とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

それでも貴乃花を応援したくなる

2018-09-26 16:01:04 | 社会
 貴乃花親方がついに日本相撲協会に退職の届け出を提出した。客観的に見て貴乃花にも協会にも落ち度があり、貴乃花の子供じみた行動が一番の騒動の原因のような気はする。しかし、それでもやはり貴乃花を応援したくなる。それは近年の組織優先という風潮に対する反逆であるからである。

 組織が大切であるというのは私も認める。しかし、最近の一連の官僚の不祥事などは組織を守るために正義を捨てた結果であり、行き過ぎた組織防衛である。そして日本社会はそれをよしとし始めているように思えるのだ。企業においても同様であろう。企業の不祥事が絶えることがないのも、組織優先の論理がまかり通っているからだ。

 こんな世の中だからこそ、貴乃花の行動は子供じみているがどうしても応援したくなる。こんなことを自分もやってみたい、そんな夢を抱かせるものなのだ。こういう子供じみた大人はいなければならない。世の中の変化は若い世代の反抗からはじまるのだ。

 「大人」の何たるかもしらないまま大人になって、ただ言われたままに生きているだけの坊ちゃん大人よりは、思慮がたりなくとも、純粋な思いで行動する子供じみた大人のほうがいい。がんばれ貴乃花。これからの活躍を期待する。
コメント (1)
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