新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

10月23日 その2 中国に擦り寄るUK

2015-10-23 08:08:28 | コラム
UKの政策が解らない:

私には政治的と経済的なUK政府の判断の根拠も基準も解らないが、何を好き好んで経済が破綻への道を歩んでいると多くの有識者や評論家が危うしとする中国にあれほど接近していくのかと思う。UKは既にAIIBにも真っ先に参加して見せた。一方、UKの友好国であったはずのアメリカではあのオバマ大統領ですら国賓で歓迎したはずの習近平をあの扱いで待遇したにも拘わらずだ。

もしかしてUKは得意の007を操るような諜報機関から、誰もその実態を知らないと思われているにも拘わらず、「中国危うからず」との確たる情報を入手して、アメリカとそれ以外の資本主義国を尻目に、北アジアの世界第2位の経済大国と手を結ぶのは今をおいてないとの判断を下したのだろうか。地図の上ではUKは南沙諸島とも尖閣諸島とも遙かに離れているので、中国のこの地区での我が物顔の暴走などは無関係だとでも言うのだろうか。

それとも中国と手を結んでアメリカとその同盟国やTPPの加盟国対UK・中国連合でも結成して、改めて世界で覇権を握ろうとでも言うのだろうか。まさか!私はそれもこれもアメリカのオバマ政権誕生以後の弱体化に中国に付け込まれた上に、現在展開されているあの次期大統領候補選びに見せつつある民主党と共和党の醜態とまでは言わないが情けない有様では「アメリカ何するものぞ」と甘く見られても仕方がない気がするのが残念だ。


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