新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

10月9日 その2 日本学術会議の問題

2020-10-09 13:21:07 | コラム
国会で茶番劇かと思うに至った:

テレビの切り取り報道では、何故か立憲民主党の杉尾(TBS出身)が居丈高に「裏でコソコソコソと法律をいじったりして」と怒鳴り上げて問題を法律の書き換えに仕向けるようになっていた。尤も、共産党は依然として任命しない理由を言えと迫って「人事上のことを言うのを差し控える」と期待?通りの答弁を得ていた。要するに、週刊新潮が櫻井よしこさんの記事を載せてしまったので、今更「理由を言え」で責めるのは得策ではないというか、大衆受けしないと知って、作戦を切り替えたのかとも思わせられた。

だが、よく考えるまでもないことで、自民党側は勿論、内閣府も拒否の理由は百も承知だし、野党の連中にしたところでマスコミ出身者が杉尾を始めとして何人もいるのだから、日本学術会議の実態を知らないはずがないのだと思う。それでも彼等は、反自民党内閣である以上、如何なる些細なことでも取り上げて、テレビカメラが入っている前で、カタカナ語で言う「パフォーマンス」がしたいだけだと思って聞いている。責め立てられている側にしても「彼等は本当の事を言われたら困るだけなので、作戦を変えたのだろう」と見て、悠々としているのかのように見える。

もしそうならば冗談ではないと思う。菅内閣の目指す行革と省庁の整理統合の対象に日本学術会議がなっていると承知しながら、正義の味方のように振る舞う野党と左側通行のマスメデイアが援護射撃しているとは、私はとんだ茶番だと思わすにはいられない。彼等野党とマスコミ連合は何も櫻井よしこさんのコラムを読むまでもなく何もかも知っていると思うべきだし、あれが出てしまった以上、内閣府と菅内閣を責め立てる手法を変えただけではないのか。何れにせよ国費と時間の無駄遣いの茶番劇だ。



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