「二人のアカボシ」という歌がある。2年以上前にキンモクセイが歌ってヒットしたJ-POPである。コンセプトは「和風70年代、魅惑のシティポップス」とのこと。
歌いだしは
♪夜明けの街 今はこんなに
静かなのにこれからまた始まるんだね
眠る埋立地(うみべ)の化学工場の
煙突に星が一つ二つ吸い込まれ
沢山並んだ街の蛍たちも
始まる今日に負けて見えなくなってゆく・・・
これをいちばん最初に聴いたときは「都市風景を歌ってこんなに萌える歌があっただろうか」と、いたく感動したものである。
そして、サビの部分で
♪あの高速道路の橋を
駆け抜けて君連れたまま・・・
と続くのだが、実はこの歌詞に「東京」という街を重ね合わさずには居られないのである。ここで私の心を捉えたのは「高速道路の橋」というくだりである。陸橋なのか?否、私の心に浮かぶ風景は掘割の中を走る首都高速道路の真上を、地面を走る一般道路が渡っている風景なのだ。
更に次の歌詞で
♪見渡せば青続く信号機が・・・
「夜明けまで過ごせて、(その当時)埋立地の化学工場の煙が見えて、直線方向に信号機が見えて、なおかつ、首都高を渡る橋を駆け抜けて行ける場所」に思いを馳せる。状況証拠を積み重ねていくと、一つの場所に行き当たる。きっと舞台は銀座に違いない。
そんな思いを胸に抱きながら、ここんとこ帰宅途中にこの歌を繰り返し繰り返し聴いている私・・・また東京の街を探訪しに行きたいものである。
ちなみに2番のサビにもググっとくるのでご紹介
♪また今日も汚れてく街は蝕む煙を吐き出す・・・
ね、いいっしょ?
歌いだしは
♪夜明けの街 今はこんなに
静かなのにこれからまた始まるんだね
眠る埋立地(うみべ)の化学工場の
煙突に星が一つ二つ吸い込まれ
沢山並んだ街の蛍たちも
始まる今日に負けて見えなくなってゆく・・・
これをいちばん最初に聴いたときは「都市風景を歌ってこんなに萌える歌があっただろうか」と、いたく感動したものである。
そして、サビの部分で
♪あの高速道路の橋を
駆け抜けて君連れたまま・・・
と続くのだが、実はこの歌詞に「東京」という街を重ね合わさずには居られないのである。ここで私の心を捉えたのは「高速道路の橋」というくだりである。陸橋なのか?否、私の心に浮かぶ風景は掘割の中を走る首都高速道路の真上を、地面を走る一般道路が渡っている風景なのだ。
更に次の歌詞で
♪見渡せば青続く信号機が・・・
「夜明けまで過ごせて、(その当時)埋立地の化学工場の煙が見えて、直線方向に信号機が見えて、なおかつ、首都高を渡る橋を駆け抜けて行ける場所」に思いを馳せる。状況証拠を積み重ねていくと、一つの場所に行き当たる。きっと舞台は銀座に違いない。
そんな思いを胸に抱きながら、ここんとこ帰宅途中にこの歌を繰り返し繰り返し聴いている私・・・また東京の街を探訪しに行きたいものである。
ちなみに2番のサビにもググっとくるのでご紹介
♪また今日も汚れてく街は蝕む煙を吐き出す・・・
ね、いいっしょ?

70年代ポップスと謳うのならば、うまい歌詞ですね。
ちょっとずれますが、僕にとっての「東京」な歌はピチカートファイブです。
とても気に入っているので紹介します。
資生堂“Maquillage”
いちどサイトを覗いてみてください。
http://www.shiseido.co.jp/mq/index.htm
「夢で逢えたら」のカバーも良かった。
しかしこの歌詞から、
銀座の情景を想像できるって、君って一体・・・。
それぞれ、皆違った「東京像」を持っているのですね。
tassonさん
見ました。さわやかでいいですね。
ikko
・・・東京フェチなものですから