ユニーク古典現代訳(大阪弁万葉集改題)

日本の古典を訳します。そのままストンと腑に落ちる訳。なんだ、こうだったのかと分かる訳。これなら分かる納得訳。どうぞどうぞ

訳してみよう万葉集(67)生ける者

2012年07月02日 | 訳してみよう万葉集
■訳してみよう万葉集■<その67>

●題材歌

けるひと つひにも死ぬる ものにあれば この世なるは 楽しくをあら

                           ―大伴旅人おおとものたびと―(巻三・三四九)


●現代訳

① ―

② ― 

③生者必滅と言う通り、人間いつかは死ぬのだから、この世にある間だけなりと、面白おかしく暮らそうよ。

④生きている者は結局は死ぬことわりなのだから、この世にいる間は楽しくこそ生きていたい。

⑤生ある者はいずれ死ぬものであるから、せめてこの世にいる聞は酒を飲んで楽しくありたいものだ。

⑥ ―

⑦ ―

①斎藤茂吉<万葉秀歌>
②森岡美子<萬葉集物語>
③山本健吉<万葉秀歌鑑賞>
④中西 進<万葉集・全訳注原文付>
⑤伊藤 博<万葉集・現代語訳付き>
⑥日めくり万葉集
⑦植田祐子<超訳万葉集>

これらを踏まえて 私はこう訳しました。

《人何時いつか 死ぬと決まった もんやから 生きてるうちは 楽しゅう過ごそ》

さあ あなたの訳は 如何ですか?