「ナンバーディスプレイ」にしておいて良かった：
このところ、連日のように「080」で始まる番号からかかってくるようになっている。念のために確認しておくと「そうだと解るのは、固定電話をナンバーディスプレイにしてあるので、かかってきた番号が表示される」のである。この方式では「100本ほど登録してある番号からかかれば、何処からの電話か解るようにその人／会社名も表示されている」のだ。
その疑わしい「080」の番号を検索すれば何処の誰からかは解ることは、ご存じの方は多いと思う。これまでに検索してみた結果では「不動産の売買の勧誘」、「不用品の買い取りの照会」、「投資への勧誘」が殆どである。検索して解ることは当然だが「出てはならない」なのだが、そこには所謂「アポ電が多いので要注意」という警告とも読める解説がある。
「なるほど」と解ったことは「不動産に投資する」とか「高価な不用品がある」とか「儲かりそうな投資に色気を示す」ということは、手元に現金があるとか、高価な貴金属や贅沢品があると読まれるのだろうと言うこと。そこで、彼らが色々な手口で奪い取りに行く標的にするのだろうと解釈した。
例のフィリピンで逮捕された連中の手口が継続されているのか、真似ているような輩が未だに方々にいるかのようなのだ。非常に危険であり尚且つ困った時代になったものだと痛感させられている。さらに言えるのは「我が方如きを標的にするようなリストを、あのような複数（なのだろう）集団が持っている」ということなのである。
当家では30年ほど前だったか、様々な売り込みや勧誘の電話が頻繁にかかってくるようになり、拒否すると「今からダンプカーをお前の家にぶち込むぞ」のようなせて台詞を吐かれるので、非現実的だとは読めても放置しておけない危険な事態だと思った。
そこで先ずNTTに相談してみると「ナンバーディスプレイ方式」を薦められた。「なるほど、そういう手段があるのか」と直ちに固定電話の固定電話器を買い換えたのだった。この方式は上記のように防御策としては非常に有効だと思う。
このような危険な電話に対する最上の策は「出ないこと、取らないこと」だと認識しているし「固定電話を廃止すること」もあると承知はしているが、現時点でそこまで踏み切れていない。知らない番号からの電話には出なけりゃ良いのだから。