ポンポンダリアの独り言

毎日、何気なく生活する中で感じた事を気の向くまま、思うがままに投稿して見ようと思いました。

成田山節分会

2010年02月04日 | Weblog
2月3日節分。いつもTVで見る節分会ですが今年は初めて成田山新勝寺の節分会を見たくて出かけて見ました。野田線にて柏→我孫子→成田へと約1時間掛かりました。
成田山界隈はみやげ物や、飲食店と所狭しとひしめき合っていてそれぞれに大声でお客を寄せ集めていました。
お目当ての豆まきの時間はAM11:00、PM1:30 と PM4:00の3回です。
有名人が出る豆まきは前の2回だそうで、もう11時には間に合わず2回目を狙います。それまでに昼食を済ませようと考え、さてどこのお店に入ろうか?と悩みましたが、人が集まっている店を選びました。順番待ちですが記入するカードに名前をいれて呼ばれるのを待ちました。

この店は鰻のお店で“駿河屋”古風な名前でいかにも老舗らしく看板も黒光りをしていて重みが有りました。待っている間は暇なので同じく待っている人に声をかけて世間話をして待ちました。約20分ぐらいで呼ばれ席に着き“うな重”(1890円)を頼みました。
ふと隣を見るとうな丼を食べている人達がいました。早速メニューに載っていないのですがその丼はどこに書いてあるのか?ときいてみると、限定定食“うな丼”とチョークで書いてある看板があるとの事。しまった、見落としてしまったようで、直ぐ係りの人に変えてもらえるか?と聞くともう注文されたものが出来ている・・・という事で変更は残念ながら没。
うな丼は(1600円)でお吸い物なしなのでした。一寸の事なのですが主婦としては少しでも安い方が良いと思うので内心、しまったと後悔をしてしまいましたがたまにはいいか~?と開き直りうな重の重箱は米粒一つも残さず食べました。


そんなこんなしているうちに豆まきの時間となり、どこの場所を選べば良いのか迷いましたが、報道陣が陣取っている場所なら間違いないかと思い、その場所で始まるのを待ちました。脚立が2台あって銀行の名前が張られていましたが誰かが来るまで使わせていただく事にしてちゃっかりと踏み台にして高い場所をゲットしました。
豆まきは年男がすると決まっている様です。今年は横綱「朝青龍」関脇「把瑠都」前頭「稀勢の里」十両「山本山」NHK大河ドラマ「龍馬伝」出演者「香川照之」「宮迫博之」「奥貫薫」「近藤正臣」「倍賞三津子」といった面々が特別参加とポスターに書かれていました。
残念ながら「朝青龍」は欠席でした。

特別参加者が用意された高台に進み新勝寺の神殿へと入ってゆき、僧侶の読経が延々始まり、式典がとり行われました。続々と人が集まってきて脚立の周りもぎっしり埋め尽くされました。1台の脚立は銀行の人が現れてしまいました。一応使わせていただいているとお願いをしておきました。係りの人が来たら遠慮してくれとの事で、それまでは使わせてもらえる事になりました。ラッキー!

どれくらい待ったのでしょうか・・・座りたい気持ちでしたが踏ん張っていました。塔を囲ってある鉄策があって一寸腰掛けると、直ぐ警察の人が、そこで座らないでくれと注意を受けました。なんで?と聞きたかったのですがきっと危ないからなのでしょう。余計な事を言うとそこから離れなさい!と言われそうで素直に腰を上げておきました。

さ~読経も終わり、大きな枡を持った歳男たちがお立ち台に進んできました。ところが把瑠都、稀勢の里は遙遠い所に立ってしまい、いくら望遠のカメラであっても手持ちで、脚立の上では良い写真は望めそうにありません。でも狙いはつけますがどの様に写るのでしょうか?警察の人達は豆まきが始まる頃になると真剣なまなざしで人々の間に立っていました。
豆は拾ってはいけないようでした。事故につながるようです。落ちてきた豆をキャッチするなら良いようです。人々は上に手をかざしています。中には紙袋や帽子を広げて差し出しています。その様な行動もやめるようにとアナウンスされていましたが効果なし。

やがて豆はいっせいに撒かれ始めました。途中一度危険性があったのでしょうか中止の声。再び5分程撒かれて終わりました。脚立の人はとうとう来なくて最後まで使わせていただきました。有難うございました。

3時ごろに節分会は終わり、成田山を散策しました。とても広く初めての所なのでゆっくりと時間をかけて巡ってみました。昨日降った雪がまだ陰の所には残っていました。
朝青龍が欠場したので人は例年より少なかったという声が聞こえてきました。結構多かったように思いましたが、身動きが出来ないほど集まるのだそうです。朝青龍はやはり人気が有るのですねぇ~!新聞沙汰になる事が多いようですがそれなりのファンはいるのですね。

夕方のニュースで「朝青龍、引退」の声が聞こえてきました。自ら引退を表明したと伝えていました。蛇足ながら、日本の国技である相撲はやはり生粋の日本人が横綱になるのが良いように私はおもいました。相撲界も長い間の古い因習を破って新しい風を吹かすのも良いのかな?とふと思いました。