本日30日日銀政策決定会合が開かれて現行の緩和政策を継続する
事に決めた。この決定を受けて日本市場は午後から株価が上昇し
一時は400円近い値上がりを見せたが終値は前日比+147の19080だった。
ほぼ2カ月ぶりに19000代を回復した。
中国経済減速からの世界同時株安が起こり
株価が19000代を割り込んだのも8月下旬の指数で
為替が120円/ドルを割り込んだのも8月下旬の同じ頃だった。
今の日銀黒田総裁の頭の中には株価19000代で為替が120円という
一つの基準があると思われる。
ほんの数時間で400もの上昇が日本市場では起こっても以前の
アベノミクス万歳の頃からは想像もできない程落ち着いた日本経済だ。
そして黒田総裁が渡米までして掴んだ追加金融緩和政策から1年を
迎えた10月、黒田総裁が物価上昇指数2%台を目指して量的緩和政策を
開始してからお約束の2年の時が来た。これまでの日銀政策を検証
してみる。
2013年10月の株価 14024 為替 98円台←量的緩和政策スタート
2014年10月の株価 15329 為替 102円台←追加緩和政策前
2015年10月の株価 19080 為替 120円台←追加緩和政策から1年後
《株価の最高値》 20868 2015年6月24日付け
《為替の円安最高値》 125円/1ドル 2015年6月15日付け
《消費物価上昇指数》
2013年 0.4%
2014年 2.78%
2015年 3.82% (4月)
《日銀発表の物価上昇率》
2013年 2.9%
2014年 1.4%
2015年 0.1%(4月)となり予測の1.6%を達成できない見込み。
黒田総裁は物価上昇率2%は半年後の2016年後半に持ち越した。
今年の消費物価は上昇しているが物価自体は原油価格の値下がりで
殆ど去年から上昇していないことが解る。
物価上昇に関しては2012年まで続いたデフレ経済からの2%上昇に
よるインフレは容易だがその後の上昇に関してはやはり難しかった
ようだ。しかもその上昇のほとんどが消費税増税の影響となれば
増々黒田総裁の2%上昇率の目標は怪しくなってくる。
2013年の夏ごろには13年の年末には20000円台を回復するのではと
投資家から大きな期待を持たれていたアベノミクス量的緩和政策の
2年はこのような結果になりました。
なんとなく消費税増税8%の後は経済政策が惰性で進んでいるようだった。
黒田総裁の物価上昇率は2年で2%から毎年2%の上昇となっているので
一応は合格点はあげられると思うがしかし、なんとも増税の影響というのは
非常に複雑な感想を持ってしまう。
あとは今年の0.1%という物価上昇率の低さが非常に難しい印象を与えている。
事に決めた。この決定を受けて日本市場は午後から株価が上昇し
一時は400円近い値上がりを見せたが終値は前日比+147の19080だった。
ほぼ2カ月ぶりに19000代を回復した。
中国経済減速からの世界同時株安が起こり
株価が19000代を割り込んだのも8月下旬の指数で
為替が120円/ドルを割り込んだのも8月下旬の同じ頃だった。
今の日銀黒田総裁の頭の中には株価19000代で為替が120円という
一つの基準があると思われる。
ほんの数時間で400もの上昇が日本市場では起こっても以前の
アベノミクス万歳の頃からは想像もできない程落ち着いた日本経済だ。
そして黒田総裁が渡米までして掴んだ追加金融緩和政策から1年を
迎えた10月、黒田総裁が物価上昇指数2%台を目指して量的緩和政策を
開始してからお約束の2年の時が来た。これまでの日銀政策を検証
してみる。
2013年10月の株価 14024 為替 98円台←量的緩和政策スタート
2014年10月の株価 15329 為替 102円台←追加緩和政策前
2015年10月の株価 19080 為替 120円台←追加緩和政策から1年後
《株価の最高値》 20868 2015年6月24日付け
《為替の円安最高値》 125円/1ドル 2015年6月15日付け
《消費物価上昇指数》
2013年 0.4%
2014年 2.78%
2015年 3.82% (4月)
《日銀発表の物価上昇率》
2013年 2.9%
2014年 1.4%
2015年 0.1%(4月)となり予測の1.6%を達成できない見込み。
黒田総裁は物価上昇率2%は半年後の2016年後半に持ち越した。
今年の消費物価は上昇しているが物価自体は原油価格の値下がりで
殆ど去年から上昇していないことが解る。
物価上昇に関しては2012年まで続いたデフレ経済からの2%上昇に
よるインフレは容易だがその後の上昇に関してはやはり難しかった
ようだ。しかもその上昇のほとんどが消費税増税の影響となれば
増々黒田総裁の2%上昇率の目標は怪しくなってくる。
2013年の夏ごろには13年の年末には20000円台を回復するのではと
投資家から大きな期待を持たれていたアベノミクス量的緩和政策の
2年はこのような結果になりました。
なんとなく消費税増税8%の後は経済政策が惰性で進んでいるようだった。
黒田総裁の物価上昇率は2年で2%から毎年2%の上昇となっているので
一応は合格点はあげられると思うがしかし、なんとも増税の影響というのは
非常に複雑な感想を持ってしまう。
あとは今年の0.1%という物価上昇率の低さが非常に難しい印象を与えている。