書いておくと頂上が見えたのはこれが最後となりました。

富士宮駅で下車し、富士急バスで目的地へ。市内の混雑と直前のロータリーの左折待ち、それ以上に途中のトラブル(後述)のせいで遅れに遅れ、かなり苛つきましたが何とか目的地へ到着。

既に国内外からの観光客でごった返していました。(小ぶりながら滝の形状でいえばLindaがNY在住中に見に行ったというナイアガラに近いかも。)


こういうのに言葉はいらんです。

Lindaは滝から流れてきた水を飲むとともに素足を漬けて「冷たくて気持ちいい!」 で、私も勧められましたが辞退。




その後も戻りつつ何度か立ち止まって撮影。

偶然私だけにピントが合っていますが、悪くないと思います。

こちらは「音止めの滝」の展望台から。その水が落ちるところが近くから眺めれそうな和菓子屋に入ったのですが・・・・・



その窓からはこれだけ。滝そのものが見られるのは隣のカフェの敷地だったとは露知らず。(失礼ながら詐欺に遭ったみたいな気分。)

公営の駐車場(乗用車500円)はほぼ満杯で周辺の民間のも近くから埋まっていきました。バスがなかなか停留所に着けなかったのも無理はありません。

もう富士山は裾野しか見えなくなっていました。右側(太平洋側)からの湿った空気が上昇して次々と雲になるので、どうしても夏は見える日が限られてしまいます。(それにしてもここまで少ない (3ヶ月間でわずか6日) とは驚き!)

平日ながらお盆期間中は土日祝ダイヤのため12時10分発の便は運休。30分待つことになりました。さらに時間になってもバスは一向に姿を見せず。富士急に問い合わせたら30分遅れで休暇村富士を出発したとのこと。あーあ。私たちは木陰にいたのですが、それでも精神的に疲弊。浅間大社前で降りて湧き水を汲んだりお宮横丁で例の焼きそばを食べたり、さらに寄り道して富士山世界遺産センターを訪れたり、といろいろ考えていたのですが、どうでも良くなってしまいました。焼きそばなら駅周辺でも食べられるだろうと軽く考え、終点まで乗車。ところが駅構内や周辺に飲食店はなく、観光案内所で聞いた2店も訪れてみたらいずれも休み(またしてもリサーチ不足!)。結局コンビニおにぎり他で済ますことになりました。

再び身延線に乗車し、富士駅に向かう途中で撮影。もはや生クリームをこれでもかと塗りたくったケーキみたいになっていました(笑)。

富士から米原までの東海道本線は計4回の乗り継ぎが必要でしたが、岐阜行きの普通、大垣行きと米原行きの特別快速がわずかの時間差で運行しているため、どの電車からどの電車にどこで乗り換えるかでずいぶん迷いました。(で、上画像の通り静岡、浜松、豊橋、岡崎を選択しました。浜松からはいずれも始発ゆえ座れると考えたからです。ここは正解でした。)それよりも困ったのは、巨大地震注意の対象区間ではなかったにもかかわらず全ての電車が5分程度遅れて到着したせいで(そして発車時刻は遅らせないので)、トイレに行ける時間が短くなってしまったこと。とくに女子トイレは行列ができたら悲惨なので急いで向かうようLindaを促しました。

愛知県に入ってから撮った美しい夕日がこの旅最後の写真になります。いろいろありましたが、大きなトラブルなしで帰還できたので言うことはありません。また今回の交通費(運賃)ですが、青春18きっぷ+2日目に追加購入した乗車券の合計が普通に全て片道切符を買った場合のほぼ半額で収まりましたので、十分お値打ちな鉄旅だったことは間違いありません。18きっぷの使い勝手は悪くなる一方ですが、来年の盆休みにも未乗車のJR路線(中国地方かな?)が含まれるような2泊3日の鉄道旅行を考えてみます。

追記
 本文で触れたトラブルについて書く前に、この旅行中気になったことについて。しなの鉄道や小海線ではアナウンスも表記もほぼ日本語オンリーでしたが、この日乗った路線バスでもそれは一緒でした。運転士による「白糸の滝へ行かれる方は(その入口のバス停でなく)『白糸の滝観光案内所前』でお降り下さい」という案内を聞いて次が滝だと勘違いしたのか、外国人旅行者3人組がかなり前で下車しようとしました。うち二人はスマホで決済したものの、残る一人の出した小銭が運賃670円に足りず(それ以前に日本の硬貨それぞれの額が把握できていなかった様子)しばらく押し問答に。見かねた私が両替するよう促すことになりました。結局彼らは錯覚に気付いて再び乗り込んだのですが、これで無駄に5分以上を費やしました。Lindaも英語ですら表記やアナウンスがないことに何度も不満を漏らしていましたが、それさえあればあのタイムロスは生じなかったはず。何といっても世界遺産なんですからインバウンド客の受け入れ体制をもっと充実させるべきです。

追記2
 本文終わりに触れた「未乗車のJR路線(中国地方)」の2路線がこちらで採り上げられていました。あと伯備線もぜひ。(因美線と津山線は2016年に乗車済。)ただし本数が非常に少ないので入念にプランを練る必要があります。二泊三日じゃ厳しいかな? 手遅れながら三江線は廃線までに乗りたかった。
 他には高山本線の未乗車区間(高山〜富山)も候補。ただしこの記事の最後(追記)で触れたように普通列車だと乗り継ぎが致命的に悪いのが悩み。岐阜市内で時間潰しするか、今回のように第三セクター路線(樽見鉄道や長良川鉄道)とセットにする手はあるでしょうが。
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