
湘南江の島駅を出たモノレールはすぐに切り立った山腹に穿たれた長いトンネルに入り、そのトンネルを出たところが次の駅となる。懸垂式のモノレールの駅構造の違和感はものすごい。

湘南モノレールも江ノ電と同じで単線となっていて幾つかの駅で入れ違いをするダイヤになっている。

基本的に懸垂をしながら地上より高い位置を走行するのだけれども、山間(やまあい)を走るためにか、たまに地面がせり上がってきてトンネルに突入することがあり、

と思ったら急に急峻な谷間(たにあい)の中を進んだりするので遊園地のアトラクションに乗っているような錯覚も覚える。

更に発車時の加速度が急なのとカーブのたびに左右に揺さぶられるためか、クロスシートであるにも関わらず乗車5分程度で軽い船酔いみたいな感覚に襲われる。

この沿線で通勤するのはちょっと無理かなって思った。(そんな予定はないのだけれども)

大船の駅前バスロータリーから見上げてみる。

大船でいったん下車し、沿線中で気になったスポットへ戻る。

やってきたのは湘南江ノ島駅から2つ目の片瀬山駅。

大船方はこんな感じだが、江ノ島方は

こんな感じになっている。そして、その先はというと、

少しずつ上昇しながら高架を取り戻しつつある感じ。

湘南モノレールの車両は全て同じ型のラインカラー違いが走っている。全線乗車中にピンク、緑、紫、橙の他に黒を見た。いや見間違いかと思い何度も見直したがやっぱり黒い。見てないのが当然あるはずの赤と青かなと思いながら公式HPを見てみると、

あった!赤と青。
でもやっぱ黒って・・・茶とか白とか水色とかにしなかったのねぇ。

昨日のネットニュースにはニュートラムの新型車両も同じ型でラインカラーの違うものを揃えたとの記事があった。京王のステンプラはそれこそ昭和の時代からやっていて、一種異端児的なデザインとして見られていたが、その思想が流行するとはまた面白いことだと思った。
【七里ヶ浜】急に思い立って鎌倉方面へ(おまけ1)~江ノ電沿線の住宅たち~
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます