新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

1月1日 その2 大晦日に

2016-01-01 09:30:22 | コラム
2015年の掉尾を飾る大不調の一日だった:

2014年の12月30日には不運な食中毒に起因する脱水症状で血栓が生じて緊急入院となり、カテーテル処置でstentを入れる結果になった。昨年はその30日を無事に乗り越えたかと思えば、大晦日は早朝の血圧がやや高めで一寸不安になってしまった。その不安は朝食後にあの忌まわしい半年間の下痢を想起させる症状が出る形で具体的になってしまった。「また、あれか?」と思ってしまった瞬間の「衝撃」(カタカナ語では「ショック」という)は並大抵のものではなかった。「悪夢の再来か」と恐れた。

そこで、昼食は「おじや」を少々で後は水分の補給を怠らないようにした。言うまでもないことで「脱水症状」を起こさないための処置だ。しかし、下痢は止まらず、かくなる上は全部出切ってしまうまで、薬の類には手を出さず、なるようになれと割り切ることにした。それは今回は一過性と勝手に判断して、自分を動揺させない方がよかろうと考えたからだ。夕食は摂らずに少し早めにしてもらった「年越しそば」を20時過ぎに食べるまで水分の補給だけでぼんやりと過ごした。

その間はベッドに寝転がって高校野球のテレビ中継を時々見るだけで、声と音だけを聞いて過ごした。たまに様子を見に来た家内がそのテレビを一寸見て「高校生のサッカーは下手だね」と一言。満更当たっていないこともないのが遺憾だ。それはど、どこの学校でも基本技が固まっていないのが問題ではないかと思うからだ。特に後ろから来たパスなどのとラッピングが拙劣で、球をコントロールして足元に置き直ちに前を向けない者が圧倒的に多かったのは代表選手たちと同じ問題である。現在の高校生は体格にもそれなりに優れ、キック力の正確さもあれば距離も出る。だが、何故かとラッピングとストッピングが不正確である。それにシュートに持っていく思い切りが不足している。

もう一つサッカーには気掛かりな点がある。熱烈なるラグビー嫌い?としては、一寸見ただけの高校の大会で「何故高校の段階でラグビーにはあれほど体格が良い(身体能力が高い?)子供が集まっているのだろうか。サッカーには何故ラグビーほどの身体能力が高く見える子供が集まらないのか」との疑問が生じた。なお「ラグビー嫌い」とは言ったが、本当に好みではないのではなく、マスコミがW杯以降あれほど五郎丸君を筆頭にあれほどラグビーをチヤホヤするのが気に入らない単なる「嫉妬」であるとは既に述べた。サッカーをやっている高校生はもしかして筋力トレーニングで何か身体能力を高める訓練が不足しているのかと疑いたくなってしまう。

夜は早く寝てしまうと翌朝早く目が覚めることを嫌って、TBS、フジテレビ、テレ東のスポーツ中継を見るともなく眺めて過ごした。因みに、渡部亮次郎氏に指摘されたように私は流行歌嫌いであり、あの下らなさに閉口してNHKの「紅白歌合戦」とやらは恐らく60年以上は見ていないのだ。序に言えば、朝の連ドラも大河ドラマも一切見ない。ボクシング等は特にどこが面白いという訳ででもなかったが、高山を除いて日本のチャンピオンがすべて勝ったのは良いことではあったし、お陰で22時半まで起きていることだ出来た。

安倍総理も、官房長官も、外務大臣もこれから先にあの韓国政府の挺対協を制御しかねている事態をどう思われ、どのように対処していかれるかはかなりな案件になりかねないと見えるのは遺憾である。私は欧米の諸国を我が国の理解者に仕立て上げていく努力は欠くべからざるものであり、アメリカが韓国に圧力をかけていくことに依存していれば良い事態だとは到底考えられない。習近平も抑えておくべき相手だと思う。夢にも韓国の信義などは信じておられないだろうとはご信頼申し上げているが、我が国以外の国では「聞いていないことを察してくれる」ような親切な思考体系ではないのだから、「ここまで言えば韓国を刺激するかも」などと言う配慮は無しにして対外広報活動をすべきだと進言したい気持ちだ。こんなことを考えている間にどうやら寝てしまったようだった。


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