日本代表は2018年ロシアW杯のグループリーグ第二戦をセネガルと戦い2-2のドローで終えた。
第一戦を勝利した日本とセネガル共に勝ち点3を手に入れ調子を上げているチーム同士の戦いは悠長な
事を抜きにして早めに決勝トーナメントへの切符を手に入れようとする白熱した試合になった。
それだけに両チームとも勝ち点3を狙いに行くゴールを強く意識した試合運びから攻守の切り替えがシビアで
ゴール前でエキサイトするシーンが多く見ていて実に面白い試合になった。でもサッカーの試合でこんなにも
縦パスが通るプレイを見てしまうとサッカー眼球が肥えてしまい贅沢になってしまわないか心配だ。
ある意味ではバスケットボールのような試合の印象だった。しかしそれにしても完全に日本代表はロシアW杯の
ダークホース的な存在になり多くの注目を集めるようになりました。それはそれで嬉しい誤算となりました。
西野監督は選手交代を充分に勉強していると思った。FCレスターシティを優勝に導いた時のラニエリ監督と
同じようなスタンスだ。後半の20分頃に運動量の落ちた前線の選手をお約束で代えてくるパターンだ。
それを後半から入った岡崎選手を見ていてなるほどと思い出す。ラニエリ監督時代のレスターは後半20分に
運動量が12kmを超えた岡崎をお役御免でベンチに下げていたなぁーと懐かしむ。この試合では逆でしたけど。
セネガル戦を日本は第一戦のコロンビア戦と同じメンバーの4-2-3-1のフォーメーションで挑んだ。相手の
セネガルは第一戦のポーランド戦の4-4-2ではなく本来の4-3-3で攻撃的な形だった。予想された通りにセネ
ガルは右サイド攻撃から中央にボールを入れる得意なスタイルで日本ゴールに襲い掛かって来た。キックオフから
攻撃の手を一向に休めないセネガルが前半11分にGK川島のパンチングミスをFWマネが押し込んで先制をした。幾つ
かの不運が重なっての残念な失点。本来ならば日本にはペナルティ―エリアの外にボールを出すプレイが望まれた。
やっぱりダメか、コロンビア戦では相手のPK一発レッドで何とかなったけど11対11と数的優位が無い場は試合に
ならないのかと改めて世界との差を感じて諦めかけた部分を脳裏の隅に置いておいた。
しかし前半の34分に左サイドをオーバーラップして来た長友にパスが通りそこから乾にボールが流れてエリア内で
コンパクトに振りぬいた右足のシュートはセネガルゴール右隅に吸い込まれて日本は同点に追いついた。
瞬時にして日本代表の興奮が最高潮に達してこの試合もイケると確信が持てるようになった。前半戦そこからは日本は
ペースを掴みセネガルは試合開始当初の怒涛のサイド攻撃の火が消えて前線にパスを送るも長谷部の堅いマークのお蔭で
シュートまで持ち込めなくなった。そして先制点を挙げたエースのマネが殆んど活躍できなくなり3トップの位置から
ミッドまでポジションを下げていた。確実に同点に追いついた日本がセネガルを内容で圧倒していた証拠だった。
後半はセネガルのフォーメーションが変わり4-3-3から4-1-4-1のワントップになっていた。そこから後半の
26分に左サイドから中央に流れたボールをスルーして右サイドの選手がシュートを決めた。セネガルは前半の得点シーンと
同じように左サイドバックのサマリからの攻撃だった。これで1-2と勝ち越しに成功したセネガルは一時は勝ったような
雰囲気だったが、つかさず日本も途中出場のベテランの本田と岡崎のコンビで乾からのパスをセネガルゴールに押し込み
再び2-2の同点に追いついた。この同点弾については今後は岡崎のスクリーンプレイなどいろいろ議論を呼びそうだ。
試合はそのまま両チーム2-2のままドローで終了のホイッスルを聞いた。セネガルは想像以上に組織的に統制が取れており
決勝リーグでも十分に戦えるだけの実力を持っていた。それにドローで引き分けた日本の攻撃陣は流石だ。
セネガルを2点に抑えた事よりもセネガルから2点を奪取したことが素晴らしい。 セネガルの中央MFが殆んど攻撃に参加
出来なかったのは日本の中央MF香川の楔が効いていたからだと思う。逆にセネガルは香川をフリーにはしなかった。
2014年のワールドカップで日本が負けた理由を香川に押し付けたがそれは間違いだと思う。今の日本は過去のW杯の戦績の
汚名返上をしているようで時間的な因果関係が面白い。 ドーハの悲劇のようにロスタイムで得点を入れて大きな番狂わせを
してくれるかも。
第一戦を勝利した日本とセネガル共に勝ち点3を手に入れ調子を上げているチーム同士の戦いは悠長な
事を抜きにして早めに決勝トーナメントへの切符を手に入れようとする白熱した試合になった。
それだけに両チームとも勝ち点3を狙いに行くゴールを強く意識した試合運びから攻守の切り替えがシビアで
ゴール前でエキサイトするシーンが多く見ていて実に面白い試合になった。でもサッカーの試合でこんなにも
縦パスが通るプレイを見てしまうとサッカー眼球が肥えてしまい贅沢になってしまわないか心配だ。
ある意味ではバスケットボールのような試合の印象だった。しかしそれにしても完全に日本代表はロシアW杯の
ダークホース的な存在になり多くの注目を集めるようになりました。それはそれで嬉しい誤算となりました。
西野監督は選手交代を充分に勉強していると思った。FCレスターシティを優勝に導いた時のラニエリ監督と
同じようなスタンスだ。後半の20分頃に運動量の落ちた前線の選手をお約束で代えてくるパターンだ。
それを後半から入った岡崎選手を見ていてなるほどと思い出す。ラニエリ監督時代のレスターは後半20分に
運動量が12kmを超えた岡崎をお役御免でベンチに下げていたなぁーと懐かしむ。この試合では逆でしたけど。
セネガル戦を日本は第一戦のコロンビア戦と同じメンバーの4-2-3-1のフォーメーションで挑んだ。相手の
セネガルは第一戦のポーランド戦の4-4-2ではなく本来の4-3-3で攻撃的な形だった。予想された通りにセネ
ガルは右サイド攻撃から中央にボールを入れる得意なスタイルで日本ゴールに襲い掛かって来た。キックオフから
攻撃の手を一向に休めないセネガルが前半11分にGK川島のパンチングミスをFWマネが押し込んで先制をした。幾つ
かの不運が重なっての残念な失点。本来ならば日本にはペナルティ―エリアの外にボールを出すプレイが望まれた。
やっぱりダメか、コロンビア戦では相手のPK一発レッドで何とかなったけど11対11と数的優位が無い場は試合に
ならないのかと改めて世界との差を感じて諦めかけた部分を脳裏の隅に置いておいた。
しかし前半の34分に左サイドをオーバーラップして来た長友にパスが通りそこから乾にボールが流れてエリア内で
コンパクトに振りぬいた右足のシュートはセネガルゴール右隅に吸い込まれて日本は同点に追いついた。
瞬時にして日本代表の興奮が最高潮に達してこの試合もイケると確信が持てるようになった。前半戦そこからは日本は
ペースを掴みセネガルは試合開始当初の怒涛のサイド攻撃の火が消えて前線にパスを送るも長谷部の堅いマークのお蔭で
シュートまで持ち込めなくなった。そして先制点を挙げたエースのマネが殆んど活躍できなくなり3トップの位置から
ミッドまでポジションを下げていた。確実に同点に追いついた日本がセネガルを内容で圧倒していた証拠だった。
後半はセネガルのフォーメーションが変わり4-3-3から4-1-4-1のワントップになっていた。そこから後半の
26分に左サイドから中央に流れたボールをスルーして右サイドの選手がシュートを決めた。セネガルは前半の得点シーンと
同じように左サイドバックのサマリからの攻撃だった。これで1-2と勝ち越しに成功したセネガルは一時は勝ったような
雰囲気だったが、つかさず日本も途中出場のベテランの本田と岡崎のコンビで乾からのパスをセネガルゴールに押し込み
再び2-2の同点に追いついた。この同点弾については今後は岡崎のスクリーンプレイなどいろいろ議論を呼びそうだ。
試合はそのまま両チーム2-2のままドローで終了のホイッスルを聞いた。セネガルは想像以上に組織的に統制が取れており
決勝リーグでも十分に戦えるだけの実力を持っていた。それにドローで引き分けた日本の攻撃陣は流石だ。
セネガルを2点に抑えた事よりもセネガルから2点を奪取したことが素晴らしい。 セネガルの中央MFが殆んど攻撃に参加
出来なかったのは日本の中央MF香川の楔が効いていたからだと思う。逆にセネガルは香川をフリーにはしなかった。
2014年のワールドカップで日本が負けた理由を香川に押し付けたがそれは間違いだと思う。今の日本は過去のW杯の戦績の
汚名返上をしているようで時間的な因果関係が面白い。 ドーハの悲劇のようにロスタイムで得点を入れて大きな番狂わせを
してくれるかも。