新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

8月6日 その2 2021年7月の新宿区の人口

2021-08-06 11:01:31 | コラム
21年7月の新宿区の人口は対前月比△16人の減少で343,665人だった:

新宿区の7月の人口は6月に続いて16人の減少で343,665人となった。また、昨年7月の346,643人との対比では、約0.9%の減少だった。外国人も△242人で35,233人となり、新宿区の全人口に占める比率も6月に続いて僅かに減少して10.2%となっていた。因みに、昨年の6月には全体の10.7%だったので、続落傾向は止まっていない。だが、大久保通りに出て見た感じでは、相変わらず外国人が圧倒的に多数派だ。統計上は減少した外国人たちは本当に消えたのだろうか。

日本人は7月には226人の増加で308,412人となっていた。だが、私にはこの百人町/大久保界隈のアジア化とイスラム化は進み続けているとしか思えないのだ。先月も採り上げた「ベトナムフォー」というイスラム横町の一角にあるベトナム料理店は、道路に設置したスタンドではドリアンの他にマンゴーその他の野菜や果物をベトナム語の品名と価格表示で売るようになり、ベトナム人が群がっている。言うなれば、ややイスラム色が薄れてきたのだ。

マスク等の投げ売りとしか思えない状況も続いている。だが、誰かが買っているのを見たことがない。大久保通りにある小さなホテルの入り口の前で机を出して¥500もの高値で売っていた者も、何時も間にか撤退していた。これが彼らハラルフード店が在庫を持て余しての投げ売りによるものか、あるいは中国から買い入れ価格が安い商品なのかは分からない。だが、昨年の今頃は¥1,000だった事を思えば、供給過剰の事態にはなったらしい。「ワクチンもこうなってくれれば良いのだが」などと言ったら叱られるか。

COVID-19感染者の数に目を転じてみよう。東京都では昨日5,042人を記録した。新宿区は4日の時点で新規の感染者が201人で通算12,145人となった。これは7月の人口に占める比率では3.5%となる。1年前の6月には感染者は859名だったのだから、1年と1ヶ月で14倍にも達していたのだった。大久保通りに出て何時も感じることは、彼ら外国人たちにがワクチン接種の機会がある訳がないだろうと、何とも言えない薄気味悪さを感じるのだ。

参考資料:新宿区「広報」21年8月5日号



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