出世魚の鰤(ブリ)の重さは10キロ未満が殆んどだが、時折20キロまで成長した巨大鰤が存在している。
此れは漁師に捕まることなくブリが別の群れに移り何度も海で回遊を続けるとここまで大きく成長すると言われている。
「テロ等準備罪」が国会で審議されている中で、1971年の渋谷暴動事件で警察官を殺害した犯人と見られる男が
逮捕された。広島の中核派アジトを捜索した際、男が捜査員に体当たりをして逃げようとした為に公務執行妨害の
容疑で逮捕された、この男こそが渋谷暴動事件の犯人大坂正明とみられている。今から45年前の事件だ。
当時21歳だった犯人は2017年現在67歳になっているとみられる。
同じく渋谷暴動事件の犯人として公判中だった奥深山が長年精神疾患を患い公判が停止していたが今年に入り奥深山が死亡した。
もしも「テロ等準備罪」が制定された後に大坂が逮捕された場合と比べた時に同じ事件でも罪状の取り扱いが
変わってくるのだろう。そうした事も意識して組織の為を思って犯人が行動を決めたとすれば、今回の事件で警察側は大坂に
完全に主導権を握られた事になる。大坂はわざと逮捕されたかもしれない。駆け込み需要のように法律によって規制が強くなる
前に組織に迷惑がかからない様に責任を取って始末をつける目的だった。
時としてこの事件は「左翼ゲリラ」と「警察」を引き離しお互いを敬遠する為には最高のモチーフだった。
当時の沖縄返還問題に安保闘争など日米関係の親密度が深くなると反比例して左翼的な立場と警察は衝突を強めていった。
要は公安と反米主義の対立構図を知らしめる第一印象として役立った。大坂正明が日米関係上の「テロ等準備罪」の制定を期に
逮捕されるのであるならば、45年の歳月は時代を一回りした印象を与えるには十分な長さだった。
同時代に警察官として事件の起きた渋谷に勤務していた経験があり、現在の国会議員の平沢勝栄がもう少し積極的にこの事件に
絡むべきなのだが全然出てこない。そればかりか去年の「保育所落ちた日本死ね」ブログに噛みついて野次を飛ばし謝罪したことを
未だに引きづっていて自民党内の派閥鞍替えを決めたばかりだった。
思い返せば2016年の流行語大賞にまでなった話題の始まりがコレだった訳で。ブログを批判する平沢の発言も中々の汚さだった。
未だにパチンコ業界とズブズブの関係をつづけているからこそのご立派さだった。
「テロ等準備罪」と「公安と左翼ゲリラの長い期間に渡る戦い」日本の現代史を知る上で興味が向けられる歴史的な瞬間の
時を目前に控えていますが、どこにも緊張感が無く警察官僚の政治家がコレだからどうしようもない姿が返って際立だった。
世紀を跨ぐ長き戦いの結末が警察官の意義を失い、地方出身の警察官が都内勤務で賄われている情けない実情だった。
2015年の安保法制の時のように国会周辺で左翼が集まりデモを起さないのだろうか。 いや実際には起きていて
全国的に報道されないだけかもしれない。もしくは「安保法制」が昔とは違って実は右翼潰しのネタであることを薄々感じとって
いるのかもしれない。 そもそも嫌韓国のデモやフジテレビへのデモは「ヘイト」として起きても「安保法制賛成デモ」や
「集団的自衛権推進デモ」はテーマにならない。何時の時も日米同盟による軍事関係の是非が問われるばかりだった。
大坂正明の逮捕もあるので『テロ等準備罪』の議論はもう少し卓越にしてほしいのだが、安倍政権がそれどころではないのが痛々しい。
此れは漁師に捕まることなくブリが別の群れに移り何度も海で回遊を続けるとここまで大きく成長すると言われている。
「テロ等準備罪」が国会で審議されている中で、1971年の渋谷暴動事件で警察官を殺害した犯人と見られる男が
逮捕された。広島の中核派アジトを捜索した際、男が捜査員に体当たりをして逃げようとした為に公務執行妨害の
容疑で逮捕された、この男こそが渋谷暴動事件の犯人大坂正明とみられている。今から45年前の事件だ。
当時21歳だった犯人は2017年現在67歳になっているとみられる。
同じく渋谷暴動事件の犯人として公判中だった奥深山が長年精神疾患を患い公判が停止していたが今年に入り奥深山が死亡した。
もしも「テロ等準備罪」が制定された後に大坂が逮捕された場合と比べた時に同じ事件でも罪状の取り扱いが
変わってくるのだろう。そうした事も意識して組織の為を思って犯人が行動を決めたとすれば、今回の事件で警察側は大坂に
完全に主導権を握られた事になる。大坂はわざと逮捕されたかもしれない。駆け込み需要のように法律によって規制が強くなる
前に組織に迷惑がかからない様に責任を取って始末をつける目的だった。
時としてこの事件は「左翼ゲリラ」と「警察」を引き離しお互いを敬遠する為には最高のモチーフだった。
当時の沖縄返還問題に安保闘争など日米関係の親密度が深くなると反比例して左翼的な立場と警察は衝突を強めていった。
要は公安と反米主義の対立構図を知らしめる第一印象として役立った。大坂正明が日米関係上の「テロ等準備罪」の制定を期に
逮捕されるのであるならば、45年の歳月は時代を一回りした印象を与えるには十分な長さだった。
同時代に警察官として事件の起きた渋谷に勤務していた経験があり、現在の国会議員の平沢勝栄がもう少し積極的にこの事件に
絡むべきなのだが全然出てこない。そればかりか去年の「保育所落ちた日本死ね」ブログに噛みついて野次を飛ばし謝罪したことを
未だに引きづっていて自民党内の派閥鞍替えを決めたばかりだった。
思い返せば2016年の流行語大賞にまでなった話題の始まりがコレだった訳で。ブログを批判する平沢の発言も中々の汚さだった。
未だにパチンコ業界とズブズブの関係をつづけているからこそのご立派さだった。
「テロ等準備罪」と「公安と左翼ゲリラの長い期間に渡る戦い」日本の現代史を知る上で興味が向けられる歴史的な瞬間の
時を目前に控えていますが、どこにも緊張感が無く警察官僚の政治家がコレだからどうしようもない姿が返って際立だった。
世紀を跨ぐ長き戦いの結末が警察官の意義を失い、地方出身の警察官が都内勤務で賄われている情けない実情だった。
2015年の安保法制の時のように国会周辺で左翼が集まりデモを起さないのだろうか。 いや実際には起きていて
全国的に報道されないだけかもしれない。もしくは「安保法制」が昔とは違って実は右翼潰しのネタであることを薄々感じとって
いるのかもしれない。 そもそも嫌韓国のデモやフジテレビへのデモは「ヘイト」として起きても「安保法制賛成デモ」や
「集団的自衛権推進デモ」はテーマにならない。何時の時も日米同盟による軍事関係の是非が問われるばかりだった。
大坂正明の逮捕もあるので『テロ等準備罪』の議論はもう少し卓越にしてほしいのだが、安倍政権がそれどころではないのが痛々しい。