新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

COVID-19に罹ったら

2020-02-20 13:54:11 | コラム
絶望的だなと思った:

テレビでは「もし罹ったと思ったら、各行政区画毎にある保健センターだったかに電話して指示を仰げ。勝手にクリニックなり病院には行くな」と報じていたが、無理なことを言うものだ程度にしか受け止めていなかった。だが、その電話番号が 0120-565653 と言うのだけな何となく記憶した。

そこに、今朝の新聞に「罹ったと思ったらどうすべきか」が全面広告で詳細に出ていた。早速切り取って保存した。だが、あらためて愕然となったのは「持病がある高齢者は2日間37.5度の熱が続いたら、その電話番号に電話せよ」という点だった。当方は自慢じゃないがBNPが300という言わば慢性心不全である。この指示に従って2日間待っていろと言われたのは酷すぎると思う。これは無理だ。私はそもそも発熱に弱い体質で、37.5度に2日も耐えていられないという自信がある。しかも、この電話番号は2時間待ちだと言うではないか。

そこで、やっと解ったことがあった。それは既に述べたことで「私の予知能力というのか閃きでは、私が2020東京オリンピックをテレビででも観戦している絵が見えてこないで、そこがポッカリと空白になっているのだ。不思議だ」と思っていた。その疑問が解消された。それは「その頃には私は新型コロナウイルスによる肺炎に倒れていて、オリンピック観戦どころではなく、何処か僻地の病院で隔離病棟にでも入れられている」ということらしいのだ。いや、それで済めば結構で、最悪の事態すらあるのかと妙に納得してしまった。

本日は、買わずには済まされない買い物があって、大久保通りに出掛けた。行かなきゃ良いじゃないかと言わないで欲しい。この街ではここに行く以外思うような物は買えないのだ。通りには相変わらず外国人ばかりで、矢張りガラガラを引っ張って移動している連中がいる。聞こえてくる言葉には心なしか北京語が多いのも不安にさせてくれる。多くの専門医の方が「マスクはウイルスの防御には無意味。感染した人が撒き散らさない為にするもの」と指摘されるが、何が何でも着用せねばと思って着用した。しかも、相変わらず何処にも売っていない。

「頂門の一針」に北野幸伯氏が「政府は中国全土からの入国」と「中国全土への渡航禁止」とすべきだったとしておられたが、全面的に賛成だ。あのダイアモンド・プリンセス号の取り扱いは「政府は下手を打った」と批判したが、多くの専門の医師の方も誤りだったと言っておられる。その入国を禁じなかった手抜かりの為に、この界隈に中国人が多いとしたら、その為に感染させられても
何とかセンターの 0120-565653に電話せよという以外の手はないのだろうか。

本当に恐ろしい政府の無策というか、愚かな対応ではないか。明日にでも、かかり付けのクリックの先生に改めて伺ってみよう。熱に弱い私が万一の場合に解熱剤を服用するのは駄目かと。熱で身動きできなくなって、電話での指示を2時間も待っていられない自信はあるのだ。