とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

「陸王」は期待以上だった

2017-12-26 06:43:06 | TV
 「陸王」の最終回を見ました。感動的で気持ちがすっきりとするすばらしい結末でした。「半沢直樹」や「下町ロケット」など池井戸潤さん原作のこのシリーズの中でも、「陸王」は秀逸のドラマであったと思います。

 小さな企業はいつも危機の中で生きています。今はちょっとでも気を抜けばすぐに倒産の危機がある。一方では下請けとしての理不尽な要求をのまなければならないときもある。そんな中で「こはぜ屋」は意地と努力と人情で苦境を乗り越えていきました。様々な苦難を乗り越える過程で、人間のすばらしさを感じさせてくれます。

 このドラマはすばらしい役者を揃えました。役所広司さんや寺尾聰さんはさすがと思わせるベテランの演技でした。若手の山崎賢人さんや竹内涼真さんも前向きな強さをしっかりと演じていました。芸達者な役者さんたちの中に、役者が本職ではない阿川佐和子さんや松岡修造さんが加わっていたが、ふたりとも役者が本職と言ってもいいくらい味のあるすばらしい演技でした。また、市川右團次さんがテレビ界でのブレイクまがいなしの好演でした。

 「陸王」は期待していたドラマでしたが、期待以上のものでした。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする