名作2
2019-06-24 | 日記
そして午後はここへ。ほぼ毎年足を運んでいるサマーコンサートの会場です。開場前の行列がいつもより短いような気がしたのですが、それについては後で。
恒例となっているロビーでのウェルカムコンサートです。(逆光ゆえ人物特定も難しいと思ったのでモザイクなしで載せますね。)メンバーさんが持っていたのは見慣れない楽器。「ナチュラルホルンを見せて&聞かせてくれるのかな?」と思ったのですが・・・・・勘違いでした。
この人の説明を聞いて思い出しました。今日のメイン曲目であるブルックナーの交響曲第8番(略してブル8)には、このワグナーチューバが使われていることを。(作曲者が後期の交響曲第7〜9番 (いずれも超名曲) にこれを採用していたのをすっかり忘れていました。)この4人はいずれもホルン奏者ながら今日はこれも吹くとのこと。非常に珍しい楽器で、関西でこれを自前で所有しているのはわずかに二人なのだとか。私も生演奏を耳にするのはもちろん初めてでとても楽しみ!
ついでに演奏の様子も少しだけ。
最近お気に入りの場所となっている2階席の最前列に陣取りました。大曲だけに並んでいる椅子の数も普段よりかなり多く、数えてみたら80近く。そしてプログラム裏面に印刷されていた "Member List" にも同数の名前がありました。あとハープ2台も目を引きます。(なお、ブル8でホルンは8本使われますが、その名簿から奏者の半数 (おそらくウェルカムコンサートに登場した人達) が持ち替えでワグナーチューバも演奏すると判明。これは大変です。)
で、肝心の演奏ですが、難曲だけあって小さなミスや合奏の乱れは何度も聞かれました。とはいえ、アマチュアオーケストラによる入場料1000円の演奏会ですから、それに文句を言うのは筋違いというものでしょう。第4楽章の出だしとかエンディングなど、決めてほしいところはピタッと揃っていました。また、第1楽章のシンミリした部分でのワグナーチューバの侘びしい音色にはジーンときたし、第2&3楽章のハープの幻想的な調べにも魅了されました。ということで、私としては大満足。ただし・・・・・・・
残念だったのが客の入り。上の写真はもちろん開演前に撮ったものですが、始まってからも似たり寄ったりで、1階席の私の目の届く範囲に座っていたのは10名ほどでした。(今でもネタにされたりしますが、かつてロッテオリオンズが本拠地にしていた川崎球場を思い起こさせました。)やはり知名度が低い作曲家だとこうなってしまうのでしょうね。せっかくの大熱演がもったいない!(オーケストラとしても記念すべき第20回ということで満を持してこの大作を演奏することに決めたのでしょうし。)
ということで、オーケストラの地方公演でメジャーな作品ばかりが採り上げられる風潮にも不承不承ながら納得しない訳にはいかないのでしょうね。やはり京都や大阪、名古屋あたりまで定期演奏会を聴きに足を運ばないとダメなのかも。そういえば「そんなに聴きたきゃそっちから聴きに来い!」と言っていたのは大指揮者のハンス・クナッパーツブッシュでした。(既にここに書いていました。)
名作
2019-06-24 | 日記
先月これをネット通販で購入しました。リンク先の写真ではチーズを思わせる黄色の五つのピースがキッチリ収まっていますが、三角形の一つが出っ張っているため青の円形ピース(ネズミが描かれています)が入りません。それをうまく並び替えて全て収めよという問題。
で、これがなかなかの難物。(上画像のようなのがダメなのは言うまでもありません。)箱の裏面に「先入観を捨てて」とあったので、ありきたりの解答であるはずがないと思いつつ、暇あるごとに挑んでみたのですが、どうしても解けませんでした。それが・・・・・
昨日の午前中はLindaと買い物に出かけたのですが、彼女が支度に手間取っている間に箱から取り出して並び替えていたら、5分もしないうちに「できたぁ!」 隣の部屋にいたLindaが驚いて駆け込んできたほどの大声を上げてしまいました。もちろんネタバレになるので載せられませんが、私の予想をはるかに上回るエレガントな正解に思わず「アッパレ!」 名作です。実は読書に疲れた時の息抜きにでもと思って買った品ですが、同じ時期に入手した別のパズルがまだ残っています。
上は五つのピースのうち四つを選んで枠に収めよという問題。詳しい説明はこちらにありますが、私は5通りある正解のうちまだ一つしか見つけていないので、しばらく遊べそうです。なお来月に鈍行列車の旅を予定しているので、その時には必ず携行します。
で、これがなかなかの難物。(上画像のようなのがダメなのは言うまでもありません。)箱の裏面に「先入観を捨てて」とあったので、ありきたりの解答であるはずがないと思いつつ、暇あるごとに挑んでみたのですが、どうしても解けませんでした。それが・・・・・
昨日の午前中はLindaと買い物に出かけたのですが、彼女が支度に手間取っている間に箱から取り出して並び替えていたら、5分もしないうちに「できたぁ!」 隣の部屋にいたLindaが驚いて駆け込んできたほどの大声を上げてしまいました。もちろんネタバレになるので載せられませんが、私の予想をはるかに上回るエレガントな正解に思わず「アッパレ!」 名作です。実は読書に疲れた時の息抜きにでもと思って買った品ですが、同じ時期に入手した別のパズルがまだ残っています。
上は五つのピースのうち四つを選んで枠に収めよという問題。詳しい説明はこちらにありますが、私は5通りある正解のうちまだ一つしか見つけていないので、しばらく遊べそうです。なお来月に鈍行列車の旅を予定しているので、その時には必ず携行します。
ということで昨晩の食卓です。
メニューはフリホーレス(インゲンマメの煮込み)、野菜のエスカベーチェ(マリネ)、鶏の丸焼き(冷凍してありました)、チョクロとカッテージチーズ(これもLindaのお手製)のサラダ。あと生野菜のサラダはほとんど自家製です。
フリホーレスは豆を2時間煮てからミキサーで潰したそうで労作です。
Lindaによれば昨夜のメニューは中米料理とのことですが、ニューヨーク在住時代の同居人などから教わったのかも。彼らのことを思い出しながら作ったのでしょうか?
なおフリホーレスは私もスペイン語の研修で滞在したメキシコでしょっちゅう食べていたので中米料理という説明に異存はありませんが、ブラジルのフェジョアーダのように見えなくもない。(そちらも市内のブラジル人教会でしばしば御馳走になりました。)チキンもご近所さんのブラジル人からもらったものだし。まあ美味しかったのでどっちでもいいですが。
今朝起きて新聞を取りに1階へ下りたところ・・・・・・
キッチンで何かの食材を水に浸けているのが目に入りました。最初は滋賀県の郷土料理の一つ、えび豆用のダイズかと思ったのですが、よく見たら違いました。(ちなみに、わが家では川エビの代わりにアサリのむき身を使うことが多いです。いずれもLindaが父からレシピを教わり、今ではとても上手に作ります。私は小エビのジャリジャリ感が嫌なので、アサリ豆の方が断然好ましいです。)
右はチョクロ(ジャイアントコーン)でした。そして左はフリホール(インゲンマメ)。私は全然憶えていないのですが、どちらも市内の南米系食材店に二人で行った時に買ったのだとか。何にしても今晩どんな料理が出てくるのか楽しみです。
キッチンで何かの食材を水に浸けているのが目に入りました。最初は滋賀県の郷土料理の一つ、えび豆用のダイズかと思ったのですが、よく見たら違いました。(ちなみに、わが家では川エビの代わりにアサリのむき身を使うことが多いです。いずれもLindaが父からレシピを教わり、今ではとても上手に作ります。私は小エビのジャリジャリ感が嫌なので、アサリ豆の方が断然好ましいです。)
右はチョクロ(ジャイアントコーン)でした。そして左はフリホール(インゲンマメ)。私は全然憶えていないのですが、どちらも市内の南米系食材店に二人で行った時に買ったのだとか。何にしても今晩どんな料理が出てくるのか楽しみです。
先の日曜日はここでさくらんぼ狩りをしてきました。前々からLindaにせがまれていたので。(昨年たらふく食べた桃やブドウよりも好きだそうです。)
天気予報は微妙でしたが、早起きして6時前に朝食を摂り家を出ました。7時過ぎ到着。ずいぶん早いなと思われたかもしれませんが、ピックランドの新着情報を見たところ、定員に達したら受付終了で、とくに土日はその時間が早いと知ったからです。
甘果桜桃とアメリカンチェリーの両方ともまだ空きがありましたが、こちらを見ていたので迷わず前者の予約リストに記入しました。
上が切れていますが、赤字で「甘果桜桃、本日は先着50名での案内です」と書かれています。私は11番目。ギリギリで9時受付の第1グループに入ることができました。(他府県から来られた人が結構多いのにビックリ。前泊でなければ相当早起きされてますね。)
食べられることが確定し、Lindaの顔にも笑みがこぼれています。なお甘果桜桃は早々に受け付け終了となったので、その後はアメリカンチェリーの一択となりました。(こちらはお土産として200g持ち帰ることができます。)なお、本受付はそちらの方が先でしたが、最初に名前を呼ばれた4組はいずれも愛知からでした。根性あるなあ。
しばらく時間があるのでメタセコイア並木を散歩。新緑の季節もやはり素晴らしい。
うまく撮れたと思ったのですが、スマホのカバーが写り込んでしまい残念。
降り続いていた小雨が止み日が照ってきたので天気は回復に向かうだろうと思ったのですが、その後突風が吹き荒れるとともに暗くなり・・・・・(右画像のLindaの髪も少し乱れています。)
9時前にはどしゃ降りとなりました。(ちなみに長浜市には11時頃に大雨警報が出ました。)
ただし果樹園はハウス内なので大丈夫。入場券を購入し、傘さしでBのビニールハウスへ移動しました。
大粒の雨が屋根に叩き付ける音で中は大変な喧噪でしたが、もちろん摘むのには問題なし。
ところが、ビールケースを踏み台にしてもLindaの手の届く範囲にある果実は色づきも甘味も不十分。それで私が採り役に専念することとなりました。(「そういえば『私作る人、僕食べる人』というラーメンのCMが昔あったなあ」と思い出しましたが、今調べてみたら抗議を受けて放送中止に追い込まれていたんですね。)こういう時に長身なのはやはり有利ですが、さらにケースを2段重ねにして最上部の枝から完熟に近い果実を集めました。
小粒の果実なのでいくつ食べたかいちいち数えませんでしたが、私はもちろんLindaも3桁には載せているはずです。その後彼女に起こったことは・・・・・「余計なことを書くな」と釘を刺されているので控えますが、「ラクサンテの効果がある」とだけは書いていいとのことです。
その後、こんな道草を食いました。(国道161号線経由なら30分かからない移動に3倍以上費やしました。)次の目的地には14時半頃に着ければ良かったので。途中、道の駅くつき新本陣の日曜朝市にて鯖寿司やパンを買って昼食にしました。(正午を少し回っていたので鯖寿司は2/3の値段で買えました。)
今年のゴールデンウィークはLindaのご家族の来日で忙殺されたため、これには行けず。ということで13ヶ月ぶりとなるびわ湖ホールへ。この音楽会の大津公演の招待券をもらっていたからです。(距離的にはもちろん彦根ですが、腹立つことに今年は平日だったため断念。ちなみに去年は9月22日土曜日でした。)家から遠いので行くかどうか迷っていましたが、さくらんぼ狩りと音楽会をセットにすれば良いと思い当たり、踏ん切りが付きました。(あとチケットに通し番号が振られていたので、もし行かなかったら翌年応募しても落とされるかもしれないと考えたこともあります。)
演奏中のホール内は撮影禁止なので写真はこれが全部です。
そして、来週こそはひこね市文化プラザへコンサートを聴きに足を運びます。既に触れていましたが、演目は大編成オーケストラによる超大作です。居眠りしないか心配。(実は一昨日も。)
おまけ
昨年の果物狩りとほとんど変わり映えのない記事を書いたと自分でも思いますが、それだけ私たちの生活が平穏ということですから感謝すべきですね。読者にとっては少し前に採り上げたような不可逆的プロセスを歩んでいる人のブログの方が面白いのかもしれませんが、そういうのは御免被ります。
天気予報は微妙でしたが、早起きして6時前に朝食を摂り家を出ました。7時過ぎ到着。ずいぶん早いなと思われたかもしれませんが、ピックランドの新着情報を見たところ、定員に達したら受付終了で、とくに土日はその時間が早いと知ったからです。
甘果桜桃とアメリカンチェリーの両方ともまだ空きがありましたが、こちらを見ていたので迷わず前者の予約リストに記入しました。
上が切れていますが、赤字で「甘果桜桃、本日は先着50名での案内です」と書かれています。私は11番目。ギリギリで9時受付の第1グループに入ることができました。(他府県から来られた人が結構多いのにビックリ。前泊でなければ相当早起きされてますね。)
食べられることが確定し、Lindaの顔にも笑みがこぼれています。なお甘果桜桃は早々に受け付け終了となったので、その後はアメリカンチェリーの一択となりました。(こちらはお土産として200g持ち帰ることができます。)なお、本受付はそちらの方が先でしたが、最初に名前を呼ばれた4組はいずれも愛知からでした。根性あるなあ。
しばらく時間があるのでメタセコイア並木を散歩。新緑の季節もやはり素晴らしい。
うまく撮れたと思ったのですが、スマホのカバーが写り込んでしまい残念。
降り続いていた小雨が止み日が照ってきたので天気は回復に向かうだろうと思ったのですが、その後突風が吹き荒れるとともに暗くなり・・・・・(右画像のLindaの髪も少し乱れています。)
9時前にはどしゃ降りとなりました。(ちなみに長浜市には11時頃に大雨警報が出ました。)
ただし果樹園はハウス内なので大丈夫。入場券を購入し、傘さしでBのビニールハウスへ移動しました。
大粒の雨が屋根に叩き付ける音で中は大変な喧噪でしたが、もちろん摘むのには問題なし。
ところが、ビールケースを踏み台にしてもLindaの手の届く範囲にある果実は色づきも甘味も不十分。それで私が採り役に専念することとなりました。(「そういえば『私作る人、僕食べる人』というラーメンのCMが昔あったなあ」と思い出しましたが、今調べてみたら抗議を受けて放送中止に追い込まれていたんですね。)こういう時に長身なのはやはり有利ですが、さらにケースを2段重ねにして最上部の枝から完熟に近い果実を集めました。
小粒の果実なのでいくつ食べたかいちいち数えませんでしたが、私はもちろんLindaも3桁には載せているはずです。その後彼女に起こったことは・・・・・「余計なことを書くな」と釘を刺されているので控えますが、「ラクサンテの効果がある」とだけは書いていいとのことです。
その後、こんな道草を食いました。(国道161号線経由なら30分かからない移動に3倍以上費やしました。)次の目的地には14時半頃に着ければ良かったので。途中、道の駅くつき新本陣の日曜朝市にて鯖寿司やパンを買って昼食にしました。(正午を少し回っていたので鯖寿司は2/3の値段で買えました。)
今年のゴールデンウィークはLindaのご家族の来日で忙殺されたため、これには行けず。ということで13ヶ月ぶりとなるびわ湖ホールへ。この音楽会の大津公演の招待券をもらっていたからです。(距離的にはもちろん彦根ですが、腹立つことに今年は平日だったため断念。ちなみに去年は9月22日土曜日でした。)家から遠いので行くかどうか迷っていましたが、さくらんぼ狩りと音楽会をセットにすれば良いと思い当たり、踏ん切りが付きました。(あとチケットに通し番号が振られていたので、もし行かなかったら翌年応募しても落とされるかもしれないと考えたこともあります。)
演奏中のホール内は撮影禁止なので写真はこれが全部です。
そして、来週こそはひこね市文化プラザへコンサートを聴きに足を運びます。既に触れていましたが、演目は大編成オーケストラによる超大作です。居眠りしないか心配。(実は一昨日も。)
おまけ
昨年の果物狩りとほとんど変わり映えのない記事を書いたと自分でも思いますが、それだけ私たちの生活が平穏ということですから感謝すべきですね。読者にとっては少し前に採り上げたような不可逆的プロセスを歩んでいる人のブログの方が面白いのかもしれませんが、そういうのは御免被ります。
考察2
2019-06-13 | 番外
今回もテレビ番組についてですが、一昨日これを観ました。テレビ局の紹介ビデオに食事の様子がチラッと出ますが、このフランス人パン職人さんが3度目に結婚したのはロシア人女性です。(1度目はフランス人、2度目は日本人相手でともに破局)。夫婦や一家3人で話す時に使うのはフランス語だそうです。(そういえばトルストイの「戦争と平和」でも貴族同士が仏語で話す場面が腐るほど出てきます。当時ロシア語は庶民が話す言語と認識されていたようです。)それはどうでもいいことですが・・・・・
この人に言わせるとフランス人とロシア人の相性はとても良く、離婚率は5%に過ぎないとのこと。それがフランス人同士だと(正確な数字は憶えていませんが)55〜65%に跳ね上がり、フランス人&日本人では驚くなかれ90%なのだとか。(ホンマか?)で、隣に座っていたLindaに冗談で「ボリビア人と日本人では?」と尋ねてみたら笑って何も答えませんでした。
さて、最後の数字には「いくら何でも」と思いましたが、過去2度ほど引用したように国際結婚の7割が離婚に至っているというデータ(厚生労働省「平成27年 人口動態調査」から算出)が存在するようです。
で、またしてもいろいろ国際結婚について検索してみたのですが、検索結果の上位に目立つのがブログ。苦難を耐え忍んでいる人、耐え切れずに離婚に突っ走っている人など形態は様々ですが、執筆者の圧倒的多数は外国人男性と結婚し海外に住んでいる日本人女性のようです。(もちろん広範囲に調査した訳ではありませんから、そこから何らかの傾向を読み取ることはできません。念のため。)「愚痴ブログ」とか「ボヤキ日記」などというらしいですが、「何か書かなきゃやってらんない」ということでしょう。まあ書くのは自由ですし、読まなきゃいいだけのことですから、それについては何も言いませんが、ちょっと気になったのは、国際結婚を考えている人(会ったこともない誰か)への「よく考えなさい」「やめときなさい」という助言。親切心からとは想像できるのですが・・・・
ここからは私のケースについて思い返しつつ書いてみます。「よく考えましたか?」と問われたら「いやあ全く」と答えるより他ありません。
4年前Lindaとミシガンで初めて会った時は、丸3日未満しか一緒に過ごせないことが最初から分かっていましたが、「楽しかったね。ではこれからもよろしく。じゃあね。」という別れ方は絶対にあり得ませんでした。前にも書いたように「宙ぶらりん」状態を続ける訳にはいきませんでしたから。それで来日および同居を持ちかけることは決めていました。もし「ノー」だったら・・・・・帰国後もSkypeによる週一の会話(大昔ならチャイコフスキーとメック夫人のような文通かな?)を続けていたか、それともキッパリと関係を絶っていたか、それは判りません。一方、「イエス」だったら・・・・・正直なところ、その時は後のことをほとんど何も考えていませんでした。
当初は2日間一緒に過ごし、Lindaの人となりがある程度解った上で、彼女がニューヨークに向けて発つ直前か前の晩に訊くはずだったのが、何となくの流れで前倒しになってしまったので。それも半分以上は自分以外の何者かの意志によって突き動かされているような感じでした。
ということで、「よく考えず行動に出た貴方がうまくいっているのもたまたま運が良かっただけでしょう」と言われたら「たぶんそうなんでしょうね」と答えるしかないのかもしれません。が、敢えて反論するならこうかも。
「よく考えたからといって良い結果を生むとは限らないのでは?」
私の趣味の一つである将棋の話ですが、プロ棋士が長考の挙げ句に捻り出した渾身の一手が敗着となり、局後に検討してみたら最初に思い付いた(反射的に浮かんだ)手が実は正着(最善)だったということは珍しくないようです。(もちろん羽生さん級のトップ棋士のような「直観≒最善」の域に到達するまでの道のりが並大抵のものでないことは言を待たずですが。)要は直観が熟考を上回ることもあり得ると言いたかった訳ですが、既に同じようなことを過去記事のコメント欄に「第三法則」などと書いてましたね。
なので、私はむしろ「直観を信じなさい」とアドバイスしたいくらいです。ただし、あの時は直観に頼らざるを得ない状況だった(時間がなかった)ことが幸いしたかもしれないと思い当たりました。ならば「自分を追い込んだ上での直観(あるいは閃き)なら信じなさい」としておきましょうか。もちろん自己責任ですよ(今回も最後は逃げ)。
この人に言わせるとフランス人とロシア人の相性はとても良く、離婚率は5%に過ぎないとのこと。それがフランス人同士だと(正確な数字は憶えていませんが)55〜65%に跳ね上がり、フランス人&日本人では驚くなかれ90%なのだとか。(ホンマか?)で、隣に座っていたLindaに冗談で「ボリビア人と日本人では?」と尋ねてみたら笑って何も答えませんでした。
さて、最後の数字には「いくら何でも」と思いましたが、過去2度ほど引用したように国際結婚の7割が離婚に至っているというデータ(厚生労働省「平成27年 人口動態調査」から算出)が存在するようです。
で、またしてもいろいろ国際結婚について検索してみたのですが、検索結果の上位に目立つのがブログ。苦難を耐え忍んでいる人、耐え切れずに離婚に突っ走っている人など形態は様々ですが、執筆者の圧倒的多数は外国人男性と結婚し海外に住んでいる日本人女性のようです。(もちろん広範囲に調査した訳ではありませんから、そこから何らかの傾向を読み取ることはできません。念のため。)「愚痴ブログ」とか「ボヤキ日記」などというらしいですが、「何か書かなきゃやってらんない」ということでしょう。まあ書くのは自由ですし、読まなきゃいいだけのことですから、それについては何も言いませんが、ちょっと気になったのは、国際結婚を考えている人(会ったこともない誰か)への「よく考えなさい」「やめときなさい」という助言。親切心からとは想像できるのですが・・・・
ここからは私のケースについて思い返しつつ書いてみます。「よく考えましたか?」と問われたら「いやあ全く」と答えるより他ありません。
4年前Lindaとミシガンで初めて会った時は、丸3日未満しか一緒に過ごせないことが最初から分かっていましたが、「楽しかったね。ではこれからもよろしく。じゃあね。」という別れ方は絶対にあり得ませんでした。前にも書いたように「宙ぶらりん」状態を続ける訳にはいきませんでしたから。それで来日および同居を持ちかけることは決めていました。もし「ノー」だったら・・・・・帰国後もSkypeによる週一の会話(大昔ならチャイコフスキーとメック夫人のような文通かな?)を続けていたか、それともキッパリと関係を絶っていたか、それは判りません。一方、「イエス」だったら・・・・・正直なところ、その時は後のことをほとんど何も考えていませんでした。
当初は2日間一緒に過ごし、Lindaの人となりがある程度解った上で、彼女がニューヨークに向けて発つ直前か前の晩に訊くはずだったのが、何となくの流れで前倒しになってしまったので。それも半分以上は自分以外の何者かの意志によって突き動かされているような感じでした。
ということで、「よく考えず行動に出た貴方がうまくいっているのもたまたま運が良かっただけでしょう」と言われたら「たぶんそうなんでしょうね」と答えるしかないのかもしれません。が、敢えて反論するならこうかも。
「よく考えたからといって良い結果を生むとは限らないのでは?」
私の趣味の一つである将棋の話ですが、プロ棋士が長考の挙げ句に捻り出した渾身の一手が敗着となり、局後に検討してみたら最初に思い付いた(反射的に浮かんだ)手が実は正着(最善)だったということは珍しくないようです。(もちろん羽生さん級のトップ棋士のような「直観≒最善」の域に到達するまでの道のりが並大抵のものでないことは言を待たずですが。)要は直観が熟考を上回ることもあり得ると言いたかった訳ですが、既に同じようなことを過去記事のコメント欄に「第三法則」などと書いてましたね。
なので、私はむしろ「直観を信じなさい」とアドバイスしたいくらいです。ただし、あの時は直観に頼らざるを得ない状況だった(時間がなかった)ことが幸いしたかもしれないと思い当たりました。ならば「自分を追い込んだ上での直観(あるいは閃き)なら信じなさい」としておきましょうか。もちろん自己責任ですよ(今回も最後は逃げ)。
先日「YOUは何しに日本へ?Classic」でこの回の再放送を観たのですが、錦鯉を買い付けに来た外国人を追っかけるシーンで流れたBGM(「こい」違いですけど)がとても懐かしかったので、その日の内にネットオークションでこのアルバムの中古を落札してしまいました。(なおテーマ曲に使ったというドラマの方は一度も観ていません。)無競争だったため送料込み300円弱と格安。発送連絡があったので週明けには届くと思います。
あちこちで視聴しましたが、やはり名曲は名曲ですね。Youtubeにもカバーが複数アップされていますが、誰が歌っても感銘を受けてしまいます。ただし検索結果の冒頭に出てくるこれはどうなんでしょう? ヘタではないものの歌い方が気に触って仕方がない。ひとえに日本語が美しくないからです。こういうのが平成スタイルだったんでしょうか? 少なくとも私の好みからは遠いです。外国人(台湾)ゆえ時々発音が気になるものの、こっちの方が抵抗なく聴けました。槍玉に挙げた正体不明の歌手によるものとは対照的に耳当たりがソフトなためでしょう。
あとオリジナル版の歌手(作曲者)とのデュエットという豪華な英語版カバーは文句の付けようがないほど見事な出来映え。横文字の名前ゆえ香港かシンガポール(準英語圏)出身かと思っていたので、日本生まれ&育ちと判ってビックリしました。
そして最も気に入ったのはこれでした。実はこの人のCDを1枚持っていますが、購入理由はこの曲の音源を捜していた時にたまたま安かったのを見つけたというだけ。それゆえ他の収録曲を聴くことはほとんどありませんでした。(入手直後こそ通しで再生したものの、とくに傑出しているようにも思えなかったので。)が、これは・・・・・
声質と曲調がこれ以上は考えられないほどピッタリ合っています。歌手の力量も本家本元より明らかに上。(というより本家さんは時に音程が怪しく、当時から歌唱力は一流未満と思っていました。いい味を出していますけど。)後世に伝えるべき名曲の歴史的名唱といえるでしょう。加えて故人によるアレンジ&ピアノ伴奏も素晴らしい。市販されている音源があるなら何としてでも、と思ったのですが、残念ながら存在しないようです。
追記
迷うことなくこの曲を以前紹介したお気に入りリストに加えることにしました。ここからは正確な数字ではなく感覚で書きますが、私が聴く音楽(および所有しているCD)の90%はクラシック。その他ポピュラー音楽(10%)の90%以上が外国語曲(うち圧倒的多数がイベリア半島とラテンアメリカのスペイン語およびポルトガル語曲)。したがって日本語曲はせいぜい1%程度ということになりますが、それらにしてもほとんどは沖縄に縁のある曲もしくは歌手によるもの。つまり今回新たに追加(何年ぶり?)することになる曲は例外中の例外のさらなる例外ということになります。なおiTunesのプレイリスト(パソコン再生用)は問題なしですが、運転中に聴くためのMDの方は既にいっぱいいっぱいなので、何かを消さなければなりません。ちょっと悩んでいます。
あちこちで視聴しましたが、やはり名曲は名曲ですね。Youtubeにもカバーが複数アップされていますが、誰が歌っても感銘を受けてしまいます。ただし検索結果の冒頭に出てくるこれはどうなんでしょう? ヘタではないものの歌い方が気に触って仕方がない。ひとえに日本語が美しくないからです。こういうのが平成スタイルだったんでしょうか? 少なくとも私の好みからは遠いです。外国人(台湾)ゆえ時々発音が気になるものの、こっちの方が抵抗なく聴けました。槍玉に挙げた正体不明の歌手によるものとは対照的に耳当たりがソフトなためでしょう。
あとオリジナル版の歌手(作曲者)とのデュエットという豪華な英語版カバーは文句の付けようがないほど見事な出来映え。横文字の名前ゆえ香港かシンガポール(準英語圏)出身かと思っていたので、日本生まれ&育ちと判ってビックリしました。
そして最も気に入ったのはこれでした。実はこの人のCDを1枚持っていますが、購入理由はこの曲の音源を捜していた時にたまたま安かったのを見つけたというだけ。それゆえ他の収録曲を聴くことはほとんどありませんでした。(入手直後こそ通しで再生したものの、とくに傑出しているようにも思えなかったので。)が、これは・・・・・
声質と曲調がこれ以上は考えられないほどピッタリ合っています。歌手の力量も本家本元より明らかに上。(というより本家さんは時に音程が怪しく、当時から歌唱力は一流未満と思っていました。いい味を出していますけど。)後世に伝えるべき名曲の歴史的名唱といえるでしょう。加えて故人によるアレンジ&ピアノ伴奏も素晴らしい。市販されている音源があるなら何としてでも、と思ったのですが、残念ながら存在しないようです。
追記
迷うことなくこの曲を以前紹介したお気に入りリストに加えることにしました。ここからは正確な数字ではなく感覚で書きますが、私が聴く音楽(および所有しているCD)の90%はクラシック。その他ポピュラー音楽(10%)の90%以上が外国語曲(うち圧倒的多数がイベリア半島とラテンアメリカのスペイン語およびポルトガル語曲)。したがって日本語曲はせいぜい1%程度ということになりますが、それらにしてもほとんどは沖縄に縁のある曲もしくは歌手によるもの。つまり今回新たに追加(何年ぶり?)することになる曲は例外中の例外のさらなる例外ということになります。なおiTunesのプレイリスト(パソコン再生用)は問題なしですが、運転中に聴くためのMDの方は既にいっぱいいっぱいなので、何かを消さなければなりません。ちょっと悩んでいます。
ピッタリ
2019-06-06 | 日記
出張で東京に来ています。(もうすぐ始まります。)先月の見送りからピッタリ1ヶ月後。またしても光陰矢の如しでした。
例によって学部長の代理出席です。会議は明日までですが、学生実験があるため今日トンボ返りします。
昨日のおやつはLindaのお手製ケーキでした。上面だけでなく側面にまで「これでもか」とイチゴを散りばめたゴージャスなものですが・・・・・
実はそんなに材料費はかかっていません。昨年10月うちの畑に植えたのが収穫最盛期を迎えています。カラスは防鳥ネットで防ぎましたが、アリが囓りに来るのが悩みの種です。