国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

前泊

2019-10-31 | 日記

少し前から北陸新幹線の見える部屋にいます。この地を訪れたのは今年2回目、というか先月来たばかりですが、今回は業務出張。一番電車に乗っても9時に駅前から出る送迎バスに乗れないため前日の今日来ました。明日は昨年仙台で行われた会議に出ます。(水没した車両の映像を見て「これで(会議が流れて)行かなくて済むかも」と不謹慎ながら思ったのですが。)
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因果応報

2019-10-30 | 日記
最近の糞Peruvian Airline関係のニュースでしばしば "INDECOPI" という団体の名前を目にします。以前私が訴え出たペルーの機関(消費者支援機構のようなもの?)です。

これまで悪行を重ねてきた航空会社もついに悪運が尽きて死に体同然となりましたが、こちらによればフライトのキャンセルによって1200人以上の旅行者が影響を受けた模様。(なおリンク先の写真は (別の航空会社ながら) 私とLindaが今年1月にリマのホルヘ・チャベス国際空港で目の当たりにしたおぞましい光景と一緒。あの悪夢を思い出させて不愉快でした。)それを受けてINDECOPIが糞Peruvianに最高100万ソル(約3250万円)の罰金を課す可能性があるとのこと(ここを参照)。またこちらによると不利益を被った旅行者に対して救済措置を講ずるよう指導もしたようです。

そういうことならば私も今からもう一回訴えてみようかな?(この前は面倒そうなので途中で放り出しましたけど。)それは冗談としても、あの「水戸黄門」のラストのように思いっ切り懲らしめてほしいところですね。

おまけ
 今はほとんど使われていませんが、当地の方言に「いんでこほん」(「さようなら」「帰ります」の意味)というのがあります。"INDECOPI" からそれを連想しました。それだけです。
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自業自得

2019-10-30 | 日記
ここで何度も糾弾してきた糞Peruvian航空ですが、「利用者から批判の集中砲火を浴びてさすがに少しは心を入れ替えたかな?」と思ってTrustpilotを訪れたところ・・・・・・数百はあったはずのレビューが激減(たった2件!)していて愕然。「さては都合の悪いのを全部消しやがったな。けしからん!」と憤ったのですが、続いて航空会社のサイト(英語ページ)へ行ったらこのザマでした。「とうとう潰れよったか?」と心の中で手を叩きつつ検索してみたところ、この記事を見つけました。まだ倒産はしていないものの、少し前から運行を停止しているようです。(ちなみに英語版ウィキペディアには「燃料代の支払いを完了できなかったため銀行口座が押収され、10月2日に営業を停止した」という記述が。)そのせいで私たちと同じく空港で途方に暮れることになった旅行者も出たはずですが、どうせろくな対応はしなかったのでしょう。

先の記事の "The details"(詳細)には太字でこう書かれています。

“a lack of confidence within travel agencies which significantly reduced their sales…”
「旅行代理店の信頼が足りず、売上が大幅に減少した…」(Google翻訳)


思わず「自分らが招いた業績不振を旅行会社のせいにする。この航空会社は程度が知れていますね。」と言いたくなりました。(ここの匿名投稿者によるコメントを参考にさせてもらいました。)その後見つけた糞Peruvianのトップページにもグダグダと言い訳を並べており、やはり他者に責任を転嫁しようとしているのがミエミエ。もし新たな出資者が現れなければ業務が再開されることはなく、私がここに書いた予言「ここまで悪評を撒き散らしている会社は早かれ遅かれ淘汰される」が実現することになる訳ですが(そしてその方が間違いなく世のためですが)、果たして?

おまけ
 「旅の天才(天災)」とか「私の旅」のようなダメダメ代理店も同じ運命を辿ってほしいですね。
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1時間で失業

2019-10-21 | 日記
当日も8時半からフェスタの準備。テントを立ち上げて屋台と休憩所を設営しました。雨にたたられた昨年とは異なり上天気。時々突風が吹いて小物が飛ばされましたが、危険を感じるような強風ではありませんでした。

炭火起こしを1時間前に開始。焼き鳥班は6名で、Lindaは焼き(4人で分担)を、私は味付けを担当。実行委員長によると「400本注文したけれども参加者が多そうなので当日100本追加した」とのこと。昨年までは家に持ち帰って食べるために大量のオーダーをする人がいたので、事前に「あくまで会場で食べる分だけ」とお願いしていましたが、それでも「タレと塩を5本ずつ」といった注文が次から次へと入り・・・・・・開店から1時間ほどで品切れとなりました。(そして後から来た人が文句を言っていました。)

ちなみに焼き鳥は鶏専門店への特注品で加熱調理済。それゆえ温めるだけでOKだったのですが、回転が速いために却って忙しくなってしまった感があります。(なお火力が強すぎて結構焦げました。)Lindaはもちろん、私もオーダーに応じて塩を振るかタレを塗る作業に追われ、手を休める暇は皆無。まさに目が回るような忙しさで写真撮影の余裕は全くありませんでした。

その後、さらに追加で100本が入荷したものの、アナウンスしてから15分と持ちませんでした。次にフランクフルトが売り切れましたが、うどんとおでんは最後まで残り、返品もできないので運営委員で分けて持ち帰ることになりました。ということで、明らかにバランスが良くなかったと思います。来年自分が担当することはないので好き勝手に言わせてもらうと、焼き鳥は1.5〜2倍(750〜1000本)ぐらいが適量だったかもしれません。

結局焼き鳥は私が不注意で落としたものを残り火で加熱殺菌して食べただけ。あとは他の屋台の料理でお昼を済ませました。

当日知らされたのですが、やはりレッドカーペットは来賓用でした。壇上の市長と向き合っているのが自治会長です。

今年も午後の目玉はビンゴ大会。Lindaには早々とリーチがかかったのですが、結局最後まで待ちぼうけ。私もダメ。100本を超える賞品が用意されていたのですが、昨年同様手ぶらで帰ることになりました。


イベントは3時過ぎに終了。後片付けのあと町の会館内で慰労会。いろいろありましたが、ここで(翌朝全く食欲が湧かないほど)たらふく飲み食いできたのでまあ良しとします。

明日は再び余呉湖畔で読書三昧の1日を、と思っているのですが、天気予報は何とも微妙。ところで昨年もそうでしたが、後期は休日出勤が多く、今月と来月だけで4日あります。その代休のうち3日分を12月25〜27日に申請しました。つまり今年最後の出勤日は24日になります。1月5日まで休めるので12連休。ボリビアにも行けなくはないですが、ここに書いた前回渡航の悪夢(リマ〜ラパス便のキャンセルや人生最長の1日のこと)からまだ日が浅く、「喉元過ぎれば」とはいかないので、それはないです。今から安いチケットを探しても遅いですしね。さあ、どこへ行きましょうか?
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3年連続

2019-10-19 | 日記

VIPを迎えるためのレッドカーペットではありません。

今年もこのイベントの季節がやって来ました。(以前と同じく10月開催に戻ったため、農繁期と被らなくなったのはありがたい。)テント設置などを終えて先ほど戻ってきたところです。

一昨年昨年は評議員(広報委員)だったからですが、今年も組長に当たったため準備に携わることになりました。(来年こそは何もないことを願います。ヒラの評議員は少なくとも4年は回って来ませんが・・・・)

なお運営委員は各組から二人ずつ出ることになっているのですが、ご近所さんに頼むのも悪いのでLindaを指名しました。ということで明日は彼女も焼き鳥班として活躍します。
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いよいよ上級へ

2019-10-14 | 日記
金曜日に職員組合からのメールを受け取りました。今年もこれの参加申し込みをしていたのですが、翌日の悪天候が予想されるため中止とのこと。残念ですが、日本各地で大きな被害が出ていることを考えたら、その程度で文句を言うのは罰が当たるというもの。心よりお見舞い申し上げます。(明日出勤ですが、ビニールハウスが無事であることを祈っています。)

同日には別の連絡メールも。日曜は大丈夫なので予定通り行うとのことで昨日はパン教室へ。







この日もパン2種類ととお菓子1種類を作りました。


焼き上がるまでの間に証書授与式。

中級課程のものですが、7月の教室で初級の修了証をもらってからまだ3ヶ月ちょっとしか経っていません。実はそちらでも匂わせて書いたように、先生がタイミングを考えて申請してくれていたためです。日付は初級の授与日からちゃんと1年以上経過しています。

今受講しているのは「お楽しみコース」ゆえ修了証は出ないそうで、Lindaもそれで構わないと言いましたが、もう一人の生徒さん(ブラジル人)は少し前から旦那さんと一緒にパンを売り始められたため、「上級の証書も取れるなら欲しい」とのこと。それで次回から移行することになりました。受講料(消費税率の影響で今月から50円値上げ)は今までと変わらず全16回の長丁場のようですが、Lindaも最後まで続けることになるのでしょうか?
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グッジョブ!

2019-10-13 | 日記

昨晩の食卓です。非常にカラフルで食欲をそそりますが、注目すべきは何といっても手前の五目ちらし寿司。最近Lindaのお気に入りでよく作ってくれます。(ただしベースの酢飯には市販の素を使っています。)

隠れてよく見えない具もありますが、エビ、キュウリ、薄焼き卵、シラスに混じって乗せられていたのが通常はお好み焼きのトッピングなどに使うアミエビ。よく混ぜてからスプーンで、という指示通りに食べましたが、たいへん美味でした。大きさは似ていても食感のかなり異なるアミエビとシラスとの相性&コントラストは絶妙です。このような逸品が生まれたのも彼女が下手な先入観を持っていないからこそ。今後もいろいろチャレンジするでしょうから楽しみです。
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買ってないけど

2019-10-12 | 日記
今回も朝刊ネタですが、先ほどスポーツ欄でサッカーくじtotoの結果を見て思わずのけぞりました。これと同じです。

ほとんどがホーム勝ちの1、しかも引き分けなしというのも滅多にないことだと思いましたが、さらに驚いたのが賞金の低さ。1等がたったの1577円とは?(普段より少なくとも0が3つは少ない印象です。)また2等と3等はともに100円の元返し。(競馬でも1番人気が圧倒的支持を集めた場合、複勝ではたまに、そして単勝でも希に (数十年に一度) 起こるようですが。)当選口数がハンパじゃありませんからそうなった訳ですが、いったいどうしてそんなことに?

公式サイトを訪れて理由が分かりました。なるほど。Jリーグや欧州のプロリーグでなく、ワールドカップのアジア二次予選でしたか。日本 vs モンゴルのように実力差が歴然としている試合ばかりだとこんな結果になっても不思議ではないですね。でも、こういうのを賭けの対象にするのはどうかと思いますね。当たった人もガッカリでしょう。
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努力はキライ

2019-10-12 | 日記
昨日読んだばかりの朝刊記事を採り上げる気になったのは、1年前の日記で紹介したアイデンティティを無理矢理一つに決めさせることが分断や差別を生む元凶であるという見解との類似性を見出したからに他なりません。そちらから一文だけ再掲しときましょうか。

「分断とは、そのどれか一つを他者に身にまとわせ、自分の方が上にいるのだと思えるアイデンティティを選んで身にまとうときに起こるものかもしれない、と思った。」

それで思い出したことがあるので今日も書いてみます。その時にも触れた二重国籍の有名女子テニスプレーヤーが先日日本国籍を選択したことに対し、それを称賛する記事やコメントがやたらと並んでいたのを見てちょっと気分が悪くなりました。そういう輩に限って彼女がもし逆の決断をしていたら遺憾の意を示すにとどまらず、罵詈雑言を浴びせかけていたであろうことが容易に察せられたからです。(同じ土を踏んでいると考えただけで嫌になってきますが、もちろん陸続きでなければ良いという話ではありません。あの南の島には惹かれますが。)私がいつの日か「努力義務」を怠るようなことだってないとは言い切れませんしね。

ここで話を少し飛ばします。この前在京のグアテマラ大使館に「私の妻はボリビア人ですが、日本の永住権を持っています。それでも入国するために観光ビザの取得が必要ですか?」と電話で尋ねました。既に書いているように、隣国のメキシコでは日本人と同じく永住者はビザ免除なので「もしかしたら」と期待していたのですが・・・・残念ながら即答で「取らないとダメ」でした。(さらに大使館員は私が検討しているメキシコ経由の代わりに「米国から入国する方が航空運賃は安いし、それならビザは要らない」としてそちらを熱心に勧めてきました。たぶんその通りなのでしょうが、オーバーステイだったLindaが米国に入れてもらえる可能性は極めて低いため無理です。)

なぜそのような問い合わせをしたかといえば、ミシガンでのLindaと私の初対面に同行してくれた親友(グアテマラ人)が会いたがっていると聞いたからです。Lindaが米国に入れないため親友とは故郷で再会し、そのついでに観光も、と考えたのですが・・・・・帰宅後「やっぱりビザは要るみたい」と言ったところ「向こうが日本へ来るから大丈夫」という返事。(とはいえ早くても次の夏になるとのこと。)「だったらニューヨークでお世話になった一家とか、他の友達とかも」と持ちかけておきました。何せこちらには今年8人を受け入れた経験がありますからね。二桁でなければ何とかなるでしょう。あとは先方の都合次第です。

さて、Lindaのパスポートの有効期限は来年7月までなので、その前(おそらく来年3月の私の関東出張時)にボリビア大使館に足を運んで更新手続きを行うことになりますが、先述のような利便性の悪さ(ビザなしで入れる国が少ないこと)もあって将来的には日本国籍の取得も考えているようです。しかしながら、在留カードの初回更新直後にアッサリもらえた永住権とは異なり、国籍取得ともなればある程度の日本語能力が求められます。10年以上在住していながら申請を却下された知人もいるように決して容易ではありません。が、もしその高い壁を乗り越えることができたとしても、彼女はボリビア国籍を手放すことは望まないでしょう。そして私も「どちらかを選びなさい」とは間違っても言わないつもりです。(何にしても私は少しでも寛容な所に住みたいですね。)

おまけ
 パネラーの質や品性の低下が著しく、数年前から視聴を止めたバラエティ番組があります。そこでは以前からも議論がただの罵り合いに堕してしまうことが度々でしたが、とくに私が胸糞悪くなった台詞は「あなたそれでも日本人ですか?」「あなた本当に日本人ですか?」でした。もし自分がそう問われた時に「そうだ。だからどうした?」としか言い返せないのはちょっと悔しい。南米人だと言ったらどう反応するのか興味津々ながら、さすがに嘘は吐けませんからね。

おまけ2
 快進撃を続けている間は多国籍軍団のラグビー日本代表にも目立った批判や疑問の声は上がっていないようですが、もし外国人(とくにある国出身)選手のミスで敗退することにでもなれば非難囂々となるでしょうね。そうならないことを祈っていますが。

おまけ3
 昨年と今年の2度にわたって引かせてもらったブレイディみかこ氏のエッセイを収めた単行本が6月に出版されていました。(連載はまだ続いていますので、おそらく続編が出るでしょう。)それに対する書評や感想がブログやSNSで発信されています。例えばここですが、私と同じく「分断とは、・・・・・」を挙げているものが多いのは、それだけインパクトの強い一文だからでしょうね。なお、リンクを貼ったブログからアマゾンの販売ページに飛べますが、そこでも絶賛の嵐。どんなに売れている本でも星一つや二つの低評価は付くのが普通ですが。兎にも角にも良書です。
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今日は平和賞

2019-10-11 | 日記
残念ながらこちらのオンライン記事は有料ですが、私は今朝その全文を読みました。そのインタビューの最後で平野氏がノーベル経済学賞受賞者の「個人のアイデンティティを一つに特定することが一番悪い」という言葉を引いていました。これですね。

(なお最初はこの過去記事のコメント欄に書き込むつもりでしたが、「アイデンティティ」で検索したら既に1年以上経過していることが判明し愕然 (光陰矢の如し)。それで新規投稿することにしました。)

ノーベル賞ウィークはどうしてもNHKニュース7の速報が気になってしまいます(とくに理系の3賞)。けれども経済学賞だけはその業績のどこが凄いのかがサッパリ理解できず、それが本当に世の中のためになっているのかも疑問でしたが・・・・・つい「いいことも言うじゃない」と感心してしまいました。
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