新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

17年2月の新宿区の人口

2017-03-05 10:46:06 | コラム
2ヶ月減少が続いたが2月には増加に転じた:

16年12月と今年の1月で795人も減少した新宿区の人口は、2月には363人の増加で少し取り戻していた。その795人の減少の中で外国人が471人と61.5%を占めていたが、2月の増加分でも外国人が230人と率にして63.3%の増加だった。全体の人口は338,851人で0.1%と非常に小幅の増加だった。

最近は大久保通りを通る機会が増えたが、そこに見える現象は“Koreatown”の形態が変わったというか、若い女性が群がる韓国製化粧品を売る店とサムギョプサル等を中心とした韓国料理店で賑わう街と化したことだった。しかし、その賑わいもJR山手線の新大久保駅までで、そこから北というか総武線大久保駅と小滝橋通りの方向には、言うなればアジア人とイスラム教徒の坩堝のような街になっていて、全く印象が変わってくるのだ。

363人増えた人口をあらためて分析すれば、日本人は133人増加して297,386人となって全体の87.8%、外国人は342人の増加で41,465人となって全体の12.2%とほぼ前月並みだった。この外国人の比率を見て思うことは、大久保通りを賑わしているガラガラ族は観光旅行等の短期滞在者であって新宿区に住み付く者が増えたのではないらしいということ。だが、業務スーパーの河内屋に入って何時も不思議だと感じることがある。それは「何故アジア系の者たちはあれほど多くの食料品を買っていくのか」なのだ。即ち、あの買い物が本当に業務用の仕入れなのか、不正滞在者の毎日の食料の買いだめなのかと言うことだ。

なお、毎回掲載している外国人の比率は12.23%と1月の12.182%を僅かに超えていたが、16年の12月の12.257%には及ばなかった。16年の11月の12.292%との対比でも低くなっていた。10月は11.98%、9月は11.8%、8月の11.9%、7月は11.8%、6月は11.8%、5月が11.9%、4月が11.5%、3月が11.6%、2月が11.6%と1月が11.5%だった。

私はここ百人町/大久保界隈にあれほど中国人を中心にしたアジアとイスラム教圏の外国人が増加し続けることが歓迎すべきことだとは思えない。彼らがこの街に来る目的など知る由もないが、彼らが新宿区の財政を豊かにするような散在をするとも到底思えないし、日本語学校で日本語を学ぶ為だけとも思えない。幸か不幸か彼らが警察の出動するような刑事事件を起こしたと聞いたことがない。

近頃はその連中は病院や医院等に数多く現れているのが目立つ。彼らは皆国民健康保険証を持参してチャンと日本語で対応する。問診票に事も無げに書き込んでいるのなどは恐るべき事だと思う。恥ずかしながら、私はアメリカで交通事故の被害者となった時には、恥を忍んで言えば、私の英語力でも“anamnesis”が「既往症」とは知らず、全く手が出なかったのに。彼らが我が国の優れた医療を頼りにわざわざ危険を冒してやって来るとも思えない。この街に何の魅力があるのだろうか。

参考資料:新宿区広報「しんじゅく」平成29年3・5



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