新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

17年11月の新宿区の人口

2017-12-05 16:15:18 | コラム
対前月比+892人で+0.26%の増加だった:

11月は体調の不備もあってほとんど出歩かなかったので、我が百人町/大久保界隈の動静には疎かったというのが正直なところだ。ではあっても、2~3度は新大久保駅の近くまでには出てみたので、街は相変わらず中国人とイスラム教徒で賑わっていたのは承知していた。

そこでふと気付いたことがあった。それは、嘗て間口の狭い印鑑屋だった跡が一旦飲み屋になって結局は潰れ、そこにバングラデシュ人が開いた八百屋が意外に繁盛していたことだった。この店は何故か値段も競争力があるのだ。彼らに如何なる資金源があり、仕入れ先を確保したかなどは知る由もないが、私には何となく、彼ら外国人たちはやりたい放題ではないのかと思わせてくれるのだ。とは言いつつも、我が家から近いことでもあり、近頃は重宝している。

かかる事例を見るにつけても、私は安倍内閣の観光客誘致政策には疑問を感じざるを得ないのだ。単純素朴な疑問は彼らが本当に観光だけの目的で来ているのかという点だ。彼ら異邦人たちがどれほど我が国の法的な規制を心得て商売をしているかなどと考えてしまう。また、彼らが消費税を負担せねばならないと承知しているのかも疑いたくもなるし、負担の必要がない少額の取引しかしていないのかとも感じる。第一に、彼らが如何なるヴィザで滞在しているかだって疑問ではないか。

新宿区の11月の人口は前月よりも892人の増加で342,723人と対前月比で0.26%の微増だった。外国人は764人の増加で43,066人と+1.8%だった。と言うことは、区全体で892人増加したうちの86%ほどを外国人が占めていたことになる。彼ら外国人が全体に占める率は12.57%であり、10月の12.37%と9月の12.27%との対比で僅かに増えていたのだった。因みに、8月は12.46%、7月は12.3%だった。日本人は128人増加して299,657人となり、全体の87.43%だった。

参考資料:新宿区広報しんじゅく 平成29年12・5