とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

稀勢の里すごい! 照ノ富士がんばれ!

2017-03-27 07:42:14 | スポーツ
 きのうが春場所の千秋楽。左肩付近を痛めた稀勢の里が照ノ富士を右からの突き落としで破り、13勝2敗で並んで、優勝決定戦に持ち込んだ。続く優勝決定戦では、もろ差しを許しながら、右から捨て身の小手投げで勝利。奇跡的な逆転優勝を飾った。

 稀勢の里は優勝をなんども逃していたからこその執念があったのだと思う。すごい力士になったなと感動した。

 照ノ富士は、この負けについて批判されているようだがそれはかわいそうだ。ここまで来たら優勝できなかったら照ノ富士自身が大変なことになるとわかっていたはずである。だからこそのプレッシャーがあったのだ。さらにはケガの力士にそのケガを攻撃すべきかなど、さまざまなことを一日ずっと考えていたに違いない。そんな心理的な混乱の中で取った相撲。結果が悪いものだっただけでも苦しいに違いない。それなのにその精神的な弱さまで批判されたのではたまったものではない。

 まだ若い照ノ富士に、稀勢の里のような執念を求めるのは酷である。このくやしさをバネに、強い力士になってもらいたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする