新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

舛添都知事について

2016-06-03 07:26:19 | コラム
しつこいようだが:

念を押すようだが、私は舛添都知事は当面のところは逃げ切れると読み切っているので、敢えて第三者と称する弁護士に依頼して精査して貰っても致命的な結果が出ないとの確信があるのだと見ている。即ち、彼ほどの頭脳と狡猾さがあれば、自分に不利な結果が出るような第三者による調査に踏み切る訳がないと思うのだ。以前にも指摘したように「公私混同」と指摘される分だけを返金して済ませるとの作戦である。

しかも、なお深読みすれば、彼はそこまでは局面を糊塗出来ても、そこから先即ち、リオデジャネイロでオリンピックの旗を受け取るところまでで命脈は尽きると読んでいると疑っている。辞めずに済む作戦が立っているということ。マスコミ報道では380万円のボーナス支給も決定したとなっている。イヤな言い方だが、それで返金分の原資になってしまうのではないかと疑う。

そこには、マスコミが言う後継都知事の任期切れが2020年の東京オリンピック開催の時期と重なることまでも計算に入っているのだろう。しかも、この期に及んでも都議会の与党は百条委員会には及び腰で共産党だけが積極的である事も承知しているので、高を括っているようにさえ見えるのだ。何れにせよ、我々都民は決して愉快ではない「舛添劇場」を当分の間鑑賞させられ続けるのだと覚悟している。私は考え過ぎだろうか?


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