こんにちわ ! 。。。
この 感嘆符!参ったのマーク、 そしてこれは 。。。 汗なんですよ へへ
冗談はさておき暑くなりましたねぇ。。。夏本番、ビールのコマーシャルにはだいたいこの形容詞が付いています。
夏だとどうしてビールなんかと思うのですが、これはビールメーカーの販売促進の戦略いわば先入観を植え付けるのでしょうね。
暑いなぁ、あ、そうだ、ビールでも飲もうか、と夏、暑いイコール ビール(居酒屋などに)と夢遊病者みたいに導かれてしまうんですね。
本来なら ビールでも‥と聞くと なんだと! でも とはなんだ!ビールを飲もうよ、だろ‥まったく近頃のガキは言葉遣いも知らんから(チ!)
と怒るよりも ビールさえ飲んでくれたら そうそうたった一杯でもビールはビール、あんたの一杯を日本の人口で掛けたら
スゴイ数になるんだぞ、だからこの際、文法がどうだとか細かいこと言わないから気分よくいっぱい飲んでおくれ(笑)
‥とまぁこれが本音でしょうか‥ビールメーカーさんの心情お察し致します。
さてそのビールですが最近は焼酎を炭酸で薄めた甘ったるい酒やハイボールなどのウイスキーなどから追い上げられています。
そしてどれを飲むにしたって背景は海や浜辺かな、最近はバーベキューをするところなんかも使われています。
それも浜辺でやるのではなくて、ちょっとした洋風のウチかな‥白い壁に天上、室内にはなぜか観葉植物が
さり気無く置いてあって部屋からバルコニーにそのまま出られてその先は砂浜。夏だからいいけど冬はどうするんだろ‥
と他人(ひと)の心配をするのは、お歳の所為(せい)かな(笑)
しかし私の場合バーベキューであまりいい記憶がありません。
若かりし頃‥ですからおよそ半世紀前でしょうか。運動公園の端っこで バーベキューをやろう という事になって
じゃぁ 野菜とお肉の買い出しは誰と誰、鉄板とコンロは誰と誰、箸やフォークと取り皿に調味料、ソースは‥
皆さんもご経験がお有りでしょう、昔の野外活動は恋活の場だったんですね。
この場合は男女8人でそれぞれがくじを引いてペア‥当時はカップルだったかな‥を決めて買い出し組、
準備組に分かれるんですけどそれって すでにカップルが決まっていないことを前提にしておかないと騒動になる事もあります。
まぁ 魚心あれば水心 と昔のエライ人は浮世の渡たり方をよくお分かりのようですね。
ただしこの時の切欠(きっかけ)を次の機会に活かせず 誰と誰がゴールインしたと訊いたことはありません。
ですが、下手な鉄砲数打てば当たるの如く何事も失敗を恐れずに 又失敗は成功の母 を基に何度も何度も失敗を重ねてみましょう。
とまぁ人生の教訓を垂れても仕方ないのですが、当時、このような明るい交際方式が流行り出していました。
これは会社の若手の中でいるんですよねぇ、こういった企画を思いついて実行。 ねぇねぇ今度の金曜日にね‥とお誘いをかけるヤツ。
おとこ連中は割と簡単、と思うでしょう、正にその通り では女性軍は? それが傍目に見てもむつかしいんじゃあないかと思います。
どうやって揃えるのか?私には終(つい)ぞ分かりませんでしたが 企画者にはゴクローサンと拍手喝采
‥あとのうわさ話で、この企画力や実行力を仕事に活かせたらねぇ とこれはホントここだけのお話し(笑)
このバーベキューで大失敗したのは、当時まだ鉄板を下から火で炙るとどうなるかという認識があまりなかったのですね。
ブロックを二段に重ねてその上に鉄板を敷きます。そしてその真下にコンロ。仕組みは至って簡単明瞭なのですが、
ブロックを二段に積んだ高さはちょうど膝くらいでベンチに腰を掛けるとかなり俯向かないと鉄板に箸がとどきません。
じゃぁブロックを高くすれば‥となるのですが ブロックはそこらに転がっていたのを借用したので他にはなし、
粗雑さや衛生面なんか気にしないどころかこれが野性味あふれて見えるのですから若いって素晴らしい(笑)
食べにくいのも仕方ないから低いままいこうと割と簡単に決まり さぁ焼くゾ~!となって今度はコンロ、
ブロックを平たく一枚の上に置いていたけど炎が鉄板まで届かないのか あの鉄板焼き独特の ♪ジュゥゥ という焼き音がしません。
鉄板焼きってあのジュゥゥと音がして香ばしい匂いそこから薄煙が漂って煙たいけれど おお、ええ音してるな、
美味そうやなぁと食欲がでてきます。
長方形の鉄板に玉葱やピーマンとうがらし、人参、シイタケ、お肉、そうそうモヤシもあったよね。
鉄板奉行という言葉はさすがに無かったですが、それでも具材の焼け具合、次の具材の投入時期や他とのバランス 焼けたら どうぞ、
とみんなに勧めるのも大事な役割。やっぱり指揮者は要るようです。
この鉄板焼き、あとから気が付いたんですが、それぞれの性格が出ますねぇ。仕切りたがり、自マイペースなヤツ、優柔不断なヤツ、
場を盛り上げようとする興行師的なヤツ、みんなの挙動を確認してるヤツ‥何としてもみんなの話題に付いて行こうと頑張ってるヤツ‥
でもみんな若いから食欲旺盛、最初は遠慮しながら食べていたのがいつの間にか取り合いするんだから 若いっていいなぁ~
と盛況のなか ふと、へんな匂いがしました。はて? と思いました。あの一般的な鉄板に野菜お肉を入れてジュゥジュゥ焼くのって
意外と時間掛かるんですねぇ。焼けた~と許可が出ると 一斉に8本の箸が鉄板の上の焼き物に殺到します。
あわて者なんか今入れたお肉を箸につまんでほおばる様は 百年の恋も冷めてしまうかな。
と思いながらタマネギの丸いのをかじっていると はて‥さっきの焦げ臭い臭いがしてきます。
おかしいなぁ鉄板の上は盛況真っ只中、ふと見ると鉄板の下から薄い煙が覗くようにふっゎと出ていました。
鉄板の上が騒がしいから気が付かなかったんでしょうね。鉄板の四隅に付いてある脂落としの穴 ここから焼いたお肉の余分な脂が
滴り落ちて下に敷いていた上敷きに引火したようでグスグスと燻っていました。
上敷きはそこらに落ちていたもので 誰かがコンロの下、地面ですがを汚したらアカンから とわざわざ敷いたものでした。
その上敷きは藁のようなもので出来ていたんでしょうね、見る見るうちに炎が熾(お)きて鉄板を覆い尽くすほど火炎が出ました。
火事やからと笑ってる内は良かったのですが、下草まで炎が拡がり始めると みんな事の重大さに気が付いたみたいで
ベンチから立つ者や水水とバケツを捜しまわる人‥最後は小さなバケツでザブンとかけてお仕舞。
河川敷だったから他に類焼損害は出ませんでしたが、折角のバーベキュー大会はおじゃん。
誰かが水入りだねぇ と笑わせたのが唯一の慰めになったのですが、わいわいがやがやで皆で片づけて お仕舞い。
当時バーベキューは珍しかってどうなるんだろうとちょっと心配したけどそれなりに美味しかったし
最後はハプニングも有りで想い出に残るバーベキューでしたね。