まっしゅ★たわごと

街歩き、建築、音楽、フランス、それに写真の話題を少々

過密ダイヤを根本から是正するための一つの案

2005年05月01日 18時24分46秒 | 都市
ラッシュ時の混雑を緩和する方法として車両本数・車体構造・運行時間を修正するだけでは何の解決にもならないのではないかと思う。つまり我々使う側のライフスタイルを根本的に変えないと無理なのではないか。そこで例えば通勤利用客の何割の人が、しんの字さんやホリエモンのような住職近接のようなライフスタイルが確立されれば交通機関を朝夕に一斉に使うこともなくなるので国家的政策として推進してみるのも一つの手かなと思う。(別に坊さんを近くに住まわせるワケデハナイ)

理想はコルビジェのユニテ・ダビタシオンや六本木ヒルズのような近接ケイタイだが、こういうところはとにかく収入のベラボウに高い人しか住めないのが現実である。昨年、都市再生機構(旧都市公団)が提案した東雲にある賃貸型集合住宅ではSOHOを前提とした住戸が人気を博したことが記憶に新しいが、月当たりの家賃がン十万円するものばかりで小市民的な我々にはあまりにも現実離れしているような感はある。

そこまでは行かなくても、大都市圏でのスプロール現象によって放置されている空きビルなどを国が買い取るか、大規模な補助金を出してある一定の条件を揃えたビジネスマンを住まわせることもありなのではないだろうか。また、本社機能を大都市圏から郊外に移転する企業やフレックスタイムを導入する企業に対し何らかの緩和措置を取ることも有用だと思ったりする。