虎ノ門ヒルズへの長い道《09》～虎ノ門コーヒー～

虎ノ門ヒルズ内、森タワーの低層部分にあるショップ＆レストランからオフィスエリアへの改札口はメイン階以外の階からもアクセスできるようになっているが、どのアクセス口もスタイリッシュでウットリするほど洗練されている。





そんな感じのスタイリッシュさを前面に押し出しているカフェ・・・それが虎ノ門コーヒー店である。





あまりにもインテリアがスタイリッシュ過ぎて近寄りがたいオーラが煌煌と輝いているが、怖いもの見たさで近寄ってみるとバリスタの朗らかな笑顔と親しみに満ちた挨拶に度肝を抜かれる。『果たして他のコーヒーショップでここまで笑顔で出迎えてくれるバリスタがいたであろうか』と。





コーヒーはそこそこ美味しいのだが、ペーパーに入れられて提供されるサイコロキャラメル大の焼き菓子は





何と190円もするのだ。いくらなんでも高過ぎやしないかと思った。（これも怖いもの見たさで買ったのだけどね）まあしかし、ヒルズのレジデンスやホテルやオフィスに滞在してコーヒーブレイクにここのコーヒーを飲むというのも、なかなかいい感じなのかなあと思ってみた。

おしまい

虎ノ門ヒルズへの長い道《08》～道になるまでの長い道～

まずはマピオンの地図上で新橋駅方面から虎ノ門ヒルズ方面へ地図を手繰ってみる。










既存建物の立ち退きが終わって、新設道路を工事しているであろう状態の表現になっている。対するマップファンはと言うと、







歩道および中央分離帯や緑地帯の整備までも完了したかの様な表現になっている。実際はこれらのちょうど中間地点のような進捗状況なのだけれども市販の地図と違ってネット上の地図っていつでも更新できるところが、リアルタイム的ではなくむしろ不確実な様に感じられてしまうところが面白いなと思った。

つまり印刷物としての地図は「地図編集及び印刷、出版時には工事中であった」ということが容易に推測されるために現状と表現にタイムラグとしての相違があっても特段不自然には思わないが、ネット上の地図はいつでも簡単に修正出来てしまうがゆえに、現状に対して「修正を行っているのか否か」ということが容易に推測できないため、タイムラグが生じているのかどうかさえも判断がつかず、逆に現状に即してない全ての表現が嘘であるように思えてしまうのである。





特に今回歩き回った新虎通りで目新しいものがあったと言えば、上の写真の赤丸のところの左折レーンかなと思う。他の回でも述べたけど信号が赤か青かに関わらず、歩行者さえ回避できれば、自由に左折ができるという構造になっている。





しかしこれ、歩行者にとってはメリットあるのかな？

つづく
虎ノ門ヒルズへの長い道《09》～虎ノ門コーヒー～

虎ノ門ヒルズへの長い道《07》～解体の虎ノ門病院～

虎ノ門病院のエントランス部分（？）は新虎通りとの境界線までギリギリの構造をもって接近しているのだが、





はて？よーく見てみると細部が不自然。。。





もしや、かつてここには階段が存在していたのではないだろうか？と思い調べてみると、やっぱり階段になっていた。





グーグルの空中写真では新虎通りの開通予定地は空き地になっていて





フリーの素材やウィキペディアでの紹介写真では前面が道路になっているけれど、ピロティ建物の形状が若干異なる気がするので、更に調べてみるとどうやらこの最前列にある「なんたらセンター」という看板が掲げられているピロティ建物が解体撤去されているようなのである。







他のアングルからの写真もこんな感じで「なんたらセンター」の建物のヴォリュームを確認することができる。





更に虎の門病院のホームページに掲載されている開業当時の建物の写真にはなんたらセンター」の建物は存在していないので後から建て増しされたことがわかる。
(参考)作品紹介：中央病院（虎の門病院）
そんな虎ノ門病院もそう遠くない未来に高層建築物への改築計画が進行中であるらしい。
(参考)「虎の門病院」の建替えなど「(仮称)虎ノ門二丁目計画」の都市計画提案

つづく
虎ノ門ヒルズへの長い道《08》～道になるまでの長い道～

虎ノ門ヒルズへの長い道《06》～続・新虎通り～

このトンネルはどこのトンネルかというと





虎ノ門ヒルズの北西側に位置する「築地虎ノ門トンネル」の出入口である。





最近はもう「トンネル」のことを「隧道」とは書かないのだね。





トンネルを出た車がすぐ手前の交差点を左折したい場合は、信号の色に関わらず左折できる仕組みになっている。





新橋虎ノ門トンネルと虎ノ門ヒルズの森タワーの位置関係はこんな感じ。ちょうどオーバル広場からステップガーデンとアトリウムの直下を突き抜けていることがわかる。





道路の工事が始まるずっと前から、いずれここに道路が築造されることがわかっていたので既存のビルたちがみな一様に築造境界線に沿った建物形態をしているのがわかる。そしえ、この写真の左上の先の方に病院機能の一部を解体撤去した虎ノ門病院があるのであった。

つづく
虎ノ門ヒルズへの長い道《07》～解体の虎ノ門病院～