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ガチな内容やプチなネタまで幅広く載せるよ。HP開設前の準備的なブログだと思うよ。

タックスヘブンの実態。

2016-04-30 22:35:36 | 経済
出先は衝撃的な印象を与えたタックスヘブンの実態を明らかにするパナマ文書流出事件
ですが文書流出から幾分の歳月が経つもイマイチ思うように実態の解明には繋がって
いないもどかしさを感じつつあります。

パナマ文書の流出でタックスヘブンを利用していた個人名や有名企業の名が出てきてはいるが、
一体その総額や何時からなどなど具体的な事例がハッキリせずに突発的な感情だけを残して
雲のように霧散してしまったようだ。

内容の巨大さや影響を考えた時に正確な調査を躊躇する衝動に駆られる事もあるだろう。
何せ規模が余りにも膨大でどこまで経済や政治を揺さぶるものか未だに検討もつかない。


タックスヘブンの地域は税制回避する際に幾分のおこぼれが得られるので安易に子会社を
捨てさせるわけにはいかない。これまでタックスヘブンのある地域で
その秘密を頑なに閉ざしてきたわけはこうした現実的な利害関係にある。

日本の証券会社がシンガポールに本籍地を移した時にもこのタックスヘブンの
正体を見破ろうとモノ好きが動き出した時期があったが何故か途中で頓挫してしまった。
何年かに一度はこの話題が持ち上がる。そして何故か何時ものように静かに何も解決せず
ホトボリが冷めて終息するのを待つのが定番だったりする。



シンガポールのタックスヘブンはその国に架空の会社を作りそこに
財産や利益をロンダリングさせ課税を回避させる名義上の運営実態であった。

タックスヘブンを受け持つその場所はシンガポールの中華街にある普通の雑居ビルに
構える小さなオフィスだった。ここに二人の従業員がおりそのオフィスの一室に500社
あまりの会社が法律上存在している事になっていた。


こうしたタックスヘブンを批判するよりも株式上場していない自己資本の会社を調査する
必要性を隠すために批判の矛先をタックスヘブンに向けるのは不平等な感じもする。

自己資本の企業の経営と所有は一体であり、株式化により所有と経営の分離が行われていない
その為に社の利益の一部を配当として株主に分配する必要もないが、客観性が低く経営の
透明性に疑問視する声もある事も事実だ。

もしも株式化をせず自己資本で企業を運営していても内部留保や不必要な経費に回して
課税するまでの利益が無いように見せかける方法論もある。





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大分由布市震度5 4月29日

2016-04-29 23:39:19 | 地震の予兆は当たらない
29日 大分県の由布市で震度5強の地震がありました。

4月29日 由布市湯布院 震度5強 M4.4 深さ約10km

湯布院といえば温泉、温泉と言えば湯布院なまでにリピーターの多い
温泉で有名な場所だ。それがだ、稼ぎ入れ時のGWの初日にこんな事になるなんて
商売人にとっては青天の霹靂だろう。

未だに収拾が着かない熊本地震の傷跡も癒される間も無く活断層の活動を東側に
延ばし被害を拡大させている。環太平洋地域でもメキシコ沖やソロモン諸島
などで大きい地震が発生しており油断を許さない状況が続いている。

ココまで来たら地震の予兆も気象庁の警戒も有ったものでは無い、九州の各地や
活断層繋がりで不安のある地域に住んでいる人は否が応でも警戒が必要だ。

無用の心配で何もなければそれはそれで良いが、今回の地震の阿蘇地方は九州から
トカラ列島まで続く霧島火山帯と長崎から中国山地の地下を走る白山火山帯の境界線
の近くに存在する大分中部でシーソーしている。

2つの火山帯を跨ぐように二つの地域で地震が頻発したのは2014年の乗鞍火山帯の
飛騨群発地震と富士火山帯の富士五湖周辺地域での群発地震だ。

こちらの方も確か2年前の2014年の4月頃GW前だった。
そこから5ヶ月後に乗鞍火山帯の御嶽山の噴火となった。

前例から二つの火山帯を跨ぎ地震活動をシーソーさせて最終的には元の場所で噴火が
起きると暫定的に定義した場合、やっぱり阿蘇山が危ないように思う。


さてさて話は少し変わって自分なりの予兆でも考えてみようと思う。

2014年のGW 飛騨群発地震で 奥飛騨温泉
2015年のGW 箱根山の水蒸気噴出で 箱根温泉
2016年のGW 熊本地震と大分地震で 黒川温泉と湯布院温泉

上記の地震と温泉地の傾向と対策から勝手に来年の2017年のGWを前後した時期に
合わせて温泉地を選定してみる。

愛媛県の『坊ちゃん』で有名になった道後温泉なんて・・・思いっきり活断層の近くで
南海トラフ地震を彷彿させてしまう。敢えてここに行くのが温泉好きのツウかも。
それとも大変な事にならない前の今が行き時かな。

※くれぐれもこれは個人的な地震の予兆考察です。
















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政界のおくりびと

2016-04-27 23:33:27 | 政治
アベノミクスで安倍晋三が叩かれる。2013年からの長期政権維持にも拘わらず
安倍総理ばかりがまるで政権内閣の盾のように叩かれます。既に日本では見慣れた
光景となってしまった日常的な政治の一面。


政権奪取から数年たち安倍内閣においてお友達内閣と称されていた面々は徐々に組閣の
名簿から姿を消し、今では自民党の保守派な政治家が活躍するどころか禊(みそぎ)の場と
なり、晒し者にされるケースが増えている。

安倍政権をお友達内閣と批判した人達もこれには予想ができなかった。

安倍総理の人事における手腕は実に見事で党内で波風を起させず、保守派政治家に
最後の時を迎えさせる『政界のおくりびと』としての役目を立派に果たしている。
アベノミクスの評価は悪いがこの人事に関する実績は非常に高い点数をあげられる
近年稀にみる優秀な実力派だ。

先ず、その政治家の未来を静かに閉ざされたのは石破茂だった。民主党政権時代に
ネット人気で総理大臣になって欲しい人の筆頭に置かれた右派の石破茂だが、
次期総理候補の座を巡り、幹事長から地方創生担当大臣になったものの、実力の
無さをアピールする場になってしまった。

これまでの石破人気は単なる実力が未知数なだけに架空の期待でしかなかった。


石破を始め保守派を看板にしていた政治家は尽くその信用を失いネットでの偽人気を
も逆効果になり始めている。田母神などはその最たる例だ。

最終的には財務担当の麻生太郎と官房長官の菅義偉や石原など
こうした保守派もいずれは石破と同じく古雑誌のように扱われる時が来るのだろう。



自民党に溜まった膿をひねり出す解毒ボトックス効果は絶大だ。
もう少し頑張ってニキビの芯の麻●まで取り出せれば、安倍内閣には意味が有ったと
しても良いのかもしれない。



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熊本地震時のIT工作の実施。

2016-04-26 23:53:20 | 政治
自民党のネット対策として有名なのが「自民ネットサポーターズ」と「風評被害バスターズ」

自民ネトサポは党に有利な発言をネット上で行ういわゆるネトウヨ的な存在に代表される
IT工作員集団ですが、「風評被害バスターズ」は自民が他所に依頼して自民に不利な書き込みを
削除する第3者的なIT工作です。

これまで長年継続的に行ってきた2つのIT工作が最近大きく変化した。
風評被害バスターズによる不利な書き込みの削除が意図的に機能しないようにしている。

敢えて自民を批判するサヨクの書き込みを削除せず炎上させてからの~
そこからサヨクを噛ませ犬として利用するカウンター発言をするみたいな。

サヨクのネット炎上に見せかけているけど実は自民による自作自演なのがバレバレなのだ。
今のIT工作は非常に一部のコアな層に限定的で陰湿な内容の奥まった燻り方をしている。
一般のネット利用者には届かない深さまで沈んでいるので釣れるのは深海魚ぐらい。

最早ここまでくると単なるネット内での自民党支持者のガス抜きの為の一人相撲だ。
自己満足の為にサヨクの炎上を作り出しそれをネタに叩くオナニーにしかならない。


そんな羞恥心を失ったネット工作の一部始終を熊本地震から抜粋してみる。




~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・




熊本震災で安倍政権が作り出した伏線といえばコレッ! 「食べ物。」

これしかないでしょ。オスプレイも川内原発もあるけどやっぱりコレッ!

    「食べ物」

てなわけで一週間経った熊本地震を「食べ物」絡みでおさらいをしてみる。

2016年4月14日21時26分 震度7の熊本地震が発生した。
全てはここから始まった。

地震発生時に日本の総理大臣安倍晋三は東京のフランス料理店「レストランパッション」
で自民政調会長の稲田朋美と会食をしていたらしい。 
大分お酒が入っていたようで総理官邸に入った時の安倍晋三は顔を真っ赤にして酔っぱらていた。


2014年の山梨県甲府での大雪災害の時に赤坂の高級天ぷら店「楽亭」で会食をしていて
批難を浴びただけに毎度毎度の会食とならないようにメディア対策を講じたのだろうしかし
力が入り過ぎて露骨なまでにネット工作が横行し逆効果になってしまった。フランス料理。

過ぎたるは及ばざるが如し。これが所謂熊本地震で生まれた『不謹慎批判』のパターンだ。

先ず出て来たのが自衛隊による食糧支援を批判する横断幕の写真。カレーライス。
こちらはあたかも今回の熊本地震で発生した自衛隊をけん制するような姿が
紹介されていたが実は熊本地震とは全く関係ない東京都三鷹で撮影された写真だったようだ。
IT工作によるカレーライス失敗。



これを厚顔無恥にも何食わぬ顔でサヨクの活動の様に紹介するものだから、それに乗る人も
多いものだから、または自民のメディア対策ではなく当然の流れの「不謹慎」で括って
ネット内の市民権を得ようとするものだから、ネトウヨの自民信者のIT工作は未だに
衰えず世の中に蔓延っていると逆に悪い印象を与えた。カレーライス。


更に熊本地震で食べ物に絡む報道の異変が起こったのは安倍総理の17日の発言からだ。

>安倍晋三首相は17日(午前)首相官邸で記者団に対して地震で品薄状態が続く
>スーパーや小売店に対して「店頭に今日中に70万食を届ける」と述べた。

この発言からネット上では「(無料で)食料70万食届ける」と誤解され炎上しそこから
改めて「店頭に70万食を届ける」に変更された総理の発言内容について

(無料で)と勘違いされネット炎上したはずなのですが、そのした誤解を招いた
報道も炎上も実際にはほとんど見当たらなかった。コンビニ弁当。

このネット騒動を紹介していた2chまとめサイトでは
「誤報か?それともネット民の聞き違いか?」と前振りが置かれ正確な情報さえも
載せられていなかった。このアンニュイさが非常に小汚いイメージを作り出していた。

酔っぱらった安倍総理の官邸入りの様子を流されるのを嫌った為に反安倍派が無料でない
食糧支援に過剰反応を示したネット騒動が捏造された。←お疲れ様です。IT工作員


しかしこの捏造された『ネット炎上騒動』は意外な方向へ進んでいく・・・

どうしたものか、同日の午後になって官邸の災害対策本部では
再び食料支援について2度目の発表を行った。


安倍総理は17日(午後)

>政府は避難所が10万人以上に上るとの報告を受けて被災者の生活支援を
>本格化させ、約13万食を手配し70万食分を店頭に並べると表明。おにぎり。

これが90万食の食糧支援。おにぎり。


更に更に熊本地震の食糧支援報道は重大さを増していく。


>翌日の18日の記者会見で菅官房長官
>避難所利用者増加の為非常食を90万食から180万食に倍増にした。

おにぎり。おにぎり。

安倍総理から菅義偉に変わり、何故か90万食から180万食にまで一気に増加した
食糧支援の話題。だがしかし後日、更に更に訂正が行われた。

>19日森山裕農林水産相は記者会見で前日の菅義偉官房長官の180万食を90万食に
>改めて訂正した。 おにぎり。半分。


17日(午前) 安倍総理 「70万食を届ける」
17日(午後) 安倍総理 「13万食を支援し店頭に今日中に70万食を届ける」
18日    菅義偉  「90万食を180万食にする。倍増」
19日    森山裕  「180万食を90万食に訂正」

結局の所、安倍内閣の熊本地震への食料支援は90万食となりました。これが食糧支援の
第一弾になったそうです。おにぎり。


結局のところ熊本地震で発生したIT工作がなんだったのかも理解できないほど
一過性のネタが多く、この断片的な内容を重ねていくことだけを続けていた。


それは兎も角、菅の平気で食糧支援を90万食から180万食へ倍増するなどと
平気でホラが吹けるものだ。災害対策本部の安倍総理の隣に座っておきながら聞き違いとは
恐れ入った。




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天才ミュージシャン プリンスさん57歳で死去。

2016-04-25 23:45:47 | 音楽
昔々歌手で天才ミュージシャンのプリンスは空を飛べると噂に聞いたことが有る。
それほどまでに有名なプリンスさんが57歳の若さでこの世を去った。
薬物の過剰摂取の治療を受けていたと報道されている。


日本の元プロ野球選手の清原やスリップノットのポール・グレイなど薬物依存から
治療を始めたが回復へは結びつかず再び薬物依存の道に足を踏み戻した瞬間、
一気に過剰摂取に陥るケースが後を絶たない。

しかも天才ミュージシャンのプリンスとなるとまた話が変わってくる。彼に対する
評価が再び確認され彼の偉大さを死の時に知る人も多い。

私は彼の才能は自身をプロデュースの上手な人だと考えている。
過去にはプリンスの名前を「プリンスと呼ばれていた人」の意と変な改名をしてファンを
困惑させたこともある程だ。

同じ時代を駆け抜けたマイケル・ジャクソンとの大きな違いはマイケルがファンの期待する
通りの又はそれ以上のパフォーマンスを舞台でスターらしく見せるスタイルに対して
プリンスは自分らしさをプリンスらしさをファンの期待との相対には求めなかった。
毎回自分で作り出した新しいプリンスをファンに提供していた。

マイケルがシンガーソングライターの草分け的な存在である意外な事実と共にプリンスが
セルフプロデュースの走りだということは覚えておいても良いかもしれない。

スマフォなどで自画取りをする人はプリンスの作品を参考にするときっと面白い。


Prince - 『Cream』

リンクは張らないメンドクサイ。

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熊本地震から一週間。

2016-04-22 23:42:08 | 地震の予兆は当たらない
さぁーてどうすっぺ?

今日もブログを書き始めたのだが、やっぱり本題は熊本地震です。
これまでの様に『地震の予兆は当たらない』として地震予兆企画に当て嵌めて
記事を書こうか悩んでしまう。災害となってしまった以上は予兆よりも
政府の対応の方に焦点があってしまうのは仕方が無いが、あくまでも
自然現象の一環として改めて『熊本地震』を取り扱ってみる。

とは言ったものの気象庁による地震活動の調査も過去に例が無いもので
暗中模索なので、誰も予想が付かないのが現状だ。

地震発生から1週間経ちやっとの事で熊本に震源地を置く地震が収まりつつあり
少し安心できるところも出て来たがまだ油断は許さないです。



4月14日熊本地震が起こった日が月年齢6.7 中潮 で上弦の月でした。
本日22日は月年齢が14.7で大潮 満月でした。

地震の発生した14日には三重県の尾鷲市の港でメガマウスが水揚げされ
地震の予兆ではと騒がれました。

今になって思えばこれが・・・地震の予兆だったのかもしれない。
それはさて置き、今後の地震の傾向と対策として今後16日程様子を
観ようかと思う。

明日から2016年のGWが始まります。今年は4月23日から5月8日までの
16日で完全な熊本地震の終息を期待したいです。

今の所南米エクアドルでの地震以外に予兆らしき情報は個人的な見解では
見当たりませんでした。

最近の地震の予兆としては地震雲はほぼ信用を無くしたような展開です。
変わって深海魚などの海洋性動物の異常行動の方に注目が集まっています。







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三菱を蔑にはできない。

2016-04-21 23:43:06 | 経済
パナマ文書の流出でタックスヘブンの実態が浮き彫りになり世界経済が信用を落とし
ている時になんだが、こうした租税法の抜け道を利用しているのは日本も例外では無い。

時折日本の保守派は国益の為として外資系企業に対して冷遇をする傾向がある。
その根拠が株式や企業の所有の仕方により企業利益が海外に流出することを理由
に挙げている。

ロックフェラーをバックに持つ三菱もこうした冷遇に遭った一つの企業かもしれない。
これまで長年日本経済をけん引し発達させてきた有名企業の自動車部門が燃費不正で
大きく崩れる結果になった。

しかし企業の所有の仕方によって利益が海外に流れる仕組みは何もこうした外資資本の
企業だけでは無い、タックスヘブンにより国内資本である日本企業であっても税逃れ
を行うことが可能となっている現実を無視して一方的に外資系だけを攻め立てるのは
間違っていると感じる。

日本の企業であっても株式を海外投資家に持たれた場合、配当として利益の一部は流れる
税に関してもタックスヘブンで企業の所在が日本でも課税逃れをしている。

また行政にも原因がある。日本航空が会社再生機構の管財を受けた時に所持する旅客機の
一部をタックスヘブンの恩恵を受けている会社との格安リース契約に変更してコストを削減した。
こうした行政的な行為においてもタックスヘブンは黙認されて間接的に利益を受けていたのだから
今更のように騒ぎ建てるのは非常に不自然だ。

もしもタックスヘブンを利用しているとして行政側が企業に対して何らかの対策を取ろうと
いうのならそれは自己保身を許したうえでの不平等な裁量と呼ばざる負えない。

外資であっても国内就労により多くの雇用が生まれる訳だから蔑にはできないのが当然の
対応だと思うのだが、どうも昨今の保守派の国内経済回帰は本質をとらえていない。
外資と雇用の関係は派遣や契約社員化により外資に勤める従業員の声を塞ぐことで国内回帰が
進んだとするならば非常に残念だ。

多くの軍事予算の受け皿だった企業が苦境に喘ぐのは今後の集団的自衛権による米国ネオコンの
直接的な参入を前提とした業界の再編が徐々に始まっているのを物語っている。

外資企業による軍事予算への直接的な参入と外資系の国内企業による軍事予算の受注では
大きく異なることは言うまでも無く、日本国内に存在する外資系企業の意味が大きく変わろうと
している事だけは何となく理解できる。

TPPによる関税の撤廃が日本経済の敷居をさげているのだろうな。








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オスプレイの救援活動。

2016-04-20 23:01:46 | 政治
未だに地震活動が収まらない熊本地震ですが、救援物資の搬送方法については
少し進展があり、18日宜野湾普天間の米軍基地からオスプレイが出動し空路による
物資の搬送が行われた。

これが国内災害時におけるオスプレイの初めての救援活動になる。しかし被災者を
始め多くの人がこの活動に賛否両論となっている。

先ず説明しなくてはいけないのは今回の災害活動に出動したオスプレイはMV22型の
物資輸送用のオスプレイで自衛隊に所属では無い米軍所属の機体だ。

日米同盟に基ずく共同活動の一環として米軍からオスプレイが出動している。

2018年までにオスプレイ配備を目指す日本の自衛隊は2016年現在まだオスプレイを
所持していない、陸自所属で佐賀空港への配備が検討されている段階で足踏みをしている。

2016年現在日本国内で配備されているオスプレイは全て米軍所属のものである。


右翼的な発想では日中関係悪化の際に安全保障の面で有効な選択だと持てはやされた
オスプレイは尖閣諸島での着陸場所が無いなどの矛盾点を突き付けられ逆に非難された。
名誉挽回とばかりに今回の救援物資の搬送では着陸場所も確保され順調に事が進んだ。

しかし右翼がオスプレイを推奨する根幹が見えないながらも実用的な性能の高さを理由に
配備と活用に前向きな姿勢にはどこか謎めいたものがあるのも事実だ。

多分右翼思想の人達本人にも何故オスプレイを推進するのか解っていないのだろう。

結論から言えば、自衛隊に配備するための売り込みとしか受け止められない部分が大きい。

今回も空路による救援物資の輸送において自衛隊機を使う前に米軍機のオスプレイを
利用し結果ばかりを求めて実質性を欠いた救援活動が問題視される結果になっている。

ネトウヨから尖閣諸島での活動が期待されたオスプレイは沖縄米軍基地配属の口実が失われ
熊本地震での救援活動も返って既存の自衛隊輸送機ヘリと比較され高性能な割には
実働力の低さが表沙汰にされてしまった。

ネトウヨがオスプレイ!オスプレイ!騒ぐ割には活躍しないオスプレイ。
なにこれ?余計なお世話というか必要以上に持ち上げて落としたいのかな?
それとも本当はオスプレイに反対でボーイング社に恥をかかせたいだけか?
本音は米国ネオコンに軍事予算が食われるのを拒んでいるのかな。




今回の熊本地震では米軍のオスプレイだけではなく、私的な立場からヘリコプターをチャーター
して避難地区に物資を届けようとする人も現れた。美容整形の高須クリニックの理事長だ。

個人的にヘリをチャーターして活動する事は法的にも可能だ。3.11の時に同じように
ヘリを利用して被災地や避難所に物資を送る手立てを講じた人物や企業が無かった訳では無い。
しかし3.11の時には福島では二次災害の危険があるとして報道も私的なものも物資の輸送であっても
福島では飛行禁止にされていた。陸路での搬送に限定された救援活動だった。



マスメディアのヘリが邪魔など報道の在り方に批判が多かった熊本地震だが、こうした問題の
本質は日本のメディアには共同で取材しその内容をシェアするシステムが存在せず、各テレビ局が
独自に活動するので二重三重にカメラが殺到するようになっている。

まるで3.11の様に災害の実態を映し出さないように隠蔽しているように思えてならない。
もしも被害状況が悪ければ当然のように対応をする行政への批判が渦巻く事は必至だ。
それを避けるかのように被災者の声を黙殺する作戦があるのではと猜疑心が出てくる。
確認の為に明記、3.11の飛行禁止区域の制定は防衛相の管轄。

現状の予算では出来る事が限られており、到底被災者の安全が賄われるまでに達しない安全保障で
あることは十分に自覚するべきだ。報道で事実を映し出せない影はそうした理由からだ。
今さらだが『国土強靭化計画』などは絵に描いた餅だったかもしれない。

被災をした芸能人で熊本に住む井上晴美さんのブログが更新を辞めてしまった。
飛行禁止や報道規制どころか心無いネット規制もあるかのようだ。



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麻生太郎米国ルー長官を批判。

2016-04-19 23:47:42 | 政治
ここ最近の政治は熊本地震関連の話題ばかりで経済からは遠ざかっていますが
流石にこうした気の緩んだ時のレジェンド麻生太郎はデフォで失言をかましてくれる。

麻生財務担当大臣はG20で米国財務大臣のルー氏の発言を批判した。



>麻生「一方的に偏った強い懸念を有している」
>ルー「最近の円高の動きにもかかわらず、為替市場は穏やかだ」

>麻生「(米国の)財務省が為替の話をするのはおかしい。中央銀行がやる話だ」



上に書いたルー財務長官と麻生太郎のやり取りは難しい事を抜きにして一般論であっても
麻生太郎の発言の内容に辻褄が合わないと思うのは普通の感覚だと思う。

ましてや麻生本人が過去に「円高対策為替担当大臣」の肩書が有ったにも関わらず
この発言だ。国内はもとより世界でその厚顔無恥さをアピールするのは辞めて欲しいものだ。

日本にしろ米国にしろ財務関係の高官が為替に言及することは珍しくないばかりか
市場に為替介入するイニシアティブは財務省も中央銀行も持っている。


このやり取りの内容からアベノミクスの終焉から円安株高のトレンドが崩れ
日本の国債購入の為に円高傾向になっている状況から円安相場に動かしたい為に
為替介入を許可してもらおうとしたが拒否されたのだろう。

しかもこの円高相場を作り出したのは日銀のマイナス金利からの国債利回りの
マイナスによる所が大きいだけに、自国の責任とも認識していない恐ろしさ。

そして更に恐ろしい事に今の1ドル/109円台の為替は今後の日本経済の状況次第では
増々円高に動く傾向が強いのを理解していない。先見の明が全く無いのだろうか、
今の段階で米国とフラクションを起しては先々が思いやられる。

為替介入を許してくれる米国の姿勢は遠のいた。










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収まるところを知らない熊本地震。

2016-04-18 23:39:40 | 地震の予兆は当たらない
4月14日21時の震度7の地震から始まった熊本地震も16日の夕方ごろの震度5弱を
境にして収束していくものだと思っていたがどうやら18日になっても強い地震が
収まらない傾向が続いている。

・4月18日20時42分 熊本県阿蘇地方 震度5強 深さ10㎞ M5.8


震度3から4クラスの地震は数えきれない程に発生しているがどうにかこうにか
建物の倒壊に繋がる震度5クラスには届かないように踏ん張っていたが、
再び強いクラスの震度を示す地震が発生した。

一体何時になったらこの熊本地震が収まるのか全く目途が立たない。しかもコンスタントに
震度3~4を記録しているのは楽観視が出来ない。

気象庁も震源地が移動している事や未だに活断層の活動に掴みどころが無い事に
戸惑いを隠せないようだ。

そもそも今も尚現在進行形で地震が続いているがどこか既に通過した終わった様に
語られるのが不思議でしょうがない。

行政と被災者と地震の内容が揃わない。噛み合わない。チグハグしたものばかりだ。



さて当ブログの過去の実績から今回の熊本地震を独自の見解で紐解いてみると震源地が
熊本地方か阿蘇地方の2カ所に分かれるのがこの地震の大きな特徴と言える。

中には県境を飛び越えて大分にまで震源地を置いた場合もあるが地震の主要な震源地は
熊本と阿蘇であることは間違いない。このように複数の震源地で地震が頻繁に起こる
現象は過去には乗鞍火山帯と富士火山帯でシーソーするように交互に地震が発生した
飛騨群発地震と山梨県東部の地震がある。2014年5月

この飛騨群発地震の5か月後の2014年9月に御嶽山が噴火した。
もしもこの熊本地震が御嶽山の噴火と飛騨群発地震の関係性と類似したものであると
するならば、阿蘇山の噴火も無視できなくなる。

だがしかしこうした大噴火の前兆としてその山の周辺地域から地下マグマの影響で
大量のガスが発生するとも聞いたことがあるので、今の阿蘇山やその周辺には地下ガスが
発生すると想定されているので今の阿蘇山でその兆候は無い。




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