団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

女房自慢

2016-04-22 05:01:10 | 日記
 今週の水曜日の中日新聞に『妻と夫の定年塾」というタイトルのコラムを西田小夜子さんが
書かれています。
今回は「女房自慢」というお話です。


 孝さんは五歳年下の妻が自慢だった。
公民館での催し物やスポーツ大会はもちろん、朝夕の犬の散歩にも連れて行く。

 六十五歳の妻・清美さんはそれなりにシミやたるみも目立ってきたが、孝さんには見えない。

 友達の信夫さんは、女房自慢を年中、聞かされていた。
「うちの女房はいつまでも若いだろ。おれは毎日、愛してるよ、大好きだよって、
デカい声で言わずにいられない。名前の通り清く美しい女でしょ。ああ、幸せ」

 信夫さんは「本気で言ってるんだろうか。目が悪いんじゃないか」と疑ってしまう。
清美さんが特別美人だとは思えないので、妻に話したところ、
「へーえ、日本人には珍しい夫だわねえ。でもいいじゃないの、幸せならば」と笑った。

 「ぼくたちはこんなに愛し合っています、と他人に自慢しまくってた夫婦が、あっさり
離婚しちゃうこともあるけどね」
などと怖いことを言う。

 「そうだよな。愛してる、大好きだなんて大声で他人に自慢するな。
おれはもう聞きあきたぞ。家ん中でそっとささやかれた方が、奥さんもうれしいと思うよ」

 しばらくたつと、孝さんが女房自慢する回数が少し減った。
年を取ってくたびれたのか、あらためてじっくり観察した結果、「それほどのもんかいな」
とわれに返ったのかどっちだろうと、信夫さんは様子を見ることにした。

(作家・夫婦のための定年塾主宰)


 このコラムを読んで作者の言いたいことが、まったくわかりませんでした。
「女房自慢をあんまりするもんじゃない!」と言うことなのか、
「アバタもエクボに見える」と言うことを言いたいのか。(苦笑)

 日本の男性で女房自慢をする方は少ないですね。
それが良いかどうかはわかりませんが。

妻を紹介するのに「うちの愚妻・・・」と言う言葉があります。
いまどきそんな言葉を使う男性はいないと思いますが、たとえ謙譲語としてもこれはひどいと思います。
愚妻を持った夫は、なんて言えばいいんだろう。(苦笑)
それよりは、奥様を自慢する男性の方が微笑ましいと思います。


 先日かみさんがジムで水泳仲間と話していたら、
その仲間の女性に『「◯◯さん(うちのかみさんの苗字)は、美人だね」と◯さん(プールに来ている人)が
言ってたよ』と言われて、かみさんは「◯さん、目が悪いんじゃないの」と返答したとのことです。(笑)
「シワだらけのおばあちゃんに言われてもね」と言いましたので、
「遠目ならシワもわからないし、体型は変わっていないのでそう見えたんでは?」と言いました。

かみさんは「若い時なら、言われてもうれしいけど」と言いましたので、
なるほど、どうせ言われるならシワもない若い時の方がうれしいかなと思いました。
私もコラムの孝さんと同じで女房自慢かな。(苦笑)

男女を問わず、美男・美女は得ですね。
私は生まれてこのかた一度も美男子と言われたことがありません。
当たり前か!(笑)
そんな風に言われる人は、子供の頃から言われているんですかね?(笑)






Pat Boone - Love Letters In The Sand 砂に書いたラブレター - パット・ブーン
コメント (16)
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