新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

5月17日 その3 海外に留学するならば

2020-05-17 13:51:37 | コラム
その国の言葉を教えて貰う先生の選択に注意が必要:

昨日は「英語の汚い言葉」で「沢尻エリカさんがいきなり“swearword”を使ったので、英語を教えて貰う相手の選択を誤っていたのではなかったか」と指摘した。この選択に関連する一寸古くなった昭和初期の挿話を紹介しておこう。

ヨーロッパのある大国に留学された男性は、その国の言葉を非常に流暢に話しておられたそうだ。留学生の間でも評判が高かったそうだ。ところが、その話し方を聞いた現地の知識人が「残念ながら、この方はどうやらある特殊な職業の女性から学ばれたようだ」と批評したのだそうだ。それを聞いた一同は「学ぶ相手の選択を誤ってはならない」と肝に銘じたそうだ。私はその国の言葉はほとんど全くと言って良いほど知らない。英語には恰も女性語はないようだが、馴れてくれば明らかに女性独得の語り方や書き方があると解ってくるものだ。

話は少し本筋から離れるかも知れないが、英語では「生き字引」を“walking dictionary”と言うようだ。上記の件をアメリカの同僚たちに紹介したところ「それは“sleeping dictionary”から学んだということになる」という者がいて、大笑いになったものだった。



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