中日新聞の読者投稿文に「闘病仲間の死 心に刻む」というタイトルで56歳の医師 大橋洋平さんが投稿されていました。
勤務先の病院で9月上旬、40代のがん患者の女性と知り合った。
拙著を読んでくれ私との面会を望んでいたという。
下記は投稿者さんの著書

実は私は昨年、胃がんを患った。
手術から10カ月後に転移しているのが見つかり、
医師でありながら抗がん剤治療を続けるがん患者の一人で、
体力、気力を大いに奪われ、よりよく生きられないだろうという気がしている。
私との面会後、彼女は「先生から力をもらえた」と私の手をしばらく離さなかった。
その後も彼女とは同じがんと闘う友として「お互いしぶとく生きよう」と語りあった。
院内で10月にあった私の講話を彼女は聴いてくれ、
その後に会話をして固い握手をして別れた。
その1週間後に彼女は逝った。
亡くなる直前、彼女はずっと楽しみに計画していた家族との旅行を実現したとスタッフから後で聞いた。
あまりに早い死に、夫や子供のことを思うと察するに余りある。
とにかく生きようと頑張った彼女を私は絶対に忘れない。
以上です。
私も椎間板ヘルニアで長期の入院の経験がありますが、
同じ病気で入院している患者さんとは、仲間であり、戦友のような気がしますね。
この投稿文を拝読して、お医者さんも例外でないような気がしました。
大橋医師さんの闘病仲間の40代の患者さんは、大橋医師さんもがん患者さんということで
より勇気付けられたと思います。
残念ながら亡くなってしまわれましたが、楽しみにされていたご家族との旅行を実現できたことが良かったと思いました。
Gigliola Cinquetti - Ho bisogno di vederti (1965)
勤務先の病院で9月上旬、40代のがん患者の女性と知り合った。
拙著を読んでくれ私との面会を望んでいたという。
下記は投稿者さんの著書

実は私は昨年、胃がんを患った。
手術から10カ月後に転移しているのが見つかり、
医師でありながら抗がん剤治療を続けるがん患者の一人で、
体力、気力を大いに奪われ、よりよく生きられないだろうという気がしている。
私との面会後、彼女は「先生から力をもらえた」と私の手をしばらく離さなかった。
その後も彼女とは同じがんと闘う友として「お互いしぶとく生きよう」と語りあった。
院内で10月にあった私の講話を彼女は聴いてくれ、
その後に会話をして固い握手をして別れた。
その1週間後に彼女は逝った。
亡くなる直前、彼女はずっと楽しみに計画していた家族との旅行を実現したとスタッフから後で聞いた。
あまりに早い死に、夫や子供のことを思うと察するに余りある。
とにかく生きようと頑張った彼女を私は絶対に忘れない。
以上です。
私も椎間板ヘルニアで長期の入院の経験がありますが、
同じ病気で入院している患者さんとは、仲間であり、戦友のような気がしますね。
この投稿文を拝読して、お医者さんも例外でないような気がしました。
大橋医師さんの闘病仲間の40代の患者さんは、大橋医師さんもがん患者さんということで
より勇気付けられたと思います。
残念ながら亡くなってしまわれましたが、楽しみにされていたご家族との旅行を実現できたことが良かったと思いました。
Gigliola Cinquetti - Ho bisogno di vederti (1965)