某ーグルの検索ツールで『ikeaにイケヤ』と入力してみると、なななんと「3,380,000件」もヒットするという事実はどうでもいいとして、やっと行ってきた。ポーとアイランド店はオープンしてかれこれ三ヶ月以上経つのだが、未だに入場制限をしている有様。だけど、これは行く価値あると思った。
「(イケア前)」と駅名の一部にしてもらいながら、ポートライナーからの客動線は日本のセンスでは考えられない程の裏道によってアプローチされている。これを裏道と感じるかそうでないと感じるかは個人差があると思う。私の中では結構評判が良くて、正面玄関が眼前に広がったときに、それまで紺色の壁しか見せられていなかったのに、突然何かが裏返ったかのような黄色のビビッドな壁立ちはだかり、そして南から激しく照りつける陽光を乱反射させているさまを見てドキッとさせられた。
昔の遊園地にあった人形館のように、あらかじめ決められた順路をまるでストーリーを追うように歩かされる。2階には様々な生活スタイルを想定してレイアウトされた家具類。しかし、ここには様々な小物がちりばめられていて、順路のまま1階に降りた時に初めて、アノグラスやアノ額縁やアノ照明器具が売り物の一部であった事をしらされる。徹底的な合理主義によって価格帯は見た目よりも安価になっている。けど、全然見劣りしないのがいいね。日本はきっと人件費や過剰なサービスに金を使い過ぎている。
床面積が大き過ぎて、とても一日では見切れない程だった。また行ってみたいと思った。鶴浜店は、まだ相当に混んでいるんだろうなあ・・・。