新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

12月16日 その2 近頃気になること

2018-12-16 11:31:35 | コラム
軽減税率他

軽減税率から:
既に税制大綱が発表になってしまったが、私は以前にも述べたが「単一税制」の方が誰にでも解りやすくて良いと思っている。それが本当に財務省が主張するように「プライマリーバランス改善等々」が大目標であれば、尚更ではないかと、単に得意の「閃き」から考えている。

税制大綱というのか「軽減税率」の内容を解説した新聞記事を見たが、特に「キャッシュレス」を標榜する軽減税率は中小以下の規模の小売店にとっては大変だろうが、我々は受益者のようだから「大変な手間と労力だろうが、宜しく」と言っていることしか出来ないかと思った。また、現金主体の我が国では来年からはカード会社に取得の申し込みが殺到するだろうが、その審査だけでも一苦労かな」と他人の疝気を頭痛に病んでいる次第だ。

逆進性が屡々批判の的になっているが、どのように軽減税率を導入しようと解決する性質ではないのが消費税率引き上げではないのかと、税制などには全く明るくない私は危惧している。解決法を乱暴に言えば「劣化した経営者たちが一向に賃上げに、それも大幅なもの、に踏み切れないのが最悪なので、この点を改心させることが急務では」と言いたいのだ。上がるどころか、正味下がり気味で、未だにデフレ状態を脱却できていないと指摘する学者までがいるではないか。

華為問題:
この点では「国家の安全保障の為」と言われたトランプ大統領の決断は支持したい。5Gという時代にもなれば中国に先行されては絶対にならないと思うからだ。それにしても中国とは恐ろしい国で、大企業のオウナー兼経営者の一族ともなると、7通ものパスポートを所有できるのだから。私には夢想だにできないことだった。その経営者を「イランに対する制裁違反」の廉でカナダに逮捕を依頼(したのだろう)トランプ方式も凄いと思う。

それに対して中国は目下の対アメリカの貿易というか冷戦も休戦状態にあるのもものかは、アメリカよりは弱そうなカナダの外交官等を直ちに拘束する手段に訴えたのは「中国は何処まで行っても中国だ」と呆れるしかなかった。中国の凄いというか強腰というのか「常に自分たちが上位であるかの如きものの言い方で相手国を真っ向から批判して改心というか改善措置を迫る」偉そうなところだ。しかもそれを言うのは常に報道官で、習近平の意見など表面に出た事がない。

私は我が国も遅まきながら、華為排斥に出てきたのは将に“better late than never”で当然であって良かったとは思う。私にはこの一件を見ても中国が世界中、特に嘗てLDCと言われた諸国に魔の手を積極的に伸ばしている有様をあらためて認識させられた。「日中友好」などは寝言ででも言っていれば良いことのような気がしてならない。

日韓議連:
報道によれば、その弱腰には私を落胆させるに十分だった。折角文在寅大統領以下を屈服させる絶好の機会だったにも拘わらず腰砕けで、かえって文在寅大統領の出鱈目な主張を聞かされただけのように思える。論外である。「こんな事でどうする気か、額賀君」と言ってやりたい。今、本気で具体的な手を打たねば無法者の彼らは本格的に新日鉄や三菱重工の資産差し押さえの暴挙に出てくると、私は真剣に危惧している。安倍総理は軽減税率の心配などなさっている時期ではないと思う。

私はこれまでの主張通りに閣僚級が青瓦台に乗り込んで膝詰め談判で改心させると共に、アメリカの有力地方紙等でも何でも「韓国が如何に邪で間違いを犯しているか」を正々堂々と全面広告でもぶち上げて、更に機会があればUNででも韓国のインチキ振りを発表すべきだと思っている。ここまで無策でいられると、私は政府は弱気なのではなく、単に為す術を知らないのかとすら疑ってしまいたくなる。事は「やられれば、やり返すだけ」ではないのか。



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