新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

「人が多いので驚いた」

2017-02-04 07:03:09 | コラム
新大久保駅前のバス停にて:

私は何故か小母さん(小母様ではない、念のため)に話しかけられることが歳を追うごとに増えてきた。余程、人畜無害の人柄に見えるのかとすら疑っている。昨3日の午後にもまた話しかけられた。先ずは「何でこんなに沢山の人が出ているの。それも外国人ばっかり」と驚嘆されることから始まった。滅多にこの界隈には来られないそうで、大久保通りを闊歩する大勢のアジア系その他に圧倒されたのだそうだ。

伺えば、国際医療研究センター病院に入院された弟さんのお見舞いの行かれるところだそうで、その昔の都会の中の田舎風だった新大久保を思って来られたので、驚く他なかったと言われた。当方からは「それも当然で最早韓国人が激減し、中国人とイスラム教圏の諸国から流入してきた者たちの街と化し、直ぐそこの所謂イスラム横丁でも覗かれれば、驚きの度合いが倍増するだろう」と解説して差し上げた。特に昨日は何故かこの私でさえ異常だと感じたほどの人出だったのだから、新規参入者が圧倒されたのも不思議ではなかった。

それだけに止まらず、私はこの機会にとばかりに、前日に東京山手メデイカルセンターの産婦人科で見かけた多くの外国人の妊産婦の数の一件をも語って、彼ら異邦人が新宿区の30万円給付を狙っているのではないかとも語ってみた。すると、彼女の反応は「日本は外国人に甘過ぎるのよね―」だったのだので、大いに我が意を得たりだった。

アメリカではトランプ大統領が合法・非合法を問わずに移民の流入を回避する政策というか、大統領令に署名されたし、移民問題を明確にされた。アメリカという国のこれまでの在り方を考える時に、決して単純に非難されるべきことではないとは思っている。その時期にあって、我が国では一部の労働力というか人手の不足を補うべく外国人労働者の導入が真剣に検討されている。私は単純にこの政策というか安倍内閣の方針は支持出来ないと考えている。と言うか、私の年来の持論では「無制限(無規制)に近い外国人の流入は避けるべし」なのである。

そこには、ここ百人町/大久保界隈の歓迎すべきではない「負の国際化」現象もあるし、異文化と異教徒の導入が短期的には兎も角、長期的には好ましからざる結果を招くことはアメリカの例を引くまでもなく明らかだし、この界隈の猥雑さを日本全国にもたらしかねない事態を誰が歓迎するかということだ。ましてや、工作員を混入させそうな外国の存在を考えれば尚更のことだ。小母さんと政治談義を継続する前にバスが来てしまったのは残念だった。


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