まっしゅ★たわごと

街歩き、建築、音楽、フランス、それに写真の話題を少々

続・言葉は難しい~褒めるということ~

2005年04月16日 20時11分19秒 | ぶつぶつ
美味しい料理を作った人を目の前にして、その料理を食べたときに「美味しい」と言葉で賞賛すべきかどうかという話題になったときのこと。

ある友人が「褒め過ぎると言葉の持つ価値が下がるので、本当に大切なところで褒め言葉は使わなければいけない」(A)と言った。その時私は「褒めるという言葉を発しない限り、その人が感じた主観的な(あるいは客観的な)良さは相手には伝わらないので、良いと感じた時、常に口に出すべきだ」(B)と思った。別に「(A)」は間違っていると言いたいのではなく、人それぞれ感じ方や考え方が違うということである。

更にここで大切なことは聞き手(受け手)もまた個々に違った価値観を持っているということである。つまり「褒められれば褒められただけ嬉しいと感じる人」(a)もいれば、「そんなに褒められると嘘臭いので辞めて欲しいと感じる人」(b)もいるわけで、今4つにパターン分けした話し手と聞き手(A)(B)(a)(b)の組み合わせだけで考えてみても1/2の確率でお互いの関係に亀裂が生じかねないのである。

そう考えていくと100人の人の中には100通りの感性があるわけで、各々がそれぞれの価値観でもって会話進めているのであれば、それはそれで「言葉は難しいなぁ」と思ってしまうのである。

皆さんは「どんな時」「どんなタイミングで」「どんな褒め言葉を」口にしますか?

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4 コメント

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Unknown (まっしゅ)
2005-04-18 21:23:22
そう言われてみると、私もボキャ貧チックな言葉の選択で褒めてるような気がします。かといって他の言葉も見つからないし。
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ボキャ貧かも・・・古! (yosh)
2005-04-17 22:10:06
誉めるのは特に、言葉で表現するのが難しいと思ってます。ただ、いいよ、とかかっこいい、だけじゃ説得力ない・・・。その点「好き」という言葉は大好きで、よく使っている気がします。
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おはつです (まっしゅ)
2005-04-17 11:28:37
はじめまして、yuuさん

おお、そういう手法もあるのですね。これならば、より多くの人に自分の意図を伝えられそうな気がします。私もちょいとマネしてみようかな。



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Unknown (yuu)
2005-04-16 23:44:03
こんばんは。yuuです。

褒めるタイミングは、難しいですね。

私は、最初に短く、

あとで具体的にと、2回褒めるようにしてます。

今回の料理を例にあげるなら、

最初に「おいしい!」とだけ言い、

ひたすら食べます。

食事の最後に、

「あのメニューは、○○のところがすごくよかった。」

という形かな。

仕事だったら、できた直後と翌日。

少し時間をあけて言ったときの方が

「見てくれている」と感激されるようです。

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