ユニーク古典現代訳(大阪弁万葉集改題)

日本の古典を訳します。そのままストンと腑に落ちる訳。なんだ、こうだったのかと分かる訳。これなら分かる納得訳。どうぞどうぞ

訳してみよう万葉集(71)葛飾の

2012年07月16日 | 訳してみよう万葉集
■訳してみよう万葉集■<その71>

●題材歌
葛飾かづしかの 真間まま入江いりえに うちなびく 玉藻刈りけむ 手児名てこなし思ほゆ
                         ―山部赤人やまべのあかひと―(巻三・四三三)



●現代訳

① ―

② ― 

③葛飾の真間の入江の波になびく美しい藻を刈ったという、美しい手児名の姿が偲ばれることだ。

④葛飾の真間の入江になびいている美しい藻を刈ったろう手児名のことが思われる。

⑤昔、この葛飾の真間の入江で、波に靡く美しい藻を刈ったという手児名のことが、はるかに偲ばれる。

⑥ ―

⑦ ―

①斎藤茂吉<万葉秀歌>
②森岡美子<萬葉集物語>
③山本健吉<万葉秀歌鑑賞>
④中西 進<万葉集・全訳注原文付>
⑤伊藤 博<万葉集・現代語訳付き>
⑥日めくり万葉集
⑦植田祐子<超訳万葉集>

これらを踏まえて 私はこう訳しました。

《葛飾の 真間の入江で 藻ぉ刈った 手児名てこなのことが 偲ばれるがな》

さあ あなたの訳は 如何ですか?

さて <その70><その71>を「万葉歌みじかものがたり」にすると・・・

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