この記事は本当に衝撃的やった。てっきり「達也」だから「タッチ」やとばかり思ってたのだから。でも、よくよく思い返してみると、歌詞にちゃあんと、
♪お願い タッチ タッチ ここにタッチ
あなたから タッチ手をのばして 受けとってよ♪
っていうフレーズがあるし!!
でも、その歌詞のあとに続くフレーズがなかなか曲者なのだ。
♪ためいきの花だけ 束ねたブーケ♪
って・・・これ、一つのトリックなんじゃね?だって、受け取って欲しいのは本当は「バトン」なのに、これじゃあまるで「束ねたブーケ」を受け取ってくださいと言わんばかりの歌詞。更に冒頭の恋愛系の歌詞から、終盤の恋愛系の歌詞の中間に、突如取ってつけたかのように挿入されているのに、高揚感をあおるようなサビに載せているので、歌詞の変容に全然気が付けないという仕掛け。
もしも、生き残る方が和也やったらカッチだったのかなとも思っていたけれど、でも、原作者の意思を地で行けば、生き残る方が和也で、死ぬ方が達也でも、タイトルは「タッチ」になるだろうから、それだったら達也が死んでも「タッチ」がタイトルだったら、私はきっと「『達也の亡霊』のタッチか?」と思ったのだろう。。。
仮に、双子の兄弟の名前が信幸と信繁やったら「『タッチ』ってなんやねん」と思うかもしれない。そう思うと主人公を「タッチ」の「タ」の音で始まる「達也」としたのも意図的に紛らわしさを醸し出すための演出だったのかもしれないとも思った。
(参考)タッチの歌詞