2023年も節分の頃が過ぎて早くも春の訪れが待ち遠しくなってきました。
2021年の10月から総理の座に着く岸田文雄総理ですが、細々とした政権
維持へ問題点が出てきてます。しかしそれはどれもこれも総理本人のモノ
ではなく秘書官の同性愛者に対する批判の発言や外遊中の息子の公用車を
使てのヨーロッパ観光などであり、どことなく党内の保守派層が岸田総理
周辺で粗を探して失脚させようとしている魂胆が見え見えでもある。
これは今に始まった事では無く、安倍政権時代から外務大臣の職を辞めて
党の役員になり、次期総理の座を狙う準備段階にした頃からあった。
おそらく前総理の菅義偉が絡んでいると思うのは強ち間違いでは無いはず。
最悪の場合にはこの党内の争いの為に国家転覆の危機さえあると思う。
岸田政権を応援する訳では無いのだが、今の党内の状態は安倍政権の後期
に突如として現れた“安倍政権を許さない”のスローガンが殴り書きにさ
れた有名なポスターの頃を思い出させます。安保法制が議論されている時
に何故か自民党の多くの議員は安倍総理をサポートしなかった。そればか
りか安倍総理自身がテレビに出演して安保法制を説明する孤軍奮闘ぶりを
見せていた。 そのことを考えると岸田政権下の自民党の水面下で何かが
蠢いているのが素人目線でも解る。 旧統一教会関連の政治汚職で失職し
た政治家も多い中で岸田総理を良く思わない人もいるだろう。しかしそこ
は我慢だと思う。今は注目されている異次元の少子化対策でさえも取り下
げて良い程に政策を提案する事は避けた方が良いと思う。“静観”の構え
こそが最もな良策のはず。 岸田総理の失敗を虎視眈々と狙っているつも
りの利権を貪る愚かな保守派政治家の息が続かないように何もしないこと
が最もベターな姿勢だと感じている。
答えなんて要らないのが今の自民党であり、今の国会運営でもある。野党
が菅義偉政権の頃から自民党を相手にしなくなったのはその為でもある。
政策の議論ではなく傍観者に徹するだけで自民党の保守派が崩れていくの
は実に不思議な感じもしますが、それは自民の保守派層が相手の揚げ足取
りと野党批判だけで成り上がり中身が無かった事を証明している。