時の流れの中に!

少子高齢化の中で高齢者はどう生きて行けば良いのか。

新型コロナウイルス 中間まとめ

2020-06-08 12:57:11 | 事件

新型コロナウイルス感染は東京を除けば、ほぼ収束しているのではないだろうか!それでも各地では第二波を恐れている。だが第二波の根拠を説明する人はいない。個人的には第二波は来ないと思っているが第二波に備えて活動している人たちがいるのでそれに水を差すつもりはない。今、重要なのは中間まとめ的な事実の検証で反省点を抽出して対策を考えることだと思う、それを国際社会も含め考えて見たい。参考にする国は台湾で、台湾は小さな国で大国に飲み込まれないように防御に細心の注意を払っている。中国に対する厳しい入境管理や、ITを駆使したマスクの実名配給など、迅速な対応で早期の感染封じ込めに成功。約2,400万人の人口で感染者は累計443人、死亡は7人となっている。それに対して欧州はアジアのコロナ禍を対岸の火事のように眺めていた。イギリスの感染者約28万人死者約4万人、フランスの感染者約19万人死者約3万人、イタリアの感染者約23万人死者約3万人と多くの感染者を出している。これは情報収集、検証、対策、判断で遅れた結果だと考えられる。これに比べて日本の感染者17.174人死者916人は少ないとも言えるが、台湾と比べると水際作戦が遅かった。
医療格差の米国と監視社会の中国は参考にしないほうが良い。日本で問題となったのはクラスター、卒業記念で海外旅行、帰国して宴会、医学研修が終わり禁止されているのに慰労会と称する宴会、そこでの集団感染、これが感染を広げた要因になった。若者は反省するので今後は起きないだろう。考えなくてはならないのは院内感染、それぞれの病院に問題点はあると思うが、医療関係者ならば知識があるので感染は防げるはずである。それでも起きるのは管理体制が不備だからである。多くの感染者を受け入れていた病院でも院内感染を出していないクラスターが起きた病院は多い参考にすべきである。参考にならない中国と言ったがひとつ参考になる施策がある。武漢で感染が始まった時に国内から医療チーム約5万人うち7割が女性看護師を派遣した。日本でもコロナ禍初期に全国から医師を首都圏に派遣していれば人員不足を補えるし、地方に帰った後で地域のコロナ対策に効果を出せたはずである。
福祉施設のクラスター、これは介護現場の現状を考えなくてはならい5K(きつい、汚い、危険、暗い、臭い)そして安い給料、人手不足と職場環境は最悪である。クラスターが発生してもおかしくない介護現場は多い、感染防止だけでなく、これからの高齢者社会に向けて環境整備、待遇など見直す必要がある。。
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