とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

言葉を捨てたらただの田舎

2018-09-23 07:33:03 | 社会
 タイトルは白崎映美さんの言葉です。白崎さんは上々颱風というバンドのヴォーカルで、そのバンドは活動歴が長く、一般的な知名度は高くないのですが多くの人に知られています。その独特の音楽性からファンも多くいます。上々颱風は現在活動を休止しているようですが、白崎さんは精力的に活動しています。山形県民にとっては地元テレビ局のさくらんぼテレビの『やまがたチョイス』という番組に月に1,2度出ているので、よく知られる存在になっています。

 最近白崎さんの講演を聞きに行く機会がありました。白崎さんは私と同じ山形県の酒田市出身です。そして酒田弁をしゃべっています。白崎さんは次のような話をしました。

 東京に出た時、方言を話すのが恥ずかしく何もしゃべることができかった。しかしどうしても方言が出てくる。その時恥ずかしくなったが、バンドメンバーから「白崎さんは根っこがあっていい」と言われ、考え方を変えるようになった。

 そして白崎さんは次のように言います。

 「文化、言葉を捨てたらただの田舎、都会のマネばっかしてたら二流の地方都市」

 名言です。地方民にとっては方言を大切にすること、そして地方の文化を作り上げる努力が必要なのだと改めて感じました。
コメント (1)
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