新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

買い溜めが始まったほどの大雪

2014-02-17 12:27:27 | コラム
大雪の影響が出た:

16日の22時頃に、当アパートの道路の反対側にあるイオン系の小型食品スーパー「まいばすけっと」に入ったところ、パン等の食品の棚には食パンが全くない状態で、数人が色々と買い溜めをしているところに出会った。敢えて「買い溜め」という古い表現を使ったが、当世風に言えば「まとめ買い」かも知れない。

報道では大雪の結果で依然として道路状況が改善されず荷動きが遅れているとなっている以上、こういう動きをする高齢の消費者が出てくるのは当然かも知れないと妙に納得した。

17日朝には9時過ぎのバスに乗るべく新大久保駅前のバス停に立てば、2人の女性が「これほどJRが遅れていてはバスを利用するしかない」と語り合っていた。10時前に出先から戻って新大久保駅の近くの「まいばすけっと」に立ち寄ってみると、そこには商品が潤沢に在庫されていた様子なので、大雪の影響何ほどのことやあると思って帰宅した。

実は、この帰りのバスの中で知らない番号から携帯電話にかかってきたので恐る恐る出てみれば、15日に配達される予定だったテレビが出荷不能で17日の15時で妥協していたものが、本日も道路事情が悪く16~18時に遅らせて頂ければというお願いだった。局番が川越辺りだったので了解するしかないと判断して受け入れた。

先ほど11時近くになって近くの「まいばすけっと」に行くと店の前に配送のトラックが止まっていたので品物があるのかと思えば、相変わらずパン類の棚には特に欠品が多かった。また、レジで当方の前に並んでいた高齢の女性2人は籠から溢れ出ているほど2~3千円は買い溜めている様子で、チェックアウトに大いに時間がかっていた。

思うにあの年齢層のご婦人は第一次オイルショックの頃の品薄状態を経験しておられたので、万一を怖れて買い溜めをされているのだろうと思って見ていた。当方は14、15、16日と出歩く用事が多かったので、積もった雪のために動きにくいことばかりに気を遣ってはいたが、買い溜めをしなければならないほど品薄状態になるとは予測していなかった。

テレビにニュースでは軽井沢の近くにトラック40~50台も道路で夜を明かしたと報じていたが、この手の報道に驚かされて買い溜めに出る人が多くならなければ良いがと思っている。だが、一人暮らしの高齢者などは不安に駆られる可能性は高いとも考えている。今週もまた関東甲信越地区には雪が降るとの予報であるが、道路事情がこれ以上悪化したらどうなるのかと些か心配にはなってきた。


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