(2008年9月3日発行)
「九呂古志家の崩壊」
縄文時代以来数千年続く家系といわれている九呂古志家の謎に挑む宗像教授。
今回もステキです♪
何故かハゲの大男が好きな私です。(笑)
匂いが気になって料理がまずい・・・なんて言いながら、もぐもぐといっぱい食べている姿なんて惚れ惚れしてしまいます。・・・おっさんが食べている姿のどこがいいんだ?って言われそうだけど、宗像教授だから何をしてもいいんです。(笑)
この「九呂古志家の崩壊」のイメージは横溝正史的な世界っていう感じでしょうか?
建て増し、改築を繰り返したのか階段ばかりの不思議な構造の家。
どこからか聞こえてくる謎の雄たけび。
縄文時代から黒入道に生贄を捧げていたという九呂古志家。
過去の忌まわしい出来事が明らかになって・・・。
これは実写版の映画にすれば、かなり面白いものが出来そうな感じの作品です。
「失われた島」
別府湾の沖に海に沈んでしまったという伝説の島「瓜生島」。
その瓜生島の沈む以前の話と現在の話を交互に描きつつ話を進めるという手法。
過去ではセリフが一切ないけれども、何が起こったか手に取るようにわかる。
読者は島の過去を見ながら同時に今、その島を探索している教授たちの言動を見ている。
内容に非常に厚みがあり、たった96ページの作品だけどその何倍もの長さの作品を読んだような読後感。
こういうテクニックは流石というしかないですね。
「九呂古志家の崩壊」
縄文時代以来数千年続く家系といわれている九呂古志家の謎に挑む宗像教授。
今回もステキです♪
何故かハゲの大男が好きな私です。(笑)
匂いが気になって料理がまずい・・・なんて言いながら、もぐもぐといっぱい食べている姿なんて惚れ惚れしてしまいます。・・・おっさんが食べている姿のどこがいいんだ?って言われそうだけど、宗像教授だから何をしてもいいんです。(笑)
この「九呂古志家の崩壊」のイメージは横溝正史的な世界っていう感じでしょうか?
建て増し、改築を繰り返したのか階段ばかりの不思議な構造の家。
どこからか聞こえてくる謎の雄たけび。
縄文時代から黒入道に生贄を捧げていたという九呂古志家。
過去の忌まわしい出来事が明らかになって・・・。
これは実写版の映画にすれば、かなり面白いものが出来そうな感じの作品です。
「失われた島」
別府湾の沖に海に沈んでしまったという伝説の島「瓜生島」。
その瓜生島の沈む以前の話と現在の話を交互に描きつつ話を進めるという手法。
過去ではセリフが一切ないけれども、何が起こったか手に取るようにわかる。
読者は島の過去を見ながら同時に今、その島を探索している教授たちの言動を見ている。
内容に非常に厚みがあり、たった96ページの作品だけどその何倍もの長さの作品を読んだような読後感。
こういうテクニックは流石というしかないですね。