寝転がって気ままに想う事

 世の中ってこんなもんです・・
面白可笑しくお喋りをしましょうか ^^

韓流は…(4)

2011年10月24日 06時35分16秒 | 日記
さて金曜日の答えは(すき焼き)でした♪
最近肉料理は焼き肉が主流になりましたが、以前はすき焼きが一般的でごちそうと言えばすき焼きでした。無論会席料理やフランス料理などは健在でしたが、とくに関西は牛肉の特産でしたから…
この工場がある地方都市もご多分に漏れずすき焼きを看板料理に唱っている料理屋さんが何軒もありました。
中でもこの会食に選ばれたお店は老舗のすき焼き専門店でありました。
ここの売りはお肉はもちろんですが、
たまごです。
すき焼きは鍋から具を取り自分の器に移してたまごと絡めて食べますがこのたまごに一工夫ありました。

ではたまごにどんな工夫があるのでしょうか(笑)
…これを明日に延ばせばさすがにお叱りを頂くでしょうね(笑)
このお店のたまごは2つあります。
え!? 違いますよ…
2つのたまごではありません(笑)
1つのたまごを割ると黄身が2つ出てくるのです。
どうです♪珍しいでしょう(微笑)
このお店のたまごは八割はそんなたまごです。
一体どこから仕入れしているのか分かりませんが、これがお店の一番の売りかも知れません…
さて韓国の御客様ですが、 日本のすき焼きを賞味できると興味津々でした。
すき焼きは確かに日本を代表する料理でしょうね。
アメリカの全米ヒットチャートで一位を取ったことのある日本の歌は 「すき焼きソング」でした。
ほんとですよ。
で…その歌はアメリカ風に題名が変わっていますが、坂本 九の「上を向いてあるこう」でした♪
当時まだ日本がよく知られていなかった時代、日本の歌だと分かるために付けた題名でした♪
まぁそれくらいすき焼きは有名な料理だったのです。
それで…話を戻しましょうか(笑)
韓国のお客様は鍋に脂を引いて下ごしらえをするあいだ工場長がする世間話に付き合っていましたが、気持ちはすでに鍋にいっていたようです(笑) 何せ若い人だから食欲もたっぷりあります。
やがて、鍋はグツグツと煮え出してきます。 野菜も煮えて肉なんか火が通ればオッケーです。
「お待たせしました。さあ召し上がって下さい、」
賄いの女中さんが一声掛けました。
韓国のお客様は舌なめずりしながら箸を取ります。
「あ…そうそうたまごを割って下さいね…」
韓国の御お様はたまごをまぶして食べるのを知らなかったのですが、女中さんはまさか外国人だとは思わなかったみたいで、あわててたまごをと 言う始末でした♪
韓国の御お様は習ったとおりたまごを自分の器に割ると… (笑)
そうここがお店の真骨頂です。
三人はお互いに相手の器を見比べました
「あれ~」一人がスッ頓狂な声を上げました。
他の二人も驚いた様子です。
「あの~工場長!たまごが2つあります!?」「そうです。私のも2つです。」
工場長は自分の器を見せて笑顔で言いました。
「お~なんと!」
「すごい!」
三人は口々に絶賛します。
「日本のたまごは黄身が2つあるのですか」一人が首を傾げながら聞くと「いえ、日本も普通は1つです。このお店はこれが自慢なのですよ」
とニコニコしながら説明しますが、内申喜ぶ顔を見てほっとしたとおっしゃっていました(後日談)
始めて食べるすき焼き、黄身が2つあるたまご…
韓国の若い御お様は驚いたり喜んだりと実に嬉しそうにしていました。
が…それは嵐の前の静けさでした。
「ささ…どうぞ♪」
「この辺りに肉がありますよ」勧められて三人は箸でお肉をつまみ上げました。
「うわぁ~大きい…です」
「すごい!です」
お肉の大きさに三人は驚愕の声を上げました。
…これには訳がありました。前もって工場長がお店に頼んでいたのです。「今夜のお客は韓流だからびっくりするくらい大きめのお肉を頼みますよ」
「はいはい分かりました♪」
「日本の名誉の為にもいつもより大きめにしてよ!」
「大丈夫ですよ♪」
「うん、任せたよ」
「あっ、そうそう勘定はいくら安くなってもいいから…」(笑)
「はぁ~」

そんな具合に工場長は今回の視察を成功させるために頑張ったのでした(笑)

そして三人は大振りのお肉を自分の器に取りたまごを十分にまぶして口に運びました。
「う゛ぱぁ!」
「おわぁ~」
「あんぱぁ~」
三人は日本語にないような奇声を上げました
流暢な日本語を操る三人もいざとなると母国語が出てしまうものですね。
「ど、どうしました?」
あわてて聞く工場長以下幹部連中(笑)
今の今までご機嫌にしていたのに…
三人はあわてて肉を吐き出したり、ビールをがぶ飲みしたりと 大騒ぎです。
「一体何が…」
お肉に何か入っていたのか… と訪ねると

三人は声を揃えて「まず~い!!」 (笑)

な、なんで!? 工場長以下みんなは目が点に…(笑)
かなり張り込んだはずのすき焼きをこうもハッキリ不味(まず)いとは…
ビールを飲んだりお茶でうがいしたりとひとしきり口の中からお肉を吐き出したあと、
落ち着いたところを見計らって工場長が恐る恐る声を掛けました。「何か…入ってましたか」
何かじゃあありませんよ!!
一人が泣きそうな顔つきで 一声 「気持ち悪いくらい甘~い」

これには一同唖然!!

よく考えてみると韓国はキムチを始め唐辛子の食文化でした。
辛いのが旨さなのです。
そんな食文化の国から来た人達です。
すき焼きのベースは砂糖と醤油でありますが、このお店は特に甘口仕立てにしていたのですね(笑)
せっかくの会食はヘドをつかれて台無しになりました(涙)……
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韓流は…(3)

2011年10月21日 07時27分54秒 | 日記
冬ソナが韓流ブームの火付け役でしたね。 あれからテレビはこぞって韓流ドラマをやっています。
あのドラマ見ていて日本のドラマとどこか違うのに皆さんも気がつかれていらっしゃるのではないでしょうか♪ 具体的にこうだ!と指摘すればそりゃあ異国のドラマですからいろいろな相違点があるでしょう。
私が感じたのは、
ドラマの構成がワンパターンだと思いました。
これは女房が韓流ドラマの大ファンで毎晩色んなのを見ていて(仕方なく…)気づいたのです。
先ず恋愛ものが全てですがどちらか(女側か男側)が必ず金持ちか上流階級に設定されています。
唯一冬ソナはそうではありますんが、ライバルの男役は富豪の息子でした。
これが時代物なら王族になっています。
この設定は必定です、勘ぐれば韓国民は皆金持ちに憧れている=階級社会の現れかも知れません。
韓国社会は貧富の差が日本の比ではなくかなりな格差社会になっています。その当たり前な格差社会から脱却したい願望がドラマ構成にでているのじゃあないでしょうか♪。
上流階級出身の男優を庶民女優が袖に振る…(その逆もあります)やがて人間性にひかれて結ばれる♪これか受けるのでしょうか…今の日本に来ている韓国人はエリートだと思います。
現実的な情勢を知らされていない一般人とは違い過去の経緯を知った上で日本語なりを学んでいるわけですから、大変手強い相手であります。
今は日本から学ぶ姿勢がありますが果たして並んだときにどうなるのでしょうか…
私も同乗した韓国の方を見ていると「韓流恐るべし」と感じずにはいられません。
ただ若い人が多いだけ思慮や経験に欠ける部分がありました 。
例えば 昨日話しましたが、 地方の工場に視察に来たあと外食がありました。
地方ですからいろいろなお店はありませんがそれでも気を使いかなりな料亭を用意しました。
季節は冬でした。関西の食べ物の名物は牛肉です。
そこで焼き肉にしておけばよかったのでしょうが、 冬…牛肉…鍋とくればなんでしょう。
もう1つあります(笑) 老舗の料亭です。 答えは明日に… (笑)
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韓流は…(2)

2011年10月20日 09時38分25秒 | 日記
来月は霜月と呼びます。
寒くなりそうですね。 日本は北海道で最低気温が-30度になる場所もありますが、この辺りでは(人の住む)精々零度になれば大変な騒ぎになります。
雪の降るのと気温にはあまり関係がないようで、お隣の韓国そう雪は降らないようでも気温は日本より遥かに下がります。たぶんシベリア寒気団に近いせいでしょうか。
それで去年の冬でした。
韓国のメーカーが数人来られました。
例によって工場の見学が主として発注の打ち合わせでしょうか…
昨日話をしましたが
まず若いなぁ…が第一印象でした!
三人ともに三十代前半でしょうか…
内の一人は日本語がペラペラでした。
何でも大学で日本語を学んだそうで、何年間日本に住んでいたみたいです。
韓国語(朝鮮語)と日本語文法が同じで アメリカや中国みたいにひっくり返して文章を作らなくてよいぶ分習いやすいのです。
発音もあいうえお、から始まる五十音を覚えたら大体話せます♪
とその韓国の方は話していますが、日本語は簡単だと言われると…何だかバカにされている気分になるのは私だけでしょうか…

とにかく韓国でメーカーに勤める条件に日本語があるとは驚きでした。
英語やあるいは中国語に重きを置いているのはもちろんでしょうが、先ずは日本語ですって…
しかし彼が学んでいた十数年前はまだ韓流ブームもなく、韓国事態が日本を敵みたいに見ていたはずですが、若い人の中では日本の経済力を真摯に受け止めていた人材がたくさんいたのでしょう。
実際私がお乗せした韓国人で半分くらいは日本語を話していましたから…日本製品を焼き討ちしていた輩を尻目に外国語を学ぶなら日本語だと考えていた先見の明がある韓国人もたくさんいた証拠ですね。
彼らは総じて礼儀正しく日本人を軽論じた態度はおくびにも出しません。
中には車から見える景色を珍しそうに眺めている人もいます。
工場の視察は日本でも郊外と言いますか…まず田舎にあります。
私が最寄り駅から工場までお乗せしますが、日本語を話せる韓国人には閉口してしまいます。
お行儀はいいのですが若い分興味津々です。 大きな街…大阪だとか京都にはビルばかりで、面白くないのは分かります。
その点田舎は日本の本当の姿を見せているかも知れません。
神社があって、お寺があります。 山や川田んぼも見えます。
そのみ目についたものにいちいち質問をしてくるのですから、私が困ったのもご理解いただけるでしょう(笑) お寺や田んぼは彼らもよく分かっているみたいで
「うんうん」とうなずいています。
ところが神社は理解できないようで、説明するのに難儀しましたね(苦笑)

「神様…です」
「神様!?ゴッドですか?」
「彼らはキリストみたいなイメージを持ったみたいで、私は」
「ゴッドとは誓います」と言いますが、
「じゅあなんですか?」
問われて…
これがまた真面目な顔なのですから困りましたね。
最初は気軽に観光案内するつもりがいつの間にか講座になっていました。
私は日本の先生ですね(笑)
歴史に少し自信のあった私は神社の説明に苦慮していましたが、 もう自棄っぱち気味に
「こ5神様はむかしあなた方の国からきた人々を崇めて祭っているのです」
と話しました。
確かにこの辺りには渡来人つまり朝鮮からきた人々がたくさんすんでいました。
大陸の紛争から逃げ出してきたのです。
渡来人は日本より遥かに高い技術を持っていました。農業や製鉄、建築、織物なとあらゆる分野で日本のお手本になりました。
これはなんかの本にありましたが(笑)
とにかく私はたどたどしい(笑)説明をしました。
それを聞いていた韓国人は全員がすごく感心しました。 私は内心わかるかなぁ…と思っていましたが、彼らはそんな知識を持っていたかどうかわかりませんが…
「そうなんだ♪」
と納得はしたみたいでした。
やれやれ…私は肩の荷が降りたようではやく工場に着かないかとこれほど痛切に思ったことはありません。

あとから考えてみると、韓国人には未だ日本に対してぬぐい去れない劣等感があるみたいで、昔朝鮮から技術指導した話しは彼らの気持ちを和らげた効果があったようでした。
そのあと彼らの質問攻めは止みました(笑)
どうしたんだろう!!私はバックミラーを見るとたぶん今の話を感慨深げに思い浮かべて流れ行く田舎の景色を見ていました。
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韓流は…

2011年10月19日 08時22分41秒 | 日記
昨今IT 関連の事業部は海外の取引が増えました。
主として台湾、韓国、中国です。
うちはメーカーからの受託生産を中心に工場を操業しています。
従いまして電子製品の価格競争に立ち居かない日本のメーカーから海外のメーカーに仕事が移ってきました。
私も詳しいことは分かりませんが、うちが作くる製品はかなりの技術力を要するためにか海外のメーカーが依頼してくるのでしょうね。
今年になって毎月のようにいろんな海外のメーカーがこられました。
まず韓国です。
韓流ブームは凄いですね。
始めはあのヨン様を乗せるのかとワクワクしていましたが、
ほんと♪全く違いました(笑)
そりゃあそうですよね… 日本人でもいろんな人がいるのと同じでした。
ただ皆さん肌は白い…う~ん黄色かな(笑) とにかく私が乗せた韓国人には小麦色や浅黒い方はいませんでした。
押並べて頬骨エラの張った顔作りが印象的ですね♪
そして総体的に若い人が多くて…20才代から30才代です。
日本に来て工場の視察と発注をしますから役職はかなりのものでしょうが、日本みたいに中年はまずいません。 これはこの十数年の社歴しかない韓国メーカーの特長ですね。
つまりそれくらい急成長した証拠でもあります。
又韓国では終身雇用制度はありません。
自分の腕一本で世渡りをしていくので愛社精神なんて微塵も持っていません。
若くして会社の中枢を担うだけあってみんな優秀そうな感じですが、やっぱり若いなぁ…と思うことがありました。
4月でした。
地方の工場を視察して京都にとっているホテルまで送り届ける仕事がありました。
視察を一日済ませて工場の近くで会食がありました。
外国の方の食事は大変気を使います。
ご存じのように韓国では辛い味付けが主流ですが、日本食は淡白な薄味が中心ですね♪
折角の高級会席料理は評判がよくありません。
むしろチェーン店の居酒屋だと喜ぶようです。
居酒屋にはメニューがありますが、写真で料理を紹介していますから、分かりやすいし、韓国にはこんなタイプのお店はないそうです。
お客様のリクエストとは言えあまりの大衆居酒屋で失礼かと思うのですが(笑) 何の味もしない会席料理よりも好きな料理やお酒を選べる居酒屋の方が楽しいんですって(笑)
この辺りは若いなぁ…と思います。
畏(かしこ)まって食べるよりも好きなものを腹一杯食べるのを選ぶとは可愛いものです(笑)
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秋深し隣は何をする人ぞ…

2011年10月18日 08時36分57秒 | 日記
今円高が問題になっていますが…
え!「そんなの遅い!?」確かに随分と時代は進んでいますね。
私には難しい話しはわかりませんが、
高辻役員と高城部長がご一緒に乗車された時でしたか…
やたら専門用語が飛び交いました。
私は新しいネタにならないかと聞き耳を立てていましたが、
あら残念(笑)
こんな高度なお話はさっぱりでした。
ところで最近はお客様をお乗せすることが増えました。
特に外国の人ですね♪ 台湾、韓国の人ですが、同じような顔立ちながらこうも違うのが不思議なくらいで明日からはそんな異国人(ちょっと古めかしい言い方ですが)
の様子をご報告します。
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